「ポスト文在寅」始動 前検察総長、世論調査でリード 3月8日 【ソウル=恩地洋介】9日で韓国の次期大統領選まで1年となり、出馬に備える有力候補者たちが動き始めた。検察総長を辞任した尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏は、8日公表の世論調査で最も支持を集めた。革新は京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏の人気が高い。与野党の候補者選びには4月のソウル市長選の行方も影響を与えそうだ。 韓国メディアは8日、次期大統領にふさわしい人物を問う世論調査で、前検察総長の尹氏がトッ 「ポスト文在寅」始動 前検察総長、世論調査でリード
韓国の負担増で合意へ 在韓米軍駐留経費 バイデン政権 北米 3月8日 【ソウル=恩地洋介、ワシントン=永沢毅】米国務省当局者は7日、協議が長引いてきた在韓米軍駐留経費を巡る交渉について、韓国側が負担割合を増やす内容で合意したと明らかにした。負担割合を定める協定は2019年末から期限切れとなっていた。 米韓両政府は合意の詳細を発表していない。米国務省は「米韓両国は署名に向けた最終段階に入っている」と表明した。韓国外務省は「内部の手続きを経た上で発表する」と説明してい 韓国の負担増で合意へ 在韓米軍駐留経費
米韓が軍事演習開始 18日まで、北朝鮮配慮で規模縮小 北朝鮮 北米 3月8日更新 【ソウル=細川幸太郎】米韓両軍は8日、朝鮮半島の有事を想定した合同軍事演習を始めた。野外での機動訓練を見送るなど演習規模を大幅に縮小し、18日まで実施する。北朝鮮側は演習中止を要求しており、規模縮小の背景には北朝鮮への一定の配慮があったもようだ。 主な演習内容はコンピューターシミュレーションを使った両軍の連携確認となる。韓国軍の合同参謀本部は「新型コロナウイルスの感染状況と、朝鮮半島の非核化と平 米韓が軍事演習開始 18日まで、北朝鮮配慮で規模縮小
在韓米軍駐留経費が原則合意 20年以降の負担割合 Think! 北米 3月8日更新 【ソウル=恩地洋介、ワシントン=永沢毅】韓国外務省は8日、交渉が長引いていた在韓米軍駐留経費の負担割合について米国と「原則的に合意した」と発表した。負担割合を定める協定は2019年末から期限切れとなっていた。同盟国を重視するバイデン米政権が1月に発足し、協議が前進した。 今回の合意は20年以降の負担割合となる。米国務省当局者は合意が韓国の負担分を増加する内容だとして「米韓両国は署名に向けた最終段 在韓米軍駐留経費が原則合意 20年以降の負担割合
インド太平洋軍司令官にアキリーノ氏、バイデン氏が指名 北米 中国・台湾 東南アジア 3月7日 【ワシントン=時事】米国防総省は6日、バイデン大統領が今春退任するインド太平洋軍のデービッドソン司令官の後任に、ジョン・アキリーノ太平洋艦隊司令官(海軍大将)を指名したと発表した。就任には上院の承認が必要になる。トランプ前大統領も退任前、アキリーノ氏をインド太平洋軍司令官に指名しており、バイ インド太平洋軍司令官にアキリーノ氏、バイデン氏が指名
対北朝鮮、即応力低下に懸念 米韓演習縮小で 北朝鮮 北米 3月7日 【ソウル=恩地洋介】米韓両軍が毎年恒例で実施してきた野外機動訓練は3年連続で見送りとなった。米軍や韓国の安保関係者からは、北朝鮮有事への即応力低下を懸念する声が上がっている。合同軍事演習が縮小となる一方、北朝鮮は周辺国を狙う弾道ミサイルを着々と開発しているからだ。 韓国紙大手の朝鮮日報によると、在韓米軍のエイブラムス司令官は最近、韓国政府高官に「野外訓練のないコンピューター訓練では連合防衛能力に 対北朝鮮、即応力低下に懸念 米韓演習縮小で
米韓合同軍事演習、8日から 野外訓練3年連続見送り 北朝鮮 3月7日 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国軍合同参謀本部は7日、米韓合同軍事演習を8日から18日まで実施すると発表した。コンピューターシミュレーションを活用した指揮所演習のみ実施し、野外機動訓練は3年連続で見送られる。北朝鮮を刺激しない狙いがあるとみられるが、北朝鮮は演習自体の中止を要求しており、反発も予想される。 今回はバイデン米政権発足後、初の合同演習となる。合同参謀本部によると「新型コロナウイルスの状況と 米韓合同軍事演習、8日から 野外訓練3年連続見送り
韓国検察総長が辞任表明 次期大統領選出馬の可能性も 3月5日更新 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長は4日、法務省に辞表を提出した。政府・与党が推進する検察改革に抗議した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は同日辞意を受け入れた。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の不正捜査を陣頭指揮した同氏は国民的人気が高く、来年3月の次期大統領選の有力候補になる可能性もあるだけに今後の動向に注目が集まりそうだ。 尹氏は4日「憲法の精神や法治システムが崩壊しつ 韓国検察総長が辞任表明 次期大統領選出馬の可能性も
人口減の韓国で出生率2.46の自治体 その秘密は? 朝鮮半島ファイル 生活 3月5日 韓国では2020年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定数)が0.84で、過去最低を更新した。人口減が始まったこの国で、出生率が2.46と突出して高い自治体がある。南西部にある全羅南道霊光郡だ。人口5万人あまりの小さなまちがなぜ、韓国一の出生率を記録しているのか。 首都ソウルから高速鉄道KTXとタクシーを乗り継いで2時間半。霊光郡はのどかな海辺のまちだ。韓国では祝い事の食卓に欠かせ 人口減の韓国で出生率2.46の自治体 その秘密は?
ソウル市長選、与野党が候補者 次期大統領選の前哨戦へ 3月4日 【ソウル=恩地洋介】4月7日投開票のソウル市長選で、与野党の主な候補者が出そろった。革新系与党からは文在寅(ムン・ジェイン)政権の閣僚経験者、中道と保守系野党からは「反・文政権」を掲げる2人の候補が出馬を予定する。政権批判票の分裂を回避するため、期日までに中道と保守の両候補が一本化できるかが焦点だ。 次期大統領選を1年後に控え、選挙戦は同じ日に投開票される釜山市長選とともに保革の対決色が鮮明とな ソウル市長選、与野党が候補者 次期大統領選の前哨戦へ