調香体験で私だけの香り 推し活でも活躍、2カ月待ちも 日経MJ コラム サービス・食品 小売り・外食 6月4日 自分の好きな香りを選んでオリジナルの香水やオイルを作る調香体験が人気だ。サービスを提供する東京都内の店では2年で1カ月あたりの利用者が3倍に増加。休日の予約は約2カ月待ちだ。既製品ではなく、人と違う自分だけの香りを作れる特別感が支持されている。容器に日付や名前の刻印をして、カップルが記念日に利用したり、推し活の一環で使われたりと使い方も様々だ。 「平日なのにどの店も予約がいっぱいで、やっと調香体 調香体験で私だけの香り 推し活でも活躍、2カ月待ちも
「SDGs疲れ」6割、海鮮丼店の「さりげなさ」脚光 大岩 佐和子 Think! サービス・食品 小売り・外食 編集委員 6月1日 「SDGs(持続可能な開発目標)疲れ」という言葉を聞くようになった。SDGsの情報があふれ「もっとがんばらなければならない?」「貢献実感がわかない」などと感じてしまう。疲れてしまっては目標に向かって続けられない。疲れを感じさせないように企業もコミュニケーションに工夫を凝らす。 「友達がインスタに頻繁にサステナブルな商品を投稿している。私も何かしなければとプレッシャーを感じてしまうことがある」。こ 「SDGs疲れ」6割、海鮮丼店の「さりげなさ」脚光
「推し活疲れ」7割経験 出費・追う情報の多さに息切れ 日経MJ コラム サービス・食品 5月27日 アイドルやタレント、アニメキャラクターなどを応援する推し活。グッズの購入や、推しが訪れた場所などを訪問する「聖地巡礼」、推しの広告をファンが作る「応援広告」など、活動の幅は年々広がっている。しかし最近、話題を集めているのは「推し活疲れ」だ。「お金がかかる」「ファン仲間との人間関係が難しい」――。推し活をする女性の7割が経験したとの調査もあり、一時的に活動量を減らす人もいるようだ。 「とにかくお金 「推し活疲れ」7割経験 出費・追う情報の多さに息切れ
ChatGPTを口説こう 雑談力鍛え商談につなげる 日経MJ 中村 奈都子 サービス・食品 5月25日 コロナ禍の3年間でデジタルスキルが向上した一方、営業現場などでは会話力の衰えが深刻化しているという。教育しようにも人手が足りない。そんな中、人工知能のAIを顧客に見立てて会話力を磨く自主トレアプリが注目されている。 インタラクティブソリューションズ(東京・千代田)が昨年末に発表した「iRolePlay(アイロールプレイ)」は、スマホなどを使い顧客と対面しているように話すトレーニングアプリだ。 ChatGPTを口説こう 雑談力鍛え商談につなげる
食品・日用品はシェア買いでお得に 節約志向高まり支持 日経MJ コラム ネット・IT サービス・食品 小売り・外食 5月20日 日用品や食料品を共同で購入する「シェア買い」が広がっている。物価上昇が続くなか消費者の節約志向が高まっており、通常よりも安く手に入れようと友人や家族に生活用品の共同購入を呼びかける人が増加。シェア買いを提供するアプリでは新しい買い物体験を楽しめると話題になり、利用者数を伸ばしている。 「一緒に買ってくれる友達を見つけるというゲーム性もあって楽しい」。さいたま市の会社員、佐古雄大さん(28)は20 食品・日用品はシェア買いでお得に 節約志向高まり支持
「横浜 なだ万」訪日客向けコース、日本人の倍額でも好調 日経MJ インバウンド 大岩 佐和子 和歌山 編集委員 5月18日 昨秋以降、回復めざましいインバウンド。かつてのように爆買いが期待できない今後、注目されるのが体験によるコト消費だ。コト消費の需要拡大をとらえ、インバウンド向け高付加価値型ツアーやメニューが続々と登場している。 和歌山県高野山。宿坊「恵光院」での写経や阿字観(あじかん)という瞑想(めいそう)体験、精進料理、奥之院のナイトツアーをセットにしたインバウンド向けツアーが今春に始まった。ナイトツアーでは2 「横浜 なだ万」訪日客向けコース、日本人の倍額でも好調
「森でピアノ」 の夢、空き物件で実現 仲介サイトが人気 中村 奈都子 住建・不動産 サービス・食品 5月11日 「森の中で自由気ままにピアノが弾きたい」「無農薬のシェア農園で自給自足の生活がしたい」「保護猫がいるシェアハウスを作りたい」――。生活者の夢を、空き家や空き地などと結びつける不動産ビジネスが注目を集めている。On-Co(オンコ、三重県桑名市)が運営する「さかさま不動産」だ。サイトには借り手・買い手による夢情報が掲載され、物件所有者は応援したい相手を見つけて貸したり売ったりする。一体、どのような取 「森でピアノ」 の夢、空き物件で実現 仲介サイトが人気
日本発ラグジュアリーな「メズム東京」、全客室にピアノ 日経MJ 大岩 佐和子 サービス・食品 編集委員 5月10日 「ブルガリホテル東京」やアマンの姉妹ブランド「ジャヌ東京」。世界の名だたる新ブランドホテルの日本進出が相次ぐ。既存のチェーンブランドでは飽き足らなくなり個性的な滞在体験を求める旅人が増えているからだ。国内でも、日本発のラグジュアリーブランドホテルを造る動きが広がってきた。ラグジュアリー領域で出遅れている日本は巻き返せるだろうか。 東京・竹芝にある「メズム東京、オートグラフコレクション」。モード感 日本発ラグジュアリーな「メズム東京」、全客室にピアノ
マスク着脱増でミニ化粧品に脚光 コロナ5類きょうから 新型コロナ 日経MJ コラム 小売り・外食 5月8日 マスクの着用が任意になって以降、マスクと化粧品の売れ行きが変化している。マスクの販売が減少する一方、持ち運びしやすいミニサイズの化粧品が増加。マスクをTPOに合わせて着脱しているため、メーク直しをする機会が増えたためだ。8日には新型コロナウイルスの感染症法上の分類が、「5類」に移行。それでもマスクを着用する意向の人が大半で、こうした動きが今後も続きそうだ。 「マスクは外せるなら外したいが、人の目 マスク着脱増でミニ化粧品に脚光 コロナ5類きょうから
大型スーツケースが盛り返し 旅行意欲・訪日需要高く 新型コロナ 日経MJ インバウンド コラム 小売り・外食 4月30日 低迷していた大型スーツケースの販売が盛り返している。新型コロナウイルス禍が落ち着きをみせ始め、旅行意欲が高まっているためだ。インバウンド(訪日外国人)も増え、百貨店ではお土産を詰めるかばんとしても売れている。5月8日にはコロナの感染症法上の分類が、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行する。海外旅行が活発になれば、さらに需要が高まりそうだ。 会社員の沢田純也さん(46)は2022年夏、百貨店で 大型スーツケースが盛り返し 旅行意欲・訪日需要高く