日経電子版で「判断力」を底上げ
朝の読み合わせが生む、全社の思考と対話の変化


- 企業・団体名
- 株式会社ランドネット
- 業種
- 不動産
- 利用用途
-
- 人材育成
- 期待効果
-
- 営業力の底上げ
- チームでの情報活用
- コミュニケーションの活性化
- 発想力の広がり
- 従業員数
- 500~999名
- お話を伺った方
- 株式会社ランドネット
代表取締役社長 榮 章博氏
第2営業部9課
課長 髙梨 譲氏
係長 深田 竜平氏
係長 小髙 まりな氏
山田 一輝氏
- 目的
-
- 全社員が外部環境を踏まえて自ら判断できる人材を育てる
- 営業・事務を問わず、共通の情報基盤をつくる
- 課題
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- 株価・不動産価格の上昇など、事業環境の変化スピードが増している
- 社員一人ひとりが社会・経済の動きを理解したうえで動く必要がある
- 導入効果
-
- 日経電子版が社内の共通言語になり、意思決定や日常会話で国際情勢の話が自然に登場するように
- 「読む」から「考え、伝える」へと社員の情報行動が進化
全国の中古マンションを主軸に、売買・賃貸管理・リフォーム・リノベーション・不動産クラウドファンディング事業を中心に展開する株式会社ランドネット。2021年の株式上場を経て、2022年に日経電子版を全社導入してから5年が経つ。購読料の全額会社負担という判断は、社員の思考と対話をどう変えたのか。代表と社員4名に、その変化と手応えを聞いた。
変化の激しい時代だからこそ
全社員が「外部環境を踏まえて判断できる」組織へ
日経電子版を導入した背景と、その後の事業環境に変化はありましたか
榮氏:弊社は2022年に日経電子版の全社契約に踏み切りました。2021年7月の株式上場を機に、今後さらなる成長を続けていく上で社員教育の重要性が一層高まったからです。社員教育は会社の命運を左右する取り組みだからこそ、会社が責任を持って環境を整えるべきだと考えます。その一環として、日経電子版を全社で契約し、全社員がいつでも最新の情報に触れられる状態にしています。
物事を判断するには、今何が起きているかという「認識の広がり」と、過去からの流れという「歴史」の両方が必要です。日経は経済や市場の動きを軸に、さまざまな分野の情報を幅広く、かつ中立的に整理している。思考の前提となる情報源として、10年以上前から読み合わせに使ってきましたが、その評価は今も変わりません。
近年、株価や不動産価格の上昇を背景に、事業環境の変化スピードはさらに増しています。例えば営業であれば、原油価格や為替の動きが不動産にどう影響するかを自分なりに考え、お客様に説明できる状態が理想です。一方で事務部門は、出店・採用・投資の判断に関わる存在。外部環境を踏まえた視点は、むしろ事務方にこそ必要です。
円安もトランプ政権も、社内で「日常の話題」に
導入後、社内の変化をどのように感じていますか。
榮氏:日経電子版はスマートフォンでも読めるため、出勤時の電車内で読む社員が着実に増えています。私自身も気になった記事をLINE WORKSや全社朝礼で共有しています。最近は、社内の打ち合わせや日常会話、意思決定の場でも、科学技術の発展や国際情勢の話題が自然に出てくるようになりました。円安やトランプ政権の動きといったテーマも、特別なものではなくなってきていると感じています。
AIを使いこなすにも「問いを立てる力」が重要
日経電子版は、その材料の一つに
AIの普及が進む中で、情報活用の意味をどのように捉えていますか。
榮氏:弊社はITやAIの活用も積極的に進めています。業務の効率と質を高めることで、限られた時間の中で成果を上げやすい環境を整えていきたい。ただ、AIは便利ですが、問いを立てるのは人間です。何を知りたいのか、その前提がなければ、AIを使いこなすことはできません。
ベースとなる知識は、日々のニュースだけでなく、読書などのインプットも含めて、自分で積み重ねていくことが大切です。そうした知識をもとに、自分なりの視点やキーワードが生まれ、必要な情報を集められるようになります。日経で得た情報は、AIを使って考えるための材料の一つだと感じています。
朝5分の読み合わせが、「なぜ」を考える習慣をつくる
朝の読み合わせはどのように運用されていますか。
髙梨氏:毎朝の朝礼で、日経の読み合わせの時間を5分ほど取り、各自が選んだ記事の内容と自分の意見を発表しています。ポイントは「なぜその記事を選んだのか」まで共有すること。続ける中で、上司や先輩の着眼点の違いに気づくことが増えました。単に内容を理解するだけでなく、自分なりに考えることが習慣になってきたと感じています。
深田氏:入社した頃は業務に慣れるので精一杯でしたが、慣れてくると業務に関連するニュースにも目が向くようになりました。5分という限られた時間の中で考えをまとめて伝える、その積み重ねが思考力と伝える力の両方を鍛えてくれていると感じています。
「読む」から「使う」へ
チームで実現する、ニュースが営業に生きる組織
読み合わせに参加することで、どのような変化が生まれていますか。
小髙氏:当初は日経電子版を読むのも初めてで、どの記事を選べばいいか迷っていました。ただ続けるうちに、「自分なりにどう考えるか」を意識するようになりました。以前はニュースを見ても自分の仕事とは関係ないと感じていましたが、今は業務と結びつけて考えています。例えば、ホルムズ海峡の情勢がリフォーム資材の供給や価格にどう影響するかを意識するようになり、お客様との会話にも取り入れています。
山田氏:以前はニュースを読む習慣はあっても、流れてくる情報を受け取るだけでした。会社が環境を整えてくれたことで、自分から情報を取りにいく意識が変わりました。朝の読み合わせで同じ記事を取り上げても、人によって意見が異なる。その多様な視点を重ねる経験が、営業の現場でも生きています。
学びを発信へ、組織の力に
榮氏:今後は学んだことを発信していく側にも回りたいと考えています。学生時代に影響を受けたデール・カーネギーの「人前でのアウトプットで改善を続ける」という考えを実践するため、現在、セミナーの実施やオンラインでの発信を通じてお客様の反応をもとに内容を磨いています。日々読んでいる記事もセミナーに役立てています。
また、「日経を読んでビジネスを考えるのが楽しい」という社員は着実に増えています。今後も朝の読み合わせを継続しながら、客観的な情報をもとに判断し、フラットな議論ができる組織を目指していきます。

- 企業・団体名
- 株式会社ランドネット
- 業種
- 不動産
- 利用用途
-
- 人材育成
- 期待効果
-
- 営業力の底上げ
- チームでの情報活用
- コミュニケーションの活性化
- 発想力の広がり
- お話を伺った方
- 株式会社ランドネット
代表取締役社長 榮 章博氏
第2営業部9課
課長 髙梨 譲氏
係長 深田 竜平氏
係長 小髙 まりな氏
山田 一輝氏



