山梨県は関東なのか スポーツや官庁、違う定義の謎 コラム 2月5日 正月恒例の箱根駅伝。参加するのは関東の大学と決まっているが、山梨県の大学も走っていた。そういえば先日出場校が発表された選抜高校野球大会でも、山梨県の高校は関東枠で選ばれている。関東は「1都6県」と学校で習ったが、山梨県も関東なのか。そもそも関東とはどこを指すのか。「関東」の謎を追った。 教科書では関東は1都6県 スポーツ界は山梨も まずは基本から。広辞苑などの辞書で「関東」とひくと、「東京都と茨 山梨県は関東なのか スポーツや官庁、違う定義の謎
慶応・青学・女子学院… あの名門校は築地生まれ コラム 12月18日 東京・築地を散策すると、「〇〇発祥の地」という記念碑がやたらと目につく。中でも多いのが学校だ。慶応義塾、青山学院、立教学院、明治学院、女子学院、暁星学園、雙葉(ふたば)学園……。名門校の名がずらりと並ぶ。日本初のサンタクロースもこれら名門校と関わりがあるらしい。なぜこれほど発祥の地が多いのか。その理由を探った。 ■築地に外国人居留地があった 学校発祥の地の記念碑は、特定のエリアに集中している。聖 慶応・青学・女子学院… あの名門校は築地生まれ
サッカー日本代表のユニホームはなぜ青い ルーツは東大 サッカーワールドカップ サッカーW杯2022写真 サッカー コラム 11月13日 サッカーワールドカップ(W杯)の開幕が来週に迫ってきた。サッカー日本代表といえば青いユニホーム。「サムライブルー」の愛称でも知られている。しかし考えてみると、日本の国旗は白地に赤だ。なぜ代表は青がトレードマークなのだろう。調べてみると、実は東京大学が起源だという。サッカー日本代表ユニホームの謎を追った。 ■1930年の極東選手権で優勝 このときからライトブルーに 東京都文京区にある日本サッカーミ サッカー日本代表のユニホームはなぜ青い ルーツは東大
丸の内から消える「ビルヂング」 名称から透ける歴史 コラム 9月11日 東京・丸の内のランドマークともいえる丸ビルが、9月6日で建て替えから20年を迎えた。同じく15周年を迎える新丸ビルとともに、初めての大改装が行われている。この丸ビル、正式名称は「丸の内ビルディング」だが、建て替える前は別の名前だった。そう、「丸ノ内ビルヂング」だ。この「ビルヂング」という名称が、丸の内エリアから徐々に姿を消そうとしている。いったい、なぜなのか。ビルの名前の変遷から、丸の内の歴史を 丸の内から消える「ビルヂング」 名称から透ける歴史
東京・夢の島は空港の予定だった 名前は海水浴場から コラム 7月17日 東京都江東区にある夢の島は、ヨットが並ぶマリーナや植物園などを備えた公園として知られている。2021年の東京五輪・パラリンピックではアーチェリーの会場ともなった。ゴミを埋め立てて造った人工島というイメージも根強い。だが、最初からゴミの処分場だったわけではない。もともとは世界有数の空港として埋め立てられた。空港がなぜゴミ処分場になったのか。なぜ夢の島と名付けられたのか。時代に翻弄された歴史を追った 東京・夢の島は空港の予定だった 名前は海水浴場から
東京都の面積が確定しないわけ 背後に「領土」争いも コラム 6月12日 47都道府県の中で3番目に面積が小さい東京都。しかしその面積は、年々少しずつだが広がっている。背景にあるのが埋め立ての進行だ。都道府県によっては境界紛争も面積に影響している。境界を巡る争いと、面積の謎を追った。 ■中央防波堤の地名は「大田区令和島」と「江東区海の森」 東京湾にある埋め立て地、中央防波堤を訪れると、うっそうと生い茂る草木の間に真新しい住居表示板が埋もれていた。「大田区令和島二丁目」 東京都の面積が確定しないわけ 背後に「領土」争いも
アクアライン「海ほたる」は何県? 東京の道は謎だらけ Think! コラム 5月5日 東京湾アクアラインの「海ほたる」は東京都か千葉県か、それとも神奈川県か。国道1号なのに「第二京浜」と呼ぶのはなぜか。第三京浜はなぜ、世田谷区の玉川インターチェンジという中途半端な場所で止まっているのか――。東京の道路について考えてみると、名前やルートなどを巡る謎が次々と浮かんでくる。連載コラム「東京ふしぎ探検隊」の中から、道路にまつわる「ふしぎ」を集めてみた。 ■アクアラインの行政管轄、開通前に アクアライン「海ほたる」は何県? 東京の道は謎だらけ
豊洲・晴海で計画 「幻の東京万博」とは Think! コラム 4月10日 3月31日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれていた国際博覧会(ドバイ万博)が閉幕し、2025年の「大阪・関西万博」にバトンが渡された。3月には公式キャラクターも発表され、関西中心に徐々に盛り上がってきている。万博といえば1970年(昭和45年)の大阪万博のイメージが強いが、実はそれより30年前に、東京で開催が予定されていた。「幻の東京万博」とはどんなイベントだったのか。 ■五輪スケボー 豊洲・晴海で計画 「幻の東京万博」とは
荒川・三鷹…「東京球場」跡地を歩く 生活 3月13日 プロ野球のオープン戦が始まり、いよいよ球春到来。東京にある野球場といえば明治神宮野球場、そして東京ドームが浮かぶが、かつてはあちこちに東京と名がつく野球場があった。野球史を彩る球場の跡地を巡った。 ■下町に輝く「光の球場」 日本初のボールパーク 東京都荒川区に「光の球場」と呼ばれた野球場があった。その名も東京スタジアム。夜になるとカクテル光線に照らされたスタジアムが下町に忽然(こつぜん)と現れ、 荒川・三鷹…「東京球場」跡地を歩く
明治神宮に「裏参道」 表参道の北、今は高速道路に コラム 2月6日 表参道といえば東京でも有数のファッションストリートだ。なぜ「参道」かといえばもちろん、明治神宮の参道だから。では、「表」があるなら「裏」もあるのだろうか。探してみると、存在していた。表参道と裏参道、その秘めた歴史を探った。 ■北参道と神宮外苑をつなぐ広大な並木道 JR代々木駅から明治神宮の北参道に向けて5分ほど歩くと、赤れんがが印象的な高架がある。山手線が走る高架下には4カ所、古びた看板が張って 明治神宮に「裏参道」 表参道の北、今は高速道路に