人材育成ロードマップとは?作成手順や運用時の注意点を徹底解説

人材育成ロードマップとは?作成手順や運用時の注意点を徹底解説

「ロードマップを作って計画的に人材育成を進めたい」
「ロードマップの作り方や運用のポイントを知りたい」

このような悩みを抱える方もいるでしょう。

人材育成ロードマップとは、中長期の育成の道筋を示した計画表です。誰を、いつまでに、どう育てるかを可視化することで、場当たり的な育成から脱却できます。

本記事では、人材育成ロードマップの目的や作成手順、運用時の注意点を解説します。階層別・職種別の作成例や参考資料も紹介するので、自社の育成計画づくりの参考にしてみてください。

この記事でわかる内容
人材育成ロードマップとは何か
ロードマップが必要な3つの理由
作成手順【6ステップ】
階層別・職種別の作成ポイント
運用を成功させるポイントと注意点

ロードマップに沿った育成を実らせるには、社員が自ら学び続ける環境も欠かせません。人材育成は研修だけで完結するものではなく、日々の情報収集やインプットを通じて知識や視野を広げ続けることが重要です。

こうした継続的な学びを支えるツールとして、「日経電子版 法人契約」を活用するのも選択肢の一つです。

日経電子版では、経済や業界の最新動向、企業の取り組みといった質の高い情報の記事をいつでも閲覧できます。日常的に情報へ触れ、学ぶ習慣を身につけることで、自律的に成長する人材を育てやすくなります。

日経電子版を活用した人材育成の方法は、以下の資料で詳しく紹介しています。1分ほどでダウンロードできるので、ぜひご覧ください。

1. 人材育成ロードマップとは?中長期の育成計画を示した設計図

人材育成ロードマップとは、求める人材像に向けて育成の道筋を中長期で示した計画表のことです。

「誰を、いつまでに、どのスキルまで育てるか」を可視化できるよう、育成目標や習得すべきスキル、実施する研修などを時系列で整理します。例えば、「3年で顧客を一人で担当し、提案から受注まで主体的に進められる営業担当者を育てる」というゴールから逆算し、必要な研修や経験を時系列に並べていくイメージです。

ロードマップがあると、組織全体で育成の方向性を共有できます。また、育成の進捗や課題も把握しやすくなるため、計画的かつ一貫性のある人材育成を進められます。

人材育成計画表・フローチャートとの違い

人材育成ロードマップは、育成計画表やフローチャートと混同されがちですが、役割が異なります。それぞれの違いは以下のとおりです。

種類 役割
人材育成ロードマップ 求める人材像への道筋を中長期で示す全体設計図
人材育成計画表 個々の研修や年間スケジュールを示す実行計画
フローチャート 育成プロセスや手順を時系列・分岐で可視化した図

ロードマップは3つのなかで最も上位にあり、計画表やフローチャートを束ねる全体設計図という位置づけです。まず全体像をロードマップで描き、そのうえで計画表やフローチャートへ落とし込むと整理しやすくなります。

2. 人材育成ロードマップが必要な3つの理由

ここでは、人材育成ロードマップが必要な3つの理由を紹介します。

人材育成ロードマップが必要な3つの理由
育成の目標やゴールを明確にできる
社員の主体的な学習意欲を高められる
指導者による教育内容のばらつきを防げる

順番に見ていきましょう。

育成の目標やゴールを明確にして育成効果を高めるため

ロードマップで到達目標や習得すべきスキルを明確にすれば、計画的に育成を進められるため、早期戦力化にもつながります。

ロードマップがあれば、育成の進捗を定期的に確認することも可能です。

目標とのギャップを把握しやすくなるため、研修内容や育成方法を見直しながら、一人ひとりの状況に応じた育成を進められます。

社員の主体的な学習意欲を高めるため

将来のキャリアや求められるスキルが可視化されると、「いつまでに何を身につければよいか」を把握できるため、目標を意識しながら主体的に学習を進めやすくなります。

受け身で研修を受講するだけでは、十分な育成効果は期待できません。社員が主体的に学び、実践と振り返りを繰り返すことで、知識やスキルが定着しやすくなります。

指導者に教育内容のばらつきを防ぐため

ロードマップを作成すれば、指導内容や育成基準を標準化できるため、担当者による教え方の違いや指導品質のばらつきを防げます。

担当者ごとに指導内容や育成の優先順位に偏りがあると、社員によって習得する知識やスキルに差が生じてしまいます。その結果、組織全体の人材レベルにも影響を及ぼしかねません。

