WHO、テドロス事務局長を再選 感染症の備え課題に 新型コロナ ヨーロッパ 中東・アフリカ 北米 5月25日 【ウィーン=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)は24日、スイス・ジュネーブで開催中の総会でテドロス事務局長を再選した。8月から2期目に入る。新たな感染症などに対する備えの強化が課題になる。任期は5年。 候補者はテドロス氏以外にいなく、再選はほぼ WHO、テドロス事務局長を再選 感染症の備え課題に
Nikkei Asia、金銀など最多5賞 アジア・メディア賞 新型コロナ 東南アジア 中東・アフリカ NIKKEI Asia 5月23日 世界新聞・ニュース発行者協会(WAN-IFRA)は23日、2022年の「アジア・メディア賞」を発表した。日本経済新聞社の英文媒体「Nikkei Asia(日経アジア)」が新型コロナウイルス関連報道部門で最高賞の金賞と銀賞を、報道写真部門で金賞と銀賞、特集記事(新型コロナ関連を除く)部門で銀賞を獲得し、過去最高となる計5つの賞を受賞した。 同賞はアジア・太平洋、中東地域の新聞・雑誌社の優れた報道を Nikkei Asia、金銀など最多5賞 アジア・メディア賞
BA.4などオミクロンの新派生型3種、免疫すり抜ける進化 新型コロナ ヘルスケア ヨーロッパ 中東・アフリカ 北米 科学&新技術 5月14日 新型コロナウイルスのオミクロン型から派生した新たな変異ウイルスの感染が南アフリカや米国などで広がっている。南アで増える「BA.4」「BA.5」は国内の検疫でも確認された。米国では「BA.2」からさらに派生した「BA.2.12.1」が広がる。感染やワクチンによる免疫をすり抜ける性質が強まっているとの研究報告が複数出てきた。流行が広がる可能性もあり、状況を把握するための検査の徹底が求められる。 BA BA.4などオミクロンの新派生型3種、免疫すり抜ける進化
小池都知事が5月中東訪問 国産ワクチンの開発で連携 新型コロナ 東京 関東 中東・アフリカ 4月28日 東京都の小池百合子知事は28日の定例記者会見で、5月に中東を訪問すると発表した。クウェートとアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国を訪問し、新型コロナウイルスのワクチン開発に向けた意見交換などを予定しているという。小池知事の海外出張は2019年の中国・北京への訪問以来約3年ぶり。 5月14〜 小池都知事が5月中東訪問 国産ワクチンの開発で連携
BA.2より感染力強いオミクロン派生型、米国や南アで拡大 新型コロナ 中東・アフリカ 北米 コラム 科学&新技術 4月26日 新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型「BA.2」よりも感染力が強いとみられる新たな派生型が米国や南アフリカで拡大している。米ニューヨーク州ではBA.2から派生した「BA.2.12.1」が広がり、南アでは別の派生型「BA.4」と「BA.5」が増えている。重症化リスクやワクチンの効果の大幅な変化は今のところ確認されていないが、専門家は動向を注視している。 米ニューヨーク州保健局は、BA.2から派 BA.2より感染力強いオミクロン派生型、米国や南アで拡大
[FT]ワクチン需要が年初から半減 追加接種に後ろ向き 新型コロナ ヨーロッパ 中東・アフリカ 北米 FT 4月12日 新型コロナウイルスのワクチン需要が年初から半減している。富裕国の人々が繰り返しの追加接種(ブースター接種)に消極的になる一方、低所得国でワクチン忌避の傾向が根強いことが背景にある。 英医療調査会社エアフィニティによると、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」による感染急増がここ数週間で沈静化し、ワクチン接種のペースは「急減速」している。1週間の投与回数は1月第1週の2億1200万回に対し、3月 [FT]ワクチン需要が年初から半減 追加接種に後ろ向き
モデルナ、途上国でもコロナワクチン製造 EUは資金支援 日経産業新聞 新型コロナ ヘルスケア ヨーロッパ 中東・アフリカ 4月10日 欧米の製薬企業が新型コロナウイルスのワクチン製造を途上国で広げている。国際機関などもアフリカでの製造を後押しする。世界的な感染拡大でワクチン需要の高止まりが確実視される。これまで先進国は主に自国で製造し、ワクチンの囲い込みを批判されてきた。接種率は途上国でなお低く、先進国との格差拡大の是正につながるかが注目される。 ■米モデルナはケニアに拠点 「アフリカでmRNAワクチンの製造施設をつくる」。独 モデルナ、途上国でもコロナワクチン製造 EUは資金支援
[FT]アフリカの15カ国、新型コロナワクチン生産を計画 新型コロナ FT 中東・アフリカ 3月11日 計画通りなら、2021年9月末までにはアフリカの人口の10%、同年12月末までには40%が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了し、22年半ばまでの70%達成が視界に入ってくるはずだった。 だが実際は、アフリカ54カ国のうち、最も人口の多いナイジェリアとエチオピアを含む20カ国で、世界保健機関(WHO)が設定した21年9月末の目標にすら到達できていない。 後回しにされたコロナワクチン供給 アフ [FT]アフリカの15カ国、新型コロナワクチン生産を計画
独ビオンテック、コンテナ式ワクチン工場 アフリカ輸出 新型コロナ Think! ヨーロッパ 中東・アフリカ 2月17日更新 【フランクフルト=深尾幸生】新型コロナウイルスのワクチンを米ファイザーと共同開発した独ビオンテックは16日、ワクチンを比較的簡単に製造できるコンテナ式のワクチン工場を開発したと発表した。2022年後半にアフリカに出荷し、23年にも同地でワクチン生産を開始する予定だ。 「バイオンテナ」と名付けたコンテナ式ワクチン工場は、一般的な輸送用コンテナをそれぞれ6個組み合わせたモジュール2つで構成される。世 独ビオンテック、コンテナ式ワクチン工場 アフリカ輸出
ワクチン接種、途上国で啓発を 長坂優子氏 新型コロナ 私見卓見 中東・アフリカ 2月3日 私はケニアで保健省と連携し、感染症抑止などの活動に従事している。ケニアにはすでに計2400万回分以上の新型コロナウイルスのワクチンが供給されている。しかし、2回の接種を終えたのは1月末で550万人ほどで、成人の20%程度。この数字には私のような医療従事者などの外国人も含まれ、実際にはもっと少ない。 なぜワクチン接種が進まないのか。ケニアには西洋医学は体に良くないとして、伝統療法を重んじる部族がい ワクチン接種、途上国で啓発を 長坂優子氏