「チーム池上が行く!」 デジタル人材育て社会課題解決 就活 コラム 6月5日 今回はパックンの愛称でおなじみのパトリック・ハーランさんがお茶の水女子大学と一橋大学を訪ねました。「データサイエンス」と呼ばれる新しい学問に取り組む学生を取材するためです。そこには文系や理系の枠を超えて、新たな可能性に好奇心を抱いている学生たちの姿がありました。 源氏物語を分析対象に 今年1月、「デジタル人材どう育てる」をテーマに開かれた大学改革シンポジウム(日本経済新聞社主催)で、お茶の水女子 「チーム池上が行く!」 デジタル人材育て社会課題解決
池上彰の大岡山通信 共同研究マッチング ゲーム感覚で 就活 コラム 5月29日 このところ「マッチング」という用語をよく聞きます。「引き合わせる」というような意味で、カップルを成立させるときなどにも使われます。 研究者が動き出した この手法を大学の研究者同士でも進めようという試みが始まっています。私が所属する東京工業大学は来年秋に東京医科歯科大学と統合する計画です。新大学の名称は「東京科学大学」になる予定です。 この名称には賛否があるものの、統合自体は歓迎され、着々と準備が 池上彰の大岡山通信 共同研究マッチング ゲーム感覚で
池上彰の大岡山通信 考えの異なる人と交流 就活 コラム 5月22日 東京工業大学の新入生向け「立志プロジェクト」の続編です。教養教育を担うリベラルアーツ研究教育院の院長である山崎太郎教授との対談を紹介します。人工知能(AI)時代の学びについて一緒に考えてみてください。(文中敬称略) ■卒業後も学び続ける 山崎 池上先生の知識の源泉はどこにあるのでしょう。 池上 大学卒業後も学び続けてきたことです。入学後は大学紛争で授業がなかった。友人と読書会をして読書の仕方を学 池上彰の大岡山通信 考えの異なる人と交流
池上彰の大岡山通信 AI時代 人の洞察重要 就活 コラム 5月8日 4月、東京工業大学の新入生に「良き問いを立てる」というテーマでオンライン講演をしました。私が所属するリベラルアーツ研究教育院が2016年に始めた「東工大立志プロジェクト」の一環です。今回も私がトップバッターです。全国の新入生にも学びのヒントになればと思います。 ■世界で議論が広がる 東工大の新入生は複数の有識者、専門家の講演を聞いた後、各教室に分かれて小グループをつくり、気づいたことや考えたこと 池上彰の大岡山通信 AI時代 人の洞察重要
「チーム池上が行く!」 日本文化やEV 肌で知る 就活 コラム 5月1日 「チーム池上が行く!」の講師陣である池上彰さん、増田ユリヤさん、パトリック・ハーラン(パックン)さんが、3人の若者と学生時代にやり遂げたことをテーマに語り合いました。新型コロナウイルス禍を乗り越え、活動に情熱を傾けながら人生の進路をつかんだ体験を紹介します。(文中敬称略) ■企業の一員として働く 増田 みなさんは4年間の大学生活のなかでどのようなことに取り組みましたか。 吉田瑛里香(津田塾大学総 「チーム池上が行く!」 日本文化やEV 肌で知る
池上彰の大岡山通信 新人のころ、先輩との雑談が助け舟 就活 Think! コラム 4月24日 新入社員諸君は間もなく入社1カ月を迎えるころでしょう。会社の雰囲気に慣れ、仕事を覚えるには時間がかかるでしょうが、いまの時間を大事にしてください。私の苦い新人体験がヒントになればと思います。 ■警察の玄関に入れず 「取材相手ともっと雑談をしてみろ」。新人記者時代、先輩の言葉が記憶に刻まれています。子どものころから憧れていた記者にはなったものの、取材がうまくいかず、悩んでいたころです。 私は197 池上彰の大岡山通信 新人のころ、先輩との雑談が助け舟
池上彰の大岡山通信 ようこそ新入生 課題見つけ探求を 就活 コラム 4月10日 新入生のみなさん、入学おめでとう。通学路の街並みはどんな風(ふう)に見えますか。教室の座席の座り心地はどうでしょうか。それぞれ新生活を感じていると思います。これからあなた自身の人生を切り拓(ひら)く学びが始まります。 ■自分だけの時間割作る 質問です。「あなたはなぜ大学進学を志したのでしょうか」。学びたい専攻があるという人、留学したいという人、あるいはみんなが進学するからという人もいるかな。理由 池上彰の大岡山通信 ようこそ新入生 課題見つけ探求を
池上彰の大岡山通信 激動期の新社会人、学びを自信に 就活 コラム 4月3日 社会へと旅立つ若者たちは夢と不安を抱いていることでしょう。恐れることはありません。人生の先輩が歩んだ道です。今回はそんな若者へメッセージを贈ります。 ■コロナ禍で社会は変わった いよいよ新年度。新たに社会人になる人たち、おめでとうございます。新たな旅立ちですね。 今年の卒業式は、去年までと異なり、マスクをはずした友人たちの顔を見ることができたのではないでしょうか。 新年度の入社式も、オンラインで 池上彰の大岡山通信 激動期の新社会人、学びを自信に
池上彰の大岡山通信 世界を知る(下)問題意識が学びの起点に 就活 コラム 3月27日 今回は歴史から国際情勢を考える講演から、聴講者との質疑の一部を紹介します。話題は世界の行方、学びや生き方にも及びました。若者の問題意識はすばらしく、新型コロナウイルス禍の下でもしっかり学んでいたことがうかがえました。 ■希望を捨てないで 質問A「戦争の無い世界が実現したら、どのようなことが大事ですか」 池上教授 世界はウクライナ戦争が始まり緊張状態が高まっています。軍事費や防衛費が増えていくでし 池上彰の大岡山通信 世界を知る(下)問題意識が学びの起点に
池上彰の大岡山通信 世界を知る(上) 歴史動かす権力者の思惑 就活 コラム 3月20日 2月下旬、歴史から世界情勢を考えるというテーマで講演をしました。ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を迎え、参加者の多くが世界の行方について問題意識を抱いていたようです。若者たちの春からの学びのヒントになるよう、講演の一部を連載します。 ■戦争は3〜4年続く可能性も 日々、新聞やテレビのニュースでウクライナの戦場が報じられています。「この戦争はいつ終わるのか」と疑問に思う若者も多いことでしょう。 池上彰の大岡山通信 世界を知る(上) 歴史動かす権力者の思惑