教育の内容や基準が均一になれば、誰が指導を担当しても一定の品質で育成を進められます。育成の属人化も防げるため、組織全体の人材レベルの底上げにつながります。

3. 人材育成ロードマップの作成手順【6ステップ】

人材育成ロードマップは、順を追って作ることで実効性が高まります。いきなり完成形を目指さず、現状把握から段階的に組み立てるのがポイントです。

ここでは、6つのステップに沿って作成手順を紹介します。

人材育成ロードマップの作成手順【6ステップ】
ステップ1. 現状の課題を把握し目標を設定する
ステップ2. 対象者を明確にする
ステップ3. 必要なスキルと育成方法を整理する
ステップ4. ロードマップを作成する
ステップ5. 現場へ共有して運用を開始する
ステップ6. 効果を検証して継続的に改善する

順番に解説します。

ステップ1. 現状の課題を把握し人材育成の目標を設定する

最初に、現在の組織や社員のスキルを分析し、人材育成における課題を洗い出します。そのうえで、経営戦略や事業目標を踏まえて「どのような人材を育てたいか」を具体的に設定します。

このとき、「研修受講率90%」「資格取得者20名」といった数値目標と、「主体的に提案できる社員を育てる」といった行動目標の両方を設定することがポイントです。目標が明確なほど、育成施策の方向性や成果を評価しやすくなります。

ステップ2. 対象者を明確にする

次に、育成の対象者を明確にします。

育成対象者は、闇雲に選ぶものではありません。自社の経営戦略や事業計画、人材課題を踏まえながら、優先的に育成すべき人材を選定することが重要です。

対象者を適切に選ばないと、育成内容が実務と合わず、期待した成果を得られない可能性があります。

職種や階層、役割ごとに対象者を整理し、それぞれに必要な育成内容を検討しましょう。

ステップ3. 必要なスキルと育成方法を整理する

対象者が定まったら、その人材に必要なスキルと、それを身につけるための育成方法を整理します。

必要なスキルに応じて適切な育成方法を選ぶことで、効率よく育成を進められます。

代表的な育成方法は以下のとおりです。

育成方法 内容
OJT ・実際の業務を通じて必要な知識やスキルを身につける育成手法
・実務経験を積みながら即戦力を育成できる
OFF-JT ・研修やセミナーなど、業務から離れて学ぶ育成手法
・体系的な知識や専門スキルを習得しやすい
自己啓発制度 ・資格取得支援やeラーニングなど、自主的な学習を支援する制度
・社員の主体的な学習意欲を高められる
1on1 ・上司と定期的に面談し、目標や課題を共有する取り組み
・成長に応じたフィードバックを受けられる

一つの育成方法だけに頼るのではなく、目的や育成段階に応じて複数の手法を組み合わせることが大切です。

以下の記事では、人材育成の種類・手法や人材育成を成功させるポイントを解説しています。育成方法を検討する際の参考にしてみてください。

関連記事:人材育成とは?目的や実施するうえで大切なこと、成功事例も解説

ステップ4. ロードマップを作成する

目標・対象者・育成内容がそろったら、これらを時系列で整理してロードマップに落とし込みます。

具体的な作成方法は以下のとおりです。

  1. 育成期間(半年・1年・3年など)を設定する
  2. 時期ごとの育成目標・到達目標を整理する
  3. 実施する研修やOJTなどの育成施策を配置する
  4. スキル評価や面談などの進捗確認のタイミングを設定する
  5. 関係者へ共有し、定期的に内容を見直す

