リクナビのつまずき 個人情報の鉱脈、使う知恵試す データの世紀 ネット・IT 8月19日 データエコノミーの落とし穴があらわになった。人工知能(AI)が個人の心理を読む時代が現実となり、日本では学生データの利用を巡る「リクナビ問題」が起きた。個人情報を扱う責任を負いながら、便利なデータ社会を実現できるか。課題に直面している。 8月上旬、経済産業省にいら立ちが広がった。「最悪のタイミングだ」。職員の一人は唇をかんだ。 政府が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で「信頼ある自由なデー リクナビのつまずき 個人情報の鉱脈、使う知恵試す
データ活用、GAFAも出直し 安心感が次の競争力に データの世紀 ネット・IT 法務・ガバナンス ヨーロッパ 北米 8月20日 「顔で払えますか?」。夏休みの家族連れでにぎわう和歌山県白浜町の海鮮市場「フィッシャーマンズ・ワーフ白浜」。土産物を持った観光客がレジ横のカメラをのぞくと約3秒で支払いを終えた。登録した顔データとクレジットカードを連携させ「顔パス」で決済する実証実験だ。NECが2019年1月から、地元の飲食店などと進める。浴衣姿の観光客が財布やスマホを持たずに街を歩ける。 【前回記事】リクナビのつまずき 個人情報 データ活用、GAFAも出直し 安心感が次の競争力に