カーナビなのに画面なし 「視覚優位」の常識に挑む ヒットのクスリ ネット・IT エレクトロニクス 自動車・機械 5月12日 「見た目が同じパテとドッグフードを食べて区別できるか」。こんな実験を米国で実施したところ、誰一人当てることができなかった。しかしソムリエのようなプロならば、見た目に引きずられることはないだろう。 そこでソムリエに赤ワインと白ワインをわたしてみた。白ワインは食紅を混ぜた「にせもの」だったが、ソムリエは両方とも赤ワインを飲んだような感想を述べたという。これは脳科学とマーケティングを融合したビジネス書 カーナビなのに画面なし 「視覚優位」の常識に挑む
セブン&アイ、外国人が社長になる日 株主総会 Think! 小売り・外食 Deep Insight 編集委員 4月29日 ■米セブンの営業利益、日本を初めて超える ■カリスマ経営時代との決別を名実ともに象徴 ■重み増す海外事業、カギ握る「27億の男」 セブン&アイ、外国人が社長になる日
日本マクドナルドHD下平副社長死去「現場一筋の功臣」 小売り・外食 4月26日 日本マクドナルドホールディングスの下平篤雄副社長が死去した。69歳だった。創業者の藤田田氏が社長時代から、現在の日色保社長兼最高経営責任者(CEO)まで歴代のトップを知る現場一筋の功臣だった。 18日、日本マクドナルドのマーケティング責任者のズナイデン房子取締役を迎えて、日経ライブ配信をしたときのこと。ズナイデン氏がマクドナルド入社の経緯を語る中で、「サラ・カサノバ社長と下平副社長の人柄に引かれ 日本マクドナルドHD下平副社長死去「現場一筋の功臣」
好調マックが変えた顧客アプローチ ヒットのクスリ 4月18日更新 今回のゲストは日本マクドナルド取締役・上席執行役員CMOのズナイデン房子さんです。「サムライマック」などのヒットを飛ばす一方で、モノより体験としてのマックへの変身をめざし、CM、商品を見直してきました。巣ごもりの追い風を受けつつ、売り上げ増につなげています。どんな価値観の変更に挑んだのでしょうか。中村直文編集委員が迫ります。 好調マックが変えた顧客アプローチ
withコロナで変化対応、セブン-イレブン ヒットのクスリ 編集委員 3月31日更新 コロナ禍などによる消費動向の変化を踏まえ、セブン-イレブンが大きく変わろうとしています。人の流れを重視した立地戦略、プライベートブランド、自前主義へのこだわりといったこれまでの強みをすべて見直し、新たな成功モデルを築こうとしています。中村直文編集委員がセブンのマーケティング戦略を統括する青山誠一取締役執行役員商品本部長を迎え、改革の本質に迫ります。 withコロナで変化対応、セブン-イレブン
時間が「大家」の流通革命 ウーバーイーツ対イオン Think! ネット・IT サービス・食品 小売り・外食 北米 Deep Insight 編集委員 3月16日 「お金は寂しがり屋」。自営業だった亡き父がよく口にしていた言葉だった。「人が集まるところにお金も寄ってくる」という単純な話だが、経済の本質のように思える。もっとも父にお金は近づいてこなかったが。 流通・消費産業はお金に寂しい思いをさせないように、にぎわいを演出しながら発達した。中世の市に始まり、戦後は商店街や郊外型ショッピングセンター、専門店チェーン、コンビニエンスストア、駅ナカと、にぎわいの主 時間が「大家」の流通革命 ウーバーイーツ対イオン
セブン&アイ、ヨーカ堂を守れるか 二正面作戦の壁高く 小売り・外食 編集委員 2月27日 セブン&アイ・ホールディングスが投資ファンドから、百貨店のそごう・西武に続き、イトーヨーカ堂の売却を求められている。セブン&アイは約2兆3千億円を投じた米国でのM&A(合併・買収)を実施し、コンビニ優先戦略にかじを切った。果たして20年以上の停滞が続く総合スーパーを防衛できるのか。 セブン&アイはヨーカ堂を放置していたわけではない。問題点は明確で、ユニクロやニトリ セブン&アイ、ヨーカ堂を守れるか 二正面作戦の壁高く
カリスマなきあとの顧客創造、ZOZO社長に聞く ヒットのクスリ 2月25日更新 宇宙を目指した創業者の前沢友作氏から経営を託されてもうすぐ2年半。沢田宏太郎社長兼CEO率いるZOZOは、順調に業績を拡大しています。コロナ禍の巣ごもり需要を追い風に、とよく言われますが、果たしてそれだけなのでしょうか。いまだに深くは語られていない沢田社長の経営術、ヒットのつくり方に中村直文編集委員が迫ります。 カリスマなきあとの顧客創造、ZOZO社長に聞く
カインズに売られた東急ハンズ、異端児ドンキとの差 Think! コラム 小売り・外食 Nikkei Views 編集委員 2月16日 東急ハンズ(東京・新宿)が3月末にホームセンター大手のカインズの傘下に入る。東急グループの異色の小売店として名をはせてきたハンズだが、近年は業績が停滞気味で、小売りチェーンの元で再生を目指す。なぜハンズは輝きを失ったのか。その理由は、同じ小売りのドン・キホーテと比べると見えてくる。同時に、リアルの消費ビジネスの再生の難しさも浮かび上がる。 ハンズが1976年に誕生したきっかけは、東急不動産の遊休 カインズに売られた東急ハンズ、異端児ドンキとの差
そごう・西武売却 セブンが果たせなかったカリスマの夢 コラム 小売り・外食 Nikkei Views 編集委員 2月2日 セブン&アイ・ホールディングスが傘下の百貨店、そごう・西武を売却する方向で動き出した。セブンにとって百貨店をグループに取り込み、顧客層を幅広くつかむことは創業者の伊藤雅俊氏、コンビニの父と言われた鈴木敏文氏の二人のカリスマの悲願だった。しかし道半ばで挫折し、労苦に満ちた16年に終わった。壮大なM&A(合併・買収)の失敗劇は何を意味するのか。 セブンが百貨店を始めた歴史は1980年代にさかのぼる そごう・西武売却 セブンが果たせなかったカリスマの夢