中東フィンテック急成長、「銀行口座なし7割」に商機 スタートアップGlobe スタートアップ コラム フィンテック 5月23日 中東におけるフィンテック産業の成長がめざましい。各国政府の後押しに加え、銀行口座を持たない人が多数を占め、大きな潜在需要があるためだ。しかも、人口の半分は若いデジタル世代で、フィンテックとなじみやすい。スタートアップへの投資も拡大しており、2021年に21億ドルと過去最高を記録し、22年も高水準で推移している。中東の新興フィンテック企業約130社を分析した。 中東のフィンテックはここ2~3年で急成 中東フィンテック急成長、「銀行口座なし7割」に商機
自宅が病院に 在宅医療の進化に挑むスタートアップ スタートアップGlobe スタートアップ ヘルスケア コラム 5月20日 欧米などで在宅医療の利用が高齢者だけでなく、幅広い層に広がりつつある。治療を受ける側の視点に立った「患者中心の医療」が浸透し、通院負担などを軽減できる在宅医療が見直されているためで、新型コロナウイルス禍も利用に拍車をかけている。関連スタートアップも増えており、自宅で病院に近い医療を受けられるサービスや遠隔で患者の健康状態を確認するサービスなどに取り組んでいる。CBインサイツが在宅医療スタートアップ 自宅が病院に 在宅医療の進化に挑むスタートアップ
量子計算で創薬も 米J&Jが描くデジタル×医療のあす スタートアップGlobe Think! スタートアップ ヘルスケア コラム 5月16日 米国の日用品・製薬大手、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスタートアップなどとの連携を強めている。特に活発なのが医薬品・医療機器事業でのデジタル技術の活用で、手術支援ロボットを開発する企業を買収したり、量子コンピューティングの企業と提携して新たな創薬の手法を模索したりしている。CBインサイツがJ&Jの投資活動を分析し、6つの重要技術戦略をまとめた。 米ジョンソン・エンド・ジョンソン 量子計算で創薬も 米J&Jが描くデジタル×医療のあす
提携関係図で分析、米フォードの未来車投資戦略 スタートアップGlobe スタートアップ 自動車・機械 コラム 5月13日 米フォード・モーターが投資戦略の見直しをテコに市場の評価を高めている。ジム・ファーリー氏が最高経営責任者(CEO)に就任した2020年10月以降、株価が上がり、時価総額は一時、米ゼネラル・モーターズ(GM)を上回った。コネクテッドカー(つながるクルマ)や電気自動車(EV)を主軸としたスタートアップ企業などへの積極投資が原動力になっている。CBインサイツがフォードの提携・資本関係図をもとに重要戦略を 提携関係図で分析、米フォードの未来車投資戦略
試練続く小売企業、今検討すべき5つの技術戦略 スタートアップGlobe 小売り・外食 コラム 5月9日 人手不足に物価上昇、新型コロナウイルス禍に伴う消費行動の変化と、小売り・消費財企業を取り巻く環境は厳しさを増す一方だ。それを乗り越えるにはデジタル技術の活用が欠かせないが、具体的にどうすればよいか、見極めは難しい。人工知能(AI)を使った電子商取引(EC)の収益強化策など、小売り・消費財企業が今年検討すべき課題とその技術的な解決策を5つにまとめた。 インフレ加速や人手不足、世界各地でのサプライチェ 試練続く小売企業、今検討すべき5つの技術戦略
ドラッグストアがデジタル治療も 米大手の次の一手 スタートアップGlobe スタートアップ ヘルスケア 小売り・外食 コラム 5月6日 米ドラッグストア大手CVSヘルスが医療分野に積極投資している。ざいたデジタル治療や在宅医療などに取り組むスタートアップなど数十社と提携しており、2021年には新興医療テック企業に投資するベンチャーファンドを設立した。CBインサイツがCVSヘルスの投資活動から、同社の医療分野での戦略を分析した。 米ドラッグストアチェーン大手CVSヘルスは時価総額1410億ドル(約18兆円)を誇る世界第2のヘルスケア ドラッグストアがデジタル治療も 米大手の次の一手
メタバース1兆ドル市場へ 半導体や触覚技術にも商機 スタートアップGlobe ネット・IT コラム 科学&新技術 5月2日 仮想空間「メタバース」への期待が膨らんでおり、近い将来1兆ドル(約130兆円)市場になるとの見方も出ている。データを処理する半導体から決済、仮想空間上の娯楽まで関連技術の開発に取り組む企業が増えており、触覚を再現するグローブ型機器を手掛ける企業や、現実では作れない精緻なデジタルドレスを提供する企業などが存在感を高めている。スタートアップなどが挑む関連技術の開発状況について、通信などのインフラから応 メタバース1兆ドル市場へ 半導体や触覚技術にも商機
インド零細商店の巨大販売力、米Amazonも注目 スタートアップGlobe ネット・IT コラム 4月25日 インドで「キラナ」と呼ばれる零細商店の巨大な販売力を巡り、大手EC(電子商取引)企業間の争奪戦が激しくなっている。キラナは人口14億人の同国の消費財販路の8割近くを占めており、EC各社はここをデジタル技術で近代化して自社の配送網などとして囲い込みを進めている。米アマゾン・ドット・コムや米ウォルマートが乗り出しているほか、スタートアップも支援ビジネスに商機を見いだしている。 インドの零細商店「キラナ インド零細商店の巨大販売力、米Amazonも注目
ネスレ、新興企業と紡ぐ成長戦略 健康分野やD2C スタートアップGlobe スタートアップ コラム 4月22日 食品の世界最大手ネスレ(スイス)が様々なスタートアップと組み、新たな成長戦略への歩みを進めている。同社が特に活発に提携・出資しているのが、健康に関する技術や消費者に直接販売するD2Cなどに取り組む企業だ。ネスレの最近のスタートアップなどへの投資活動から4つの重要戦略を浮き彫りにした。 ネスレは世界最大の売上高を誇る食品・飲料メーカーだ。急成長している製品カテゴリーやデジタルチャネル、健康食品・飲料 ネスレ、新興企業と紡ぐ成長戦略 健康分野やD2C
インテル、半導体の首位奪還へ 鍵握る5つの投資戦略 スタートアップGlobe エレクトロニクス コラム 4月18日 インテルは2021年に韓国サムスン電子に奪われた半導体売上高の首位奪還に向けて、積極的な企業買収・出資・提携戦略を進めている。2月には同業のイスラエル企業を54億ドル(約6800億円)で買収すると発表した。こうした製造分野に加え、半導体の応用を広げる人工知能(AI)、自動運転、クラウド、サイバーセキュリティーの4分野で活発だ。CBインサイツがインテルの投資活動を分析し、首位奪還の鍵を握る5つの重要 インテル、半導体の首位奪還へ 鍵握る5つの投資戦略