誰が見ても理解しやすいフォーマットにすることが大切です。現場で実際に使われるほど、育成計画は機能します。

ステップ5. 現場へ共有して運用を開始する

ロードマップが完成したら、管理職や指導担当者へ共有します。育成の目的や進め方、評価基準について共通認識を持つことで、一貫した人材育成を実施しやすくなります。

また、ロードマップは育成する社員にも共有してください。目標や育成スケジュールを明確に伝えれば、モチベーション向上や主体的な学習につながり、育成効果も高まりやすくなります。

ステップ6. 効果を検証して継続的に改善する

ロードマップは作って終わりではありません。運用しながら進捗を確認し、1on1や評価と連動させて達成度に応じて見直します。

例えば、予定どおりにスキルが身についていない場合は、研修内容を見直したり、OJTの期間を延長したりするなど、育成方法を改善します。

継続的に改善を繰り返せば、ロードマップの形骸化を防ぎ、自社に合った人材育成の仕組みを構築できます。

4. 人材育成のロードマップ構築に役立つ参考資料

人材育成ロードマップには決まったフォーマットはありません。自社の業種や職種、育成方針に合わせて作成することが大切です。

人材育成ロードマップをゼロから作るのが難しい場合は、公的機関の資料を活用する方法もあります。厚生労働省が公開している「職業能力評価基準」と「キャリアマップ・職業能力評価シート」は、ロードマップ構築に役立つ資料です。

それぞれの特徴を解説するので、自社の人材育成ロードマップを作成する際の参考にしてください。

人材育成のロードマップ構築に役立つ参考資料
厚生労働省「職業能力評価基準」
厚生労働省「キャリアマップ・職業能力評価シート」

厚生労働省「職業能力評価基準」

職業能力評価基準とは、仕事を遂行するために必要な「知識」「技術・技能」に加え、「成果につながる職務行動(職務遂行能力)」を業種別・職種別に整理した公的な評価基準です。

厚生労働省が策定しており、現在は製造業やホテル業をはじめとする56業種で整備されています。

職業能力評価基準は、人材育成や採用、人事評価など幅広い場面で活用できるのが特徴です。企業は業界標準の基準を参考にしながら、自社の職種や人材要件に合わせてカスタマイズし、育成基準や評価基準の整備に役立てられます。

また、厚生労働省は、このあと詳しく紹介する「キャリアマップ」や「職業能力評価シート」などの支援ツールも公開しています。

これらを活用すれば、従業員のスキルレベルの把握やキャリア形成支援、人材育成の仕組みづくりを体系的に進めやすくなります。

厚生労働省「キャリアマップ・職業能力評価シート」

先ほど紹介した職業能力評価基準で登場した「キャリアマップ」と「職業能力評価シート」は、社員のキャリア形成や能力評価を支援するためのツールです。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。※ツール名をタップすると、フォーマットをダウンロードできるページへ移動します

ツール 特徴
キャリアマップ ・社員のキャリアステップや成長段階を可視化する資料
・各段階で求められる役割やスキルを把握できる
・育成目標やキャリアパスを設定する際の参考になる
職業能力評価シート※リンク先は「事務系職種」のページです。ほかの職種向けの評価シートも公開されています。 ・現在の知識やスキルを評価・可視化するシート
・不足している能力や今後の育成課題を把握できる
・育成計画や人事評価の基準として活用できる

2つのツールを併用すれば、目指す人材像と現在のスキルレベルを比較しながら、育成状況を客観的に把握できます。また、人材育成ロードマップの進捗管理や、人事評価制度との連携にも役立ちます。

5. 【階層別・職種別】人材育成ロードマップの作成ポイント

求める人材像は、階層や職種によって異なります。そのため、ロードマップも一律ではなく、対象に分けて作るのが効果的です。

ここでは、階層別・職種別の作成ポイントを紹介します。

【階層別・職種別】人材育成ロードマップの作成ポイント
階層別|新人・中堅・管理職
職種別|AI人材・DX人材

階層別|新人・中堅・管理職

階層ごとに、育成の軸や到達目標は変わります。新人・中堅・管理職の作成ポイントは以下のとおりです。※階層名をタップすると、各階層に適した研修内容の解説へジャンプします

