冬でもアイスクリーム、値上げも市場は冷えず 値上げラッシュ サービス・食品 1月21日 アイスクリームの値上げが続いている。乳製品、砂糖、鶏卵、油脂など原材料や包装資材、輸送コストの高騰を受け、この先も春までにロッテや森永製菓など大手メーカーの値上げが順次予定されている。店頭価格も上昇しているが、今冬の売れ行きは堅調に推移している。物価上昇で節約志向が強まる中でもプチぜいたくとしてアイスクリーム人気は続いている。 全国のスーパー約470店の販売データを集めた日経POS(販売時点情報 冬でもアイスクリーム、値上げも市場は冷えず
マンション賃料、広さがけん引 分譲高騰で家族向け人気 住建・不動産 1月14日 ファミリー向けとされる専有面積が広い賃貸マンションの賃料が上がっている。建築費の上昇などで新築マンション価格の高騰が続き、購入に二の足を踏む世帯の選択肢になっている。郊外の物件の人気も高い。新型コロナウイルス禍で在宅勤務が広がり、広い部屋に住みたいという需要がマンション市場を活気づかせている。 「20~30代の若いカップルや家族からの問い合わせが増えた」。都内の不動産仲介会社の担当者は2022年 マンション賃料、広さがけん引 分譲高騰で家族向け人気
フィットネス 3000円台のコンビニ型ジムが勢力拡大 小売り・外食 1月7日 低価格帯のフィットネスクラブが勢力を広げている。RIZAPグループが月3000円台の「chocoZAP(ちょこざっぷ)」の展開に本腰を入れ始めるなど、競争が激化。利用者1人あたりの売上高は低下傾向だ。テレワークで運動不足を感じる人が増え、低価格ジムが「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視派を取り込んでいる。 「運動不足を感じて9月から始めた」。東京都新宿区のちょこざっぷの店舗。金曜の午前中にトレ フィットネス 3000円台のコンビニ型ジムが勢力拡大
カラオケ料金、さらに上昇 「歌わない」使い方にも力 値上げラッシュ 生活 12月24日 新型コロナウイルス禍で利用客が大きく減少したカラオケルーム。飲み会後の利用など「夜間需要」は低迷したままだ。じわじわと上がってきた利用料金は、電気料金や食材価格の引き上げで、今後も上昇が避けられそうにない。若者やファミリー客を中心とした昼間の需要をいかに増やせるかがカギになる。 「11月に回復傾向をみせた客足が、12月に入ってまた鈍くなった」。「カラオケコート・ダジュール」などを運営する快活フロ カラオケ料金、さらに上昇 「歌わない」使い方にも力
歯磨き粉、1000円超も 高機能品にシフト Think! 12月17日 歯磨き粉の店頭価格が上昇している。POS(販売時点情報管理)データで分析すると、11月の平均価格は前年同月比で6%上昇した。主な商品で値上げは無かった。歯周病や口臭予防、歯の美白など付加価値を付けた高機能商品へのシフトが進み、販売単価を引き上げている。新型コロナウイルス禍のマスク着用で口臭など口内環境を気にする消費者が増えており、国内市場が拡大している。 「1本1000円以上する歯磨き粉が普通に 歯磨き粉、1000円超も 高機能品にシフト
ゲームボーイは価格3倍に レトロブーム、ゲーム機にも ネット・IT エレクトロニクス 学んでお得 12月10日 1990年代ごろに発売されたレトロなゲーム機が中古市場で値上がりしている。機種によっては3年で価格が3倍超になるなど人気が熱を帯びる。中高年には青春の思い出とつながる懐かしいゲーム機。若者には新鮮さを感じさせ、最近のレトロブームも追い風になっているようだ。 ブックオフコーポレーションの「ブックオフスーパーバザー 立川駅北口店」では、新型コロナウイルス禍以降、昔のゲーム機の売れ行きが良くなってきた ゲームボーイは価格3倍に レトロブーム、ゲーム機にも
マッチングアプリ高価格化 市場拡大、相談機能月7000円 学んでお得 12月3日 新型コロナウイルス禍で利用が急増したマッチングアプリ。飲み会などリアルの場での出会いが減り、アプリをはじめとするオンラインでの出会いの場が広がった。市場拡大に伴い、利用者の獲得を目指した高価格帯のサービスが広がっている。 マッチングアプリは、スマートフォンなどにアプリをダウンロードし写真や自己紹介文を掲載。検索機能などで相手を探す。サービスを提供する国内企業数の把握は難しいが、アプリ「Pairs マッチングアプリ高価格化 市場拡大、相談機能月7000円
携帯料金、官製値下げ効果まだ 格安登場でも1割どまり 携帯料金見直し 経済 ネット・IT 生活 11月26日 政府が推し進めた携帯電話通信料の「官製値下げ」の効果がまだ見えない。菅義偉前首相が携帯大手などに迫り、各社は2021年春までに格安プランを投入。1年以上たった今、その効果が表れているかと思いきや、通信料の支払いは直近のピークから1割ほどの減少にとどまる。意外にもプランの見直しに慎重な利用者が多いことが背景にあるようだ。 総務省の家計調査をもとに2人以上世帯の携帯通信料を分析した。通信料は口座振替 携帯料金、官製値下げ効果まだ 格安登場でも1割どまり
マスク生活長期化で上がる価格 カギはこだわりと大容量 Think! サービス・食品 学んでお得 11月19日 新型コロナウイルス禍で日常の必須アイテムとなったマスクの一商品当たりの平均価格が上昇している。POS(販売時点情報管理)データで分析すると10月は前年同月に比べ2割以上高かった。長引くコロナ下の生活を背景にマスクが日常生活に浸透。大容量化と高級化が価格に表れているようだ。 マスクの価格は新型コロナ下で大きく変動してきた。感染対策のマスクの着用が始まったコロナ禍の初期は、買いだめによる品薄が続きマ マスク生活長期化で上がる価格 カギはこだわりと大容量
電動キックボード、シェア料金2割高も「タイパ」で快走 サービス・食品 学んでお得 11月12日 都内を中心に見かけるようになった電動キックボードのシェアリングサービス。新たな近距離移動の手段として脚光を浴びるが、類似サービスである電動アシスト自転車のシェアリングと比べて料金は2割以上高いことが多い。時間効率を表す「タイムパフォーマンス(タイパ)」重視の消費スタイルが広がっていることが背景にありそうだ。 東京都心では電動キックボードより一足先に電動アシスト自転車のシェアリングサービスが普及し 電動キックボード、シェア料金2割高も「タイパ」で快走