Google開発者向けイベント 披露した「攻め」「守り」 コラム 自動運転 科学&新技術 5月17日 インターネットでラーメンの画像を見つけて「近くで食べられる場所はないか」と探してみる場面は多いでしょう。これまでは画像に出た店舗の名前や住所をそれぞれ調べて、地図で店舗への行き方も見るという、3つのアクションが必要でした。しかし人工知能(AI)であるディープラーニング技術の進化によって店舗の位置情報を瞬時に表示し、もはや3つのステップは不要になりそうです。 これは米グーグルが5月11日から12日 Google開発者向けイベント 披露した「攻め」「守り」
日本に広がるWeb3ブーム Web2.0の教訓をいかせるか 基礎から日経 コラム 科学&新技術 5月3日 米国の首都ワシントンから飛行機で約3時間の距離にあるカリブ海の島国バハマ。2022年4月下旬に米国のクリントン元大統領や英国のブレア元首相、法律事務所やクラウドサービス事業者の関係者らの姿がありました。彼らが集まった目的は暗号資産(仮想通貨)のカンファレンスに出席するためです。日本人の姿はほぼ見かけません。 人口約39万人の群島国家であるバハマは暗号資産の導入に積極的で、20年に世界で初めて中央 日本に広がるWeb3ブーム Web2.0の教訓をいかせるか
Twitter買収騒動を読み解く 利益優先か社会性か 基礎から日経 コラム 4月19日 米テスラや米スペースX(Space X)を率いるイーロン・マスク氏が、米ツイッター社に現金約400億ドル(約5兆円)という巨額の買収を提案しました。日本でいえば日立製作所や大手商社に近い時価総額ですが、この規模のプラットフォーム企業を個人が買収するというのは初めてのことです。なぜ個人でツイッター社の買収を試みたのでしょうか。 米証券取引委員会(SEC)の資料によると、マスク氏はツイッター社の株式 Twitter買収騒動を読み解く 利益優先か社会性か
Appleの映画が作品賞 テレビ番組や報道にも及ぶ変化 コラム 4月5日 「米アップルの映画が世界最高峰といわれるアカデミー賞の作品賞を受賞」――。映画をあまり見ないiPhoneやMacユーザーの中には「なぜアップルが映画を?」と首をかしげた方もいるかもしれません。映画の世界はデジタル技術によって地殻変動が起きているのです。 アップルの映画とは、正確には動画配信サービス「Apple TV+(アップルTVプラス)」が全米配給を手掛けた映画「コーダ あいのうた」が、米映画 Appleの映画が作品賞 テレビ番組や報道にも及ぶ変化
ウクライナ侵攻とテクノロジー 浮き彫りにした課題 ウクライナ侵攻 コラム 3月22日 ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、約1カ月が経過しようとしています。現地から届けられる切実な状況、残忍な行為が日本に伝えられる一方、寄付やデモ以外にできることはないかともどかしく思う人も多いと思います。テクノロジーの活用によってできることがある一方で、課題も浮き彫りにしています。 31歳のデジタル大臣によるウクライナからの要請もあり、米スペースXを率いるイーロン・マスク氏は衛星インターネットサ ウクライナ侵攻とテクノロジー 浮き彫りにした課題
ウクライナ情勢も影 MWCで見たテクノロジーの地政学 ウクライナ侵攻 コラム 科学&新技術 3月8日 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、米アップルはiPhoneを筆頭に自社製品のロシア国内での販売を中断しました。ウクライナ情勢によって世界のテクノロジーの動向はどう変わりつつあるのでしょうか。 ロシアのアップルストアは全店が休業状態となり、決済サービス「Apple Pay」の利用も制限されています。アップルだけではありません。米マイクロソフトや米グーグル、Facebookを運営するメタ・プラット ウクライナ情勢も影 MWCで見たテクノロジーの地政学
ヤマダとアマゾン協業の必然 海外から見たデジタル戦略 ネット・IT コラム 2月22日 ヤマダデンキの店舗などを展開するヤマダホールディングス(HD)とアマゾンジャパン(東京・目黒)はインターネットに接続して動画配信サービスなどを楽しめる「Fire TV」を搭載したスマートテレビを発売すると発表しました。これは単なる新しいスマートテレビの販売であると解釈してはいけません。 ヤマダとアマゾンが販売するスマートテレビは、テレビ放送や動画、音楽配信サービスがシームレスに楽しめて、人工知能 ヤマダとアマゾン協業の必然 海外から見たデジタル戦略
コロナ禍で問われる 大手テック企業の「持続可能性」 コラム 2月8日 2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックが始まっています。終わるころには新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いているでしょうか。こんな中、米国と日本で現状認識の違いが浮き彫りになった出来事がありました。 米国や欧州各国では新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大を受けて、ワクチンの追加接種(ブースター接種)を加速しました。この効果もあってか、米国の感染者は急速に減少しつつあります。 しか コロナ禍で問われる 大手テック企業の「持続可能性」
世界の企業が続々と参入 「メタバース」の読み解き方 コラム IoT 科学&新技術 1月25日 2022年も多くのテクノロジー関連のはやり言葉がメディアをにぎわしています。しかし、肝心なのはそれが「単にマーケティング活動によって広まっているものなのか、本当にビジネスや実務に使えるような技術の地殻変動が起きているのか?」と一歩引いて考えてみることです。なかでも現在、良くも悪くも世界をにぎわしている言葉は「メタバース」でしょう。 メタバースとは、「メタ(meta=超越した)」と「ユニバース(u 世界の企業が続々と参入 「メタバース」の読み解き方
テクノロジー見本市「CES」 世界の経営陣が見たもの CES コラム 自動運転 科学&新技術 1月11日 先端テクノロジーの見本市「CES」が2年ぶりに米ラスベガスの現地で開催されました。おさらいですが、CESはもともと家電の見本市でした。しかし今は新しいテクノロジーという切り口で、世界の家電メーカーや大企業、ベンチャーなどが企業規模を問わず集まるイベントです。 もはやテクノロジーと無縁の業界などない時代ですので、自動車やヘルスケア関連などのすべての業界が関わりつつあります。CESは開催時期が例年1 テクノロジー見本市「CES」 世界の経営陣が見たもの