ビットコインは老後資産か 米で論争に 日経ヴェリタスセレクト 日経ヴェリタス Think! コラム 北米 増やす 5月15日 暗号資産(仮想通貨)の代表格、ビットコインの価格が低迷している。5月前半には3万ドル(約390万円)の大台を割り込み、3月の高値から4割以上下げる場面があった。米連邦準備理事会(FRB)が保有資産を減らす量的引き締めを過去の2倍の速さで進めようとするなか、コロナ禍が生んだ過剰流動性に押し上げられてきた仮想通貨から資金が流出している。 それでも米国では仮想通貨の将来性に期待し、購入を検討する人が多 ビットコインは老後資産か 米で論争に
ステーブルコイン「テラ」急落 ドル連動崩壊に警戒も Think! 北米 為替・金利 海外 5月12日更新 【ニューヨーク=伴百江】暗号資産(仮想通貨)市場で、ドルなどの法定通貨と価値が連動するように設計されたステーブルコインの「テラUSD」の相場が急落した。米金融市場の不安を背景に、アルゴリズムを使ったシステムの裏付けになる仮想通貨への売りが広がり、ドル連動ができなくなった。米規制当局からはステーブルコインの安全性を改めて疑問視する声が出ている。 米情報サイトのコインデスクによると、テラの価格は11 ステーブルコイン「テラ」急落 ドル連動崩壊に警戒も
ビットコイン、取引半減 「塩漬けコイン」増が普及の壁 グローバルマーケット 海外 5月11日 代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインの取引量が落ち込んでいる。4月の主要な取引所での売買高は前年同月比で半減し、2011年11月以来の少なさになった。足元で価格が急落しているほか、法定通貨と連動するステーブルコインの裏付け資産に一部で使われるなど、塩漬けになっているビットコインが増えているためだ。流動性が低下すれば値動きはより不安定になりかねず、普及の障害になっている。 情報サイトのビットコ ビットコイン、取引半減 「塩漬けコイン」増が普及の壁
仮想通貨、アフリカで利用者25倍 送金需要で底堅く グローバルマーケット Think! 海外 4月20日 暗号資産(仮想通貨)の利用者がアフリカで急増している。個人や企業の間での送金や決済などで使われ、1月までの1年間にビットコインを含む仮想通貨の利用者数は25倍になった。衝突が続くロシア、ウクライナなどでも利用が増え、価格急落が起きにくくなっている。金融アセットの一つとして立ち位置を固めつつある。 シンガポールに拠点を置く交換所クーコインの調査によると、アフリカで1月までの1年間にビットコインを含 仮想通貨、アフリカで利用者25倍 送金需要で底堅く
[FT]暗号資産にすがる英政府 新たな「金脈」規制後回し ヨーロッパ 北米 FT FT commentators 4月15日 さよなら、オリガルヒ(新興財閥)。ようこそ、暗号資産(仮想通貨)。 英財務省が4日に発表した暗号資産分野の成長に向けた取り組みの大枠はこう言っているようにみえた。 英政府は西側諸国と足並みをそろえてロマン・アブラモビッチ氏やミハイル・フリードマン氏といったロシア政府との結びつきが強い実業家に対し厳しい制裁を科した。ロシアの富豪の顔色をうかがってきた時代は実質的に幕切れとなった。 そうすると英政府 [FT]暗号資産にすがる英政府 新たな「金脈」規制後回し
エルサルバドル、地熱でビットコイン採掘 錬金術に逆風 日経ヴェリタスセレクト 日経ヴェリタス コラム 中南米 学ぶ 3月9日 中米エルサルバドルのブケレ政権が地熱発電による暗号資産(仮想通貨)のマイニング(採掘)に乗り出している。再生可能エネルギーを使うことで、採掘に必要な電力をつくる過程で生じる温暖化ガスを削減できると訴える。世界で初めてビットコインを法定通貨に採用したブケレ氏にとって、肝煎りの案件だ。ただ、ロシアのウクライナ侵攻などでビットコインの価格は乱高下し、異例の「錬金術」の成否は不透明だ。 「エルサルバドル エルサルバドル、地熱でビットコイン採掘 錬金術に逆風
デジタル金貨という新鉱脈 日経ヴェリタスセレクト 西村 博之 金 日経ヴェリタス コラム 編集委員 学ぶ 3月8日 世界的なインフレと地政学リスク。追い風が吹くなか、三井物産が金建ての暗号資産(仮想通貨)「ジパングコイン(ZPG)」を売り出した。国外でも同種の仮想通貨が人気だ。デジタルのゴールドラッシュは起きるのか。 ジパングコインは金1グラムを1ZPGで24時間取引できる。金の現物のリースで運用益を上げ、投資家の保有コストはゼロ。スマホ決済への利用も視野に入る。まさにデジタル版の金貨だ。 かつて金は通貨だっ デジタル金貨という新鉱脈
[FT]NFTや仮想通貨 デジタルで戦費を賄うウクライナ ウクライナ侵攻 ヨーロッパ FT 3月4日 ウクライナが先進国としては初めて、独自の非代替性トークン(NFT)コレクションを発行する国になろうとしている。ロシアとの戦争を支援するために世界中から暗号資産(仮想通貨)の寄付が殺到するなか、うまく活用する狙いだ。 ウクライナのフョードロフ副首相が3日、ツイッターへの投稿で計画を発表し、政府が近くNFTの詳細を明らかにすると述べた。 この動きは、ロシアとの戦いにおいて自国の軍隊をまかなう方法とし [FT]NFTや仮想通貨 デジタルで戦費を賄うウクライナ
暗号資産が急騰 金融制裁で代替需要、ロシア包囲の穴か グローバルマーケット ウクライナ侵攻 海外 3月2日 日米欧によるロシアへの金融制裁の影響で、ビットコインを中心とした暗号資産(仮想通貨)の価格が急騰している。ロシアルーブルなど、海外との取引が制限された通貨の代替となっているのが一因だ。欧米政府は制裁の抜け穴になるとして交換所に売買の制限を要請しているが受け付けない交換所も多く、懸念が増している。 3月2日のビットコインの価格は約4万4000ドル(約506万円)と、国際決済網の国際銀行間通信協会( 暗号資産が急騰 金融制裁で代替需要、ロシア包囲の穴か
暗号資産大国ウクライナ、政情不安が普及後押し ウクライナ侵攻 ヨーロッパ 3月2日 戦乱など政情不安が覆う国やインフレ率上昇に歯止めがかからない国で、暗号資産(仮想通貨)が広く浸透している。自国の通貨や統治、金融システムへの信認が欠如するなかで、人々は暗号資産に未来への希望を見いだそうとしている。 2月24日、ロシアがウクライナに対する全面侵攻に踏み切った。ウクライナ軍は必死の抵抗を続けるが、主要都市には砲弾が撃ち込まれ地上部隊が包囲する。ウクライナの通貨フリブナは一時、対ドル 暗号資産大国ウクライナ、政情不安が普及後押し