文化庁京都で本格稼働、文化と観光の融合など具体化へ 京都 関西 5月16日更新 文化庁は15日、移転先の京都市の新庁舎での業務を本格的に始めた。3月下旬に一部職員で業務をスタートし、15日までに全職員の7割にあたる約390人の移転がほぼ完了。京都に新設した組織を核として、食文化の発信や文化と観光の融合など新機軸の政策について計画の具体化を進める。東京の関係省庁や国会とのスムーズな連携をいかに図るかがカギとなる。 都倉俊一長官は15日午前、職員に対し「移転を機に伝統と創造によ 文化庁京都で本格稼働、文化と観光の融合など具体化へ
文化庁、京都で始動 効果とコストの検証欠かせず Think! 京都 関西 3月28日 文化庁が27日、移転先の京都市の新庁舎で業務を始めた。地元では歓迎の声が上がり「文化首都」としての発信に向けた機運が高まる。同庁は新天地で文化産業振興の強化を図るが、東京・霞が関を離れることによる出張費の増加や業務の効率低下への懸念は残る。庁舎整備費を含むコストに見合った成果が得られるのか、今後は詳細な検証が求められる。 「千年の都から世界へ文化を発信する」。同庁の都倉俊一長官は27日、新庁舎で 文化庁、京都で始動 効果とコストの検証欠かせず
文化庁が京都で業務開始 「文化芸術を世界、次世代へ」 京都 関西 3月27日更新 文化庁は27日、移転先の京都市の新庁舎で業務を始め、同日朝に除幕式が行われた。式典後、都倉俊一長官は職員に「文化庁には文化芸術を世界へ、次の世代へ継承する重要な役割がある」などと語った。訓示の様子はテレビ会議システムで東京・霞が関の庁舎にも同時配信された。 朝の除幕式には都倉長官のほか、京都府の西脇隆俊知事ら地元の自治体関係者らも出席し「文化庁」と記された正面玄関の看板が披露された。 新庁舎は府 文化庁が京都で業務開始 「文化芸術を世界、次世代へ」
文化庁移転、27日業務開始 長官「京都から世界へ発信」 京都 関西 3月26日 文化庁は移転先の京都市での業務開始を27日に控え、同市内のホテルで26日「祝賀の集い」を開いた。出席した岸田文雄首相ら政府や地元自治体の関係者、経済界の代表らを前に、同庁の都倉俊一長官は「新たな文化や芸術を京都から世界中へ発信する」と述べた。同日午前の新庁舎内覧会では、東京などとのオンライン会議用に大型モニターを備えた会議室などが公開された。 文化都市・京都に拠点を置くことによる発信力の強化、新 文化庁移転、27日業務開始 長官「京都から世界へ発信」
首相、京都移転の文化庁「ポストコロナの新しい働き方」 政治 京都 3月26日 岸田文雄首相は26日、京都市で文化庁の京都移転の祝賀会に出席した。「京都移転はポストコロナにおける新しい働き方を示すものだ」と語った。文化庁は27日から京都の庁舎で業務を開始する。 首相は「テレビ会議システムなどを駆使し職員が場所を選ばず柔軟な新しい働き方を進めることも期待をしている」と強調した。「今回を機に京都を中心に新たな文化振興に取り組んでいきたい」とも述べた。 首相、京都移転の文化庁「ポストコロナの新しい働き方」
文化庁、京都で業務開始へ 長官直轄で食と観光アピール Think! 京都 大阪 関西 3月26日更新 文化庁は27日、移転先の京都市の新庁舎で業務を始める。国内外への日本文化の発信強化を狙い、長官直轄の新組織を設置。食へのフォーカス、観光との融合など新機軸のテーマを切り開いて新たな「文化庁」の姿を模索する。 移転は5月15日に完了予定。全9課のうち文化財関連などの5課が対象で、最終的に全職員の7割に当たる約390人が京都で勤務する。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題に対応する宗務課職員は、一 文化庁、京都で業務開始へ 長官直轄で食と観光アピール
文化庁京都移転「文化芸術立国を世界に宣言」 都倉長官 カバーストーリー 京都 関西 3月22日 新・文化庁を率いるのが都倉俊一長官だ。古都への移転で文化行政がどう変わるのか聞いた。 日本の文化行政が古都京都に移る意義は。 日本が文化芸術立国であることを世界に宣言できる。中央省庁の移転は明治以来150年ぶりの大変革。職員には明治維新を成し遂げた日本人の覚悟と心意気を持って来てほしいと話している。社寺、日本庭園からゲーム、伝統芸能まで古都の重層の文化は多くの外国人をひき付ける。京都から世界へ日 文化庁京都移転「文化芸術立国を世界に宣言」 都倉長官
持続可能な文化財保存探る 文化庁、修理センター設置へ カバーストーリー 京都 奈良 関西 3月21日 奈良県吉野町ののどかな山あいにある福西和紙本舗。六代目の福西正行さん(61)は朝6時から夕方まで毎日休みなく紙を漉(す)く。作業場で簀桁(すげた)にくみ上げた紙料液を何度も縦に揺すり、落ち着くと横に揺すり、最後は紙料液を中央で合わせる。こうしてできた横145センチ縦32センチの紙を簀からはがし積み上げる。1日180枚作るという。 福西和紙本舗が作る和紙は宇陀紙と呼ばれ絵画、書跡、古文書などの修復 持続可能な文化財保存探る 文化庁、修理センター設置へ
京都に文化庁移転、文化財の積極活用加速 経済効果狙う Think! カバーストーリー 京都 関西 3月20日 文化庁が3月27日に京都へ移転する。東京一極集中の是正に関心が集まるが、文化行政はどう変わるのか。力点を置くのが持続可能な文化財の保存と活用による「稼ぐ文化」の推進だ。 赤レンガが美しい奈良市の重要文化財、旧奈良監獄。星野リゾート(長野県軽井沢町)などが2025年度をメドに開業する高級ホテルに活用するための工事が進む。5棟の舎房のうち4棟を改修し48の客室に変える大胆な計画だ。表門など代表的建物 京都に文化庁移転、文化財の積極活用加速 経済効果狙う