階層 育成の軸 達成目的の例
新人・若手 ビジネスマナー・基礎スキル・業務遂行力 入社1〜3年で独り立ちできる状態
中堅社員 後輩育成・チームへの貢献・専門性の深化 現場の中心として自律的に動ける状態
管理職 マネジメント・組織づくり・意思決定 チームの成果に責任を持てる状態

ロードマップを作成する際は、それぞれの階層で求められる役割や成長段階に合わせて育成内容を設計することが大切です。

職種別|AI人材・DX人材

近年はAIやDXの推進に伴い、さまざまな職種でデジタル人材の育成が進められています。なかでも、多くの企業で特に注目されているのが「AI人材」と「DX人材」です。

それぞれ求められる役割やスキルが異なるため、自社の目的に応じて育成方針を考えることが重要です。それぞれの育成の軸や到達目標を以下の表にまとめました。※職種名のリンクをタップすると、育成方法の解説へジャンプします

職種 育成の軸 到達目標の例
AI人材 AIリテラシー・プロンプト設計・データ活用・業務改善 AIを業務に活用し、生産性向上や課題解決を推進できる状態
DX人材 DX推進・データ活用・業務改革・組織変革 デジタル技術を活用して業務改革や新たな価値創出を推進できる状態

自社が目指す姿や事業戦略に応じて、適切なロードマップを設計しましょう。

6. 人材育成ロードマップの運用を成功させる3つのポイント

人材育成ロードマップは、作成するだけでは十分な効果を発揮しません。継続的に運用・改善を繰り返すことで、社員の成長や組織力の向上につながります。

ここでは、運用を成功させる3つのポイントを紹介します。

人材育成ロードマップの運用を成功させる3つのポイント
経営戦略と連動させる
現場を巻き込む
社員が主体的に取り組める環境を整える

順番に見ていきましょう。

経営戦略と連動したロードマップを作成する

人材育成ロードマップは、企業の経営戦略や事業目標と連動させて設計することが大切です。

自社が本当に必要とする人材を育成できなければ、事業目標の達成にはつながりません。人材育成は、経営戦略を実現するための手段として考えることが重要です。

例えば、「海外市場への事業拡大」という経営戦略を掲げている場合は、語学力や異文化理解、海外営業スキルを持つ人材を計画的に育成する必要があります。DXを推進する方針であれば、AIやデータ活用のスキルを持つ人材の育成を優先するのが望ましいです。

経営戦略と人材育成の方向性を一致させることで、ロードマップの実効性を高め、企業の持続的な成長にもつながります。

現場を巻き込んで運用する

ロードマップは、人事部門だけで運用しても機能しにくいものです。管理職や現場の指導担当者、育成対象社員にもロードマップを共有し、育成方針への理解を深めてもらいます。

現場を巻き込むメリットは、以下のとおりです。

  • 人事だけでは気付けなかった現場の課題や育成ニーズを把握できる
  • 実務に即した改善意見やフィードバックを取り入れられる
  • 育成内容が現場の業務と合致し、実践しやすくなる
  • 社員自身も育成目標を理解し、主体的に取り組みやすくなる

現場の意見を反映しながら運用することで、実効性の高いロードマップを構築できます。また、現場と人事が連携しやすくなり、人材育成を継続的に改善できる体制づくりにもつながります。

社員が主体的に取り組める環境を整える

社員がロードマップに沿って主体的に成長できるよう、学習しやすい環境を整えることも重要です。

具体的には、ロードマップを共有して育成目標や期待される役割を明確にします。自分の成長イメージを持ちやすくなるため、モチベーションの向上や主体的な学習につながります。

また、学ぶ意欲を継続させるため、社員が自主的に情報収集やスキルアップに取り組める環境を整えましょう。

自ら学び続ける環境を整える施策として、「日経電子版 法人契約」を活用する方法もあります。

日経電子版を導入すれば、経済や業界の最新動向、企業の取り組みなど、質の高い記事をいつでも自由に閲覧できます。日常的に情報へ触れる機会を増やすことで、自律的な学習習慣の定着も期待できます。また、共通の記事をテーマに意見交換やディスカッションすれば、社員同士の知識共有が促進され、組織全体の学びの質も高まります。

