ChatGPT（チャットGPT）

政府の「AI戦略会議」で座長を務める松尾豊東大教授は日本経済新聞のインタビューで、国内での生成AI（人工知能）開発に必要となる設備の整備を「政府がインフラ投資として支援すべきだ」と述べた。半導体やサーバーといった膨大なデータを処理するための計算用インフラを備えた大規模なデータセンターなどを例に挙げた。 米オープンAIのChat（チャット）GPTに代表される生成AIの性能を高度化するには基盤となる

人事院は9日、2022年度の年次報告書（公務員白書）を公表した。中央省庁で人材の確保が難しくなっており、若手職員の離職も増えた。「個々に応じた人材マネジメント」が必要だとして、データやデジタル技術の活用を提言した。 白書は「人材獲得競争が熾烈（しれつ）になる中で極めて厳しい状況にある」と記した。採用後10年未満で離職したキャリア官僚は20年度で109人で、14年度に比べて6割強増えた。 3月に実

NTTは2023年度中にも独自開発した生成人工知能（AI）を企業向けビジネスとして展開する。金融や医療など分野に応じた専門知識を学習させ、各業界の顧客ニーズにきめ細かく対応する。汎用的な生成AIを展開する米テック企業とは一線を画し、使い勝手と運用コスト低減を強みとする戦略で、「和製AI」が巨大テックに対抗するモデルケースになる可能性がある。 NTTは近年、通信に加え、AIを含む法人向けのIT（情

システム開発のネオジャパンは、企業などが社員間の連絡に使うチャットアプリ「チャットラック」に、対話型人工知能（AI）「Chat（チャット）GPT」を連携させた最新版を今夏にも使えるようにすると発表した。仮想のユーザーの一人としてチャットGPTを設定すると、社員らはアプリ内でチャットGPTに質問したり、アイデアを出させたりといったやりとりができるようになる。 チャットラックはセキュリティー対策に強

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米アップルは5日、拡張現実（AR）に対応したゴーグル型端末を発表した。IT（情報技術）利用のあり方を変え、革新の先頭に立つことをねらう。いま世界は人とコンピューターの関係を一変させる生成AI（人工知能）、Chat（チャット）GPT旋風のただ中にある。アップルは再び熱狂の風を起こせるだろうか。

新潟市は6日、対話型人工知能（AI）「Chat（チャット）GPT」の業務での試行利用を始めると発表した。全職員から参加者を募り、業務への活用方法などを検証する。業務効率化のほか、職員のデジタル意識の向上にもつなげる。 チャットGPTは、作成した文書の確認や企画などのアイデア出しといった庁内の業務での利用を想定している。 試行利用は12日から始め、2023年末までをめどに続ける。業務効率化などの効

生成AI（人工知能）の基幹技術である自然言語処理に詳しく、京都大学の全学英語カリキュラムの改定にも携わった同大学の金丸敏幸准教授は、生成AIの発達により英語学習は根本的な見直しが避けられないと指摘する。 ◇ 「ChatGPT（チャットGPT）」などの言語生成系AIは多くの産業分野や職業に影響を与えるだろうといわれている。ニューヨーク大学経営大学院のシーマンズ准教授らは生成AIの持つ技能が各職業に

生成AI（人工知能）の開発競争が活発化している。米オープンAIの「Chat（チャット）GPT」が登場して以降、基盤となる大規模言語モデル（LLM）を開発し、商機をとらえようとするスタートアップが相次ぐ。高度な対話能力で先行するチャットGPTに、日本の新興勢はどう挑むのか。日本の生成AIの競争力について、経営者や投資家などに展望を聞いた。（聞き手は山下美菜子） Spiral.AIの佐々木氏　「対話

「大企業や民間部門の代表者がやってきて『自分たちを規制してほしい』と懇願した例を思い出せない」。5月16日、米議会の公聴会に出席した議員は「歴史に残ることが起きている」と語った。 視線の先には、生成AI（人工知能）のChat（チャット）GPTを開発した米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者（CEO）がいた。 同氏はこの日、高度なAIの開発や提供にライセンス制を導入するよう政府に提案した。