【福井健策】投稿一覧

福井健策

骨董通り法律事務所 代表パートナー/弁護士

骨董通り法律事務所 代表パートナー/弁護士

東京大学法学部卒業後、1993年に弁護士登録。コロンビア大学法学修士課程修了。2003年、骨董通り法律事務所For the Artsを設立。日本大学芸術学部・神戸大学大学院客員教授。著作に『著作権とは何か』『誰が「知」を独占するのか』など多数。国会図書館審議会・文化審議会などの委員を務める。
【注目するニュース分野】エンタテインメント・メディア、AI・ロボット法、著作権法

東京大学法学部卒業後、1993年に弁護士登録。コロンビア大学法学修士課程修了。2003年、骨董通り法律事務所For the Artsを設立。日本大学芸術学部・神戸大学大学院客員教授。著作に『著作権とは何か』『誰が「知」を独占するのか』など多数。国会図書館審議会・文化審議会などの委員を務める。
【注目するニュース分野】エンタテインメント・メディア、AI・ロボット法、著作権法

2021年

  • 人類は、遺伝子情報の約1割はウィルス由来と言われるほど、ウィルスとは長い付き合いです。かつ、彼らはもともと変異し続ける存在です。記事を読めば、専門家たちは油断することなく、しかし冷静に事態を見極めようとしていることがわかりますね。
    今後は、次々と現れる新たなウィルスに対して、人類は新ワクチンを打ち続け、国や活動を閉ざし続ける以外に取るべき道はないのか、そうした継続的な調査報道も期待したいと思います。

  • 企業活動もその影響もグローバル化していますから、重要な動きですね。「弁護士業」も対象になるでしょう。
    ただ、神は細部に宿る、です。
    統一の名のもとに不必要に複雑な手続となって、現場を苦しめるようでは本末転倒です。一方でグローバル化の負の側面も無視はできませんから、重要なポイントをしっかり押さえつつ、公正で迅速な手続へと誘導できるか。担当者の腕の見せどころですね。

  • 多くの方にとっては旧聞に属する記事かもしれませんね。東京は既にかなり以前から、好きな都市ランクでは世界の上位常連です。日本も全般に高い順位です。内訳は、文化や住みやすさ、安全性は総じて高いですね。下北沢がTime Outという代表的カルチャー誌でクールな町の世界2位、なんていうニュースもありました。
    もうひとつ、日本の特徴があります。自国民による自国の評価点では日本は大体低いのですね。もちろん、我々には欠点も課題もたくさん有りますからそれと正しく向き合うのは良いことです。また、そういう国民性を含めて文化なのですが(笑)、優れた点をしっかり活かし、守って行く視点も、政府・企業を問わず大切ですね。

  • Go To事業は感染が増えれば中止、感染が激減すれば元々人気のところは放っておいても満員になって、メリットが乏しいと言われます(便乗値上げすれば別ですが)。そのため、よほどうまく制度設計する必要がありますね。
    注目のEVは、重い電池を乗せて走り充電問題を抱えますから、実はあらゆる用途ではなく近距離移動や(ルートの決まった)公共交通に向くと言われます。充電スポットはまずその用途向けが優先でしょう。
    何度も書きますが、どんな施策であれ、無駄に厳しい条件や審査で現場を苦しめないこと。それぞれのコロナの痛手に応じた公平な復活へのサポート、が重要だろうと思います。

  • 全ての大事な事実を確認して自分の頭で考えるのは大変、あるいは不可能なので、我々の脳はよく「ズル」をします。大事な、確からしい情報の選択や判断の一部を他者に委任するのはその例で、これは動物の行動にもあるそうですね。
    一方、このズルの落とし穴として、自分の慣れ親しんだ結論を選ぶため、都合のよい情報だけを周囲に集めようとする行動があり、行き過ぎれば私たち自身を滅ぼします。
    そうではない、良い委任先になること。信頼できる情報を選び、その自然な読み解き方や多様な視点を提示できることが、ジャーナリズムの役割のもっとも尊い点でしょう。戦後初のジャーナリストのノーベル平和賞受賞、遅すぎたと思います。

  • 皆さんは、突然大事な試験を受けることになって時間がほとんどない時、100点を目指して分厚い参考書を1ページ目から全部つぶそうとするでしょうか。恐らく、自分が使える全時間をまず計算して、一番大事な項目から順番にその時間を割り振るはずです。「選択と集中」ですね。
    海外の感染状況を考えれば、入国の条件が多少厳しくなるのはやむを得ないでしょう。問題は、膨大な書類を重箱の隅をつつくようにチェックして何度も押し返すような、コロナ禍で至るところで見られた馬鹿げた審査にならないことです。見なくても推測できる書類を出させたり、同じ書類を別な役所が2度チェックするなどもってのほかですね。選択と集中が勝負でしょう。

  • おもしろい動きですね。現行の租税制度では、マスク氏は株を持ち続けている限りは納税義務はない。それをTwitter投票にかけて、結果に従って株を売却して納税する。
    (極めて表面上はですが)SNSで示された直接の民意を、選挙と議会で決まる法制度に先行させようとする動き、ともいえます。無論危うさはありますが、勘の鋭い人だな、と感じました。

  • 「排出量の6割は新興・途上国」とは、逆に言えば人口では1/6程度の先進国が今でも排出量の4割を占めている、ということですね。過去はそれ以上で、過去200年の累積排出量では先進国が7割にのぼるというデータもあります(JICA)。まして、白井教授もご指摘の通り、先進国が消費する製品の多くは途上国等で生産されており、今なお先進国の排出への寄与は見かけ以上でしょう。
    欧米のメディア・政治家では「アジアは未来のために努力すべき」といった上からの論調も目立ちますが、過去を急に無かったことにしても、相手が納得するはずがありません。更に幅広い支援は、不可避に思えました。

  • ポイントは、こうした「ルールの世界標準争い」に日本がどういう戦略で臨むかでしょう。
    GAFA(現GAMA)にどう対抗するかはこの10年のEUの戦略の基軸です。その中核は、個人情報保護(GDPR)でも成功した、EUでビジネスをするなら域外企業にも広く網をかけるルール(域外適用)での世界標準づくりでしょう。
    AIの社会リスクについては、日本も積極的な役割を果たしたOECDなどでの「非拘束的なガイドライン」が世界の潮流でしたが、注目度ではどうしてもEU型が勝ります。結局、それに追従して欧米のルールを必死で学ぶことを繰り返すのか。OECDや地域協定を梃に対抗軸を作れるのか。日本の戦略が問われますね。

  • 長年の自転車通勤者ですが、そもそも店頭では1万円台が珍しくない自転車は「安すぎる」と感じていました。ブリヂストンで今、中心価格帯が4~7万円程度でしょうか。1台あれば5~10年は優に使え、人の命を乗せて運ぶ移動手段として、全く適正な価格だと感じます。
    究極のグリーン銘柄で、維持費は限りなく低く、正しく乗りさえすれば快適で健康に良い、一石四鳥の自転車。安全に老若男女を運ぶ「自由の翼」(疋田智)に見合った適正価格で、提供されて行って欲しいと思います。