出光の超小型EV参入、脱炭素市場へ先手必勝狙う 日経産業新聞 カーボンゼロ コラム 自動車・機械 環境エネ・素材 2月26日 世界的に脱炭素の動きが加速する中、石油元売り大手(原油を精製して石油製品として販売する企業)がガソリンが売れなくなる将来に備えて新たな戦略を打ち出しています。先日、出光興産は超小型電気自動車(EV)の事業に参入すると発表しました。外部のメーカーと組んで超小型EVを製造し、給油所でカーシェアや販売を行うというものです。出光興産が超小型EV市場への参入を決めた理由について、グロービス経営大学院の金子 出光の超小型EV参入、脱炭素市場へ先手必勝狙う
楽天携帯の最安値プラン、提供価値とクロスセルがカギ 日経産業新聞 コラム ネット・IT 2月15日 楽天が1月末に20ギガ(ギガは10億)バイト(GB)まで1980円で使えるという最安値の携帯料金プランを発表しました。競合大手を下回る価格設定でインパクトを狙ったとみられますが、経営学的にどのような勝算を描けるのでしょうか。グロービス経営大学院の嶋田毅教授がマーケティングと価格戦略の観点で分析します。下記の動画ではさらに詳細な解説をしています。 【関連記事】楽天、20GB以下の携帯料金引き下げ発表 楽天携帯の最安値プラン、提供価値とクロスセルがカギ
資生堂の日用品事業売却、海外・高級に的定める 日経産業新聞 コラム サービス・食品 環境エネ・素材 1月29日 資⽣堂が「TSUBAKI」「uno(ウーノ)」などの⽇⽤品事業を外資系ファンドに売却する方針を固めたというニュースが流れました。この選択を決めた背景には何があるのでしょうか。グロービス経営大学院の嶋田毅教授が「ブランド・マネジメント」の観点で解説します。 【関連記事】・資⽣堂「TSUBAKI」など⽇⽤品事業売却へ 1000億円超 【解説ポイント】・高価格帯市場で海外大手と競うために経営資源を集中・強 資生堂の日用品事業売却、海外・高級に的定める
注目のグリーンリカバリー、複数シナリオで経営戦略を 日経産業新聞 コラム 自動車・機械 環境エネ・素材 1月15日 2021年初めの「ビジネススキルを学ぶ」では、今年の注目ビジネスワード「グリーンリカバリー」について解説します。分かりやすくまとめた動画も記事中にありますので、ご覧いただければと思います。グロービス経営大学院の金子浩明教授が「シナリオプランニング」の観点から関連記事とともに読み解きます。 グリーンリカバリーとは、新型コロナウイルスの感染拡大によってダメージを受けた経済を回復させるにあたって、過去 注目のグリーンリカバリー、複数シナリオで経営戦略を
エアビー上場、コロナ禍でのしたたかな対応に支持 日経産業新聞 新型コロナ コラム サービス・食品 12月25日 民泊仲介サービスのパイオニアであるエアビーアンドビーが12月10日、米国ナスダック市場に上場しました。新型コロナウイルス感染症のまん延で大きな打撃をこうむりましたが、いち早く対策を実行し、早期にそして市場の予想を大幅に上回る株価で上場を果たしました。エアビーは他の不動産シェアサービス系のユニコーンとは一味違う先見性、そしていい意味での「したたかさ」を持つ点が、株式市場で好感を持って受け入れられた エアビー上場、コロナ禍でのしたたかな対応に支持
テスラ、エアコン参入検討で問われる世界観 日経産業新聞 コラム(ビジネス) エレクトロニクス 自動車・機械 12月4日更新 電気自動車(EV)の販売が好調で、トヨタ自動車の時価総額を抜いたことでも話題の米テスラが家庭用エアコンに参入する意思をみせました。今回の取り組みは成功するのか。グロービス経営大学院の嶋田毅教授が「事業ドメイン」と「習熟効果」の観点で解説します。 【解説ポイント】・テスラはEVや蓄電池、エアコンで家庭向けのエネルギービジネスに触手・単純な量産より、クールな構想力やソフト更新による機能向上がカギ ■事業 テスラ、エアコン参入検討で問われる世界観
日本電産の賃金3割増宣言にみる「7S」の組織変革術 日経産業新聞 京都 関西 コラム(ビジネス) エレクトロニクス 自動車・機械 11月20日 日本電産の創業者で永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が、3年で従業員の給与を30%アップすると宣言して話題になりました。今回の取り組みについて、グロービス経営大学院の嶋田毅教授が、組織分析のキーワード「7S」の観点で解説します。 【解説ポイント】・賃金アップは新たな事業戦略に必要な人材採用と組織変革への宣言・組織変革は従業員の意識、スキル、文化などの整合性が成否のカギ 【関連記事】 「永守流」 社 日本電産の賃金3割増宣言にみる「7S」の組織変革術
「鬼滅の刃」仕掛け人 ソニーのアニメは三方よし戦略 コラム(ビジネス) ネット・IT エレクトロニクス 11月6日 アニメ映画「鬼滅の刃」が大ヒットしています。原作は少年誌に連載されていたマンガで、映画はソニー傘下のアニプレックスが制作しました。この映画がヒットした要因には、原作の魅力に加えて、ソニーの秀逸なアニメ戦略があります。グロービス経営大学院の金子浩明教授が「ビジネスモデル」の観点から、ソニーのアニメ事業の戦略と、鬼滅の刃のヒットとの関係を読み解きます。 【解説ポイント】・社外の制作、配信会社と組むことで 「鬼滅の刃」仕掛け人 ソニーのアニメは三方よし戦略
ユニクロ、店舗数の日中逆転が示す強みとリスク コラム(ビジネス) 小売り・外食 中国・台湾 10月23日 ファーストリテイリングの運営するユニクロの店舗数で、中国が国内(直営)を上回ったことが話題になりました。日中逆転が持つ意味やファーストリテイリングのビジネスモデルについて、グロービス経営大学院の嶋田毅教授が「アンゾフのマトリクス」と「CAGE」の観点で解説します。 【解説ポイント】・中国は低コスト生産拠点→巨大市場→IT先進地として活用・企業のグローバル戦略では地理や政治、文化の影響も考慮を 【関連記 ユニクロ、店舗数の日中逆転が示す強みとリスク
ソフトバンク、アーム売却額に込めた成長シナリオ ソフトバンク コラム(ビジネス) ネット・IT エレクトロニクス 10月9日 ソフトバンクグループが先日、半導体設計の英アームを米半導体大手エヌビディアに最大400億ドル(約4.2兆円)で売却する契約を結んだと発表し、話題になりました。この金額は果たして高値と言えるのか、グロービス経営大学院の斎藤忠久教授が「事業価値評価」の観点で解説します。 【解説ポイント】・英アームの売却スキームは現金と株式の組み合わせ・米エヌビディアによる買収シナジーが高まればソフトバンク側の投資は成功 ソフトバンク、アーム売却額に込めた成長シナリオ