株式会社湖池屋では、日経電子版を共通の情報基盤として活用することで、社員同士が共通認識を持って議論できるようになりました。また、異業種の事例や社会動向を自社の業務に結び付け、改善策や新たなアイデアの創出にもつながっています。

>>「思考のトレーニング」を重ねて、視座を一段高い場所へと引き上げる|株式会社湖池屋

白石食品工業株式会社では、日経電子版の記事共有を通じて社員一人ひとりの関心や視点を可視化し、経営層の考え方も日常的に共有できるようになりました。また、他業界の動きから商品企画のヒントを得るなど、発想力の向上や部門を超えた対話の活性化にもつながっています。

>>記事共有を起点に変わる、経営と現場の対話|白石食品工業株式会社

7. 人材育成ロードマップを運用する際の注意点

運用方法を誤ると、社員の成長につながらず、ロードマップが形骸化するおそれがあります。ここでは、効果的に運用するために押さえておきたい3つの注意点を紹介します。

人材育成ロードマップを運用する際の注意点
最初から完璧を求めない
現場任せの運用にしない
全社員に同じ育成方法を当てはめない

効果的な運用のために、事前に確認しておきましょう。

最初から完璧を求めない

最初から完璧にロードマップを作成する必要はありません。

細部まで作り込もうとすると、作成に時間がかかり、運用開始が遅れてしまいます。大切なのは、まず運用を始めて改善を重ねることです。

最初のうちは、内容に不足や改善点があっても問題ありません。実際に運用しながら現場の意見や社員の成長状況を反映していけば、自社に合った育成方法や運用のコツが見えてきて、自然にロードマップの質も高まっていきます。

まずは完成度よりも、継続して運用・改善できる仕組みづくりを意識してみてください。

現場任せの運用にしない

ロードマップが完成したあとは、必ず運用状況を定期的に確認しましょう。

現場任せにしてしまうと、育成の進捗や課題を把握できず、ロードマップが形骸化するおそれがあります。

人事部門と管理職、指導担当者が定期的に情報を共有し、育成状況や課題を確認することが重要です。必要に応じて育成内容や目標を見直しながら運用することで、実効性の高いロードマップを維持できます。

全社員に同じ育成方法を当てはめない

社員の経験年数や役職、職種によって、必要なスキルや成長課題は異なります。階層や職種に応じて育成内容を設計することが大切です。

例えば、同じ管理職という立場でも、昇進したばかりの管理職と、部門全体を統括する管理職では求められる能力が異なります。

管理職になったばかりの人には、目標設定や部下とのコミュニケーション、評価面談といったマネジメントの基礎を学ぶ研修が適しています。一方で、経験豊富な管理職には、組織戦略の立案や経営視点での意思決定、変革を推進するリーダーシップなどを身につける研修が効果的です。

このように、一人ひとりの役割や習熟度に応じて育成内容を最適化することで、学習効果を高められます。

8. まとめ

人材育成ロードマップは、場当たり的な育成から脱却し、経営戦略と連動した計画的な人材育成を実現する土台になります。

作成のポイントは、現状把握から始まる6つのステップに沿って進めることです。作って終わりにせず、現場を巻き込みながら継続的に見直すことが、形骸化を防ぐポイントです。

本記事で紹介した作成手順や運用を成功させるポイントを参考に、自社に合ったロードマップづくりを進めていきましょう。

人材育成として社員の成長を後押しするには、ロードマップを整備するだけでなく、社員が自ら学び続けられる環境を整えることも重要です。「日経電子版 法人契約」を活用すれば、経済や業界の最新動向など、質の高い記事をいつでも閲覧できます。継続的な情報収集を習慣化することで、社員の自主的な学習や知識のアップデートを支援できます。

また、共通の記事をもとに意見交換やディスカッションすれば、社員同士の共通言語が生まれ、社内コミュニケーションの活性化や学習文化の定着にもつながります。

サービス概要やプラン内容をまとめた「お役立ち資料」を無料配布中です。1分ほどでダウンロードできるので、お気軽にご覧ください。