NY市、治安悪化が通勤の壁に 元警官の市長が苦慮 新型コロナ 北米 5月28日 【ニューヨーク=山内菜穂子】米ニューヨーク市で治安悪化が企業のオフィス復帰の障壁になっている。1月に就任した警察出身のアダムズ市長の手腕に期待が高まっていたが、通勤に利用する地下鉄での凶悪事件が相次ぐ。新型コロナウイルス禍からの都市の再生にはオフィスワーカーの存在が不可欠だが、治安回復に向けた道筋は不透明なままだ。 アダムズ市長は26日、企業経営者らと治安対策について話し合った。地下鉄での警備強 NY市、治安悪化が通勤の壁に 元警官の市長が苦慮
BA.5などオミクロン新派生型、米国やポルトガルで主流に 新型コロナ Think! ヨーロッパ 中東・アフリカ 北米 科学&新技術 5月27日 新型コロナウイルスのオミクロン型の新たな派生型が米国やポルトガルなどで流行の主流になってきた。米国では「BA.2」から派生した「BA.2.12.1」、ポルトガルでは「BA.5」が新規感染の過半を占めるようになったもようだ。この2種は東京都の市中の感染者でも検出された。新たな派生型は免疫をすり抜ける性質が強いとされ、各国でBA.2から置き換わりが進む可能性が高い。 東京都は24日、2人の感染者から BA.5などオミクロン新派生型、米国やポルトガルで主流に
米大統領、BTSと31日面会 アジア系への憎悪など議題 バイデン政権 新型コロナ Think! 朝鮮半島 北米 5月27日更新 【ワシントン=芦塚智子】米ホワイトハウスは26日、バイデン大統領が31日に韓国の男性音楽グループBTS(防弾少年団)と面会すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに増加した米国のアジア系住民に対する憎悪犯罪(ヘイトクライム)や差別をなくす取り組みについて話し合う。 面会は5月が米国のアジア・ハワイ・太平洋諸島系米国人の 米大統領、BTSと31日面会 アジア系への憎悪など議題
WHO、加盟国分担金5割に引き上げ 感染対策機動的に 新型コロナ 中国・台湾 ヨーロッパ 北米 5月25日 【ウィーン=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)の総会は24日、予算全体に占める加盟国からの分担金の割合を2030~31年までに50%に引き上げる計画で合意した。使途が指定される寄付以外の自由に使える予算を増やし、新たな感染症などに機動的に対応できるようにする。WHOの組織改革が一歩前進したが、権限拡大など課題はなお多い。 「歴史的な瞬間だ」。WHOのテドロス事務局長は分担金の割合の引き上げは、W WHO、加盟国分担金5割に引き上げ 感染対策機動的に
米国の出生数、21年は7年ぶり増加 コロナ禍の反動 新型コロナ Think! 北米 5月25日更新 【ニューヨーク=野村優子】米国で出生数が回復してきた。米当局は24日、2021年の出生数が約366万人となり、7年ぶりに増加したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて出生数の減少が続いていたが、経済再開が進む中で歯止めがかかったようだ。 米疾病対策センター(CDC)が管轄する米国立健康統計センター(NCHS)によると、21年の出生数は365万9289人だった。20年比で1%増となり、1 米国の出生数、21年は7年ぶり増加 コロナ禍の反動
WHO、テドロス事務局長を再選 感染症の備え課題に 新型コロナ ヨーロッパ 中東・アフリカ 北米 5月25日 【ウィーン=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)は24日、スイス・ジュネーブで開催中の総会でテドロス事務局長を再選した。8月から2期目に入る。新たな感染症などに対する備えの強化が課題になる。任期は5年。 候補者はテドロス氏以外にいなく、再選はほぼ WHO、テドロス事務局長を再選 感染症の備え課題に
米、不法移民の即時送還を延長 米地裁が廃止差し止め 米中間選挙2022 新型コロナ 北米 中南米 5月24日 【メキシコシティ=清水孝輔】米政府は23日に廃止する予定だった不法越境者の即時送還措置を延長した。バイデン米政権は4月1日に同措置を廃止すると発表していたが、南部ルイジアナ州の連邦地裁判事が20日に仮差し止め命令を出したためだ。移民政策の混乱は中間選挙を控えるバイデン米政権にとって打撃になりそうだ。 不法移民の即時送還措置は「タイトル42」と呼び、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する目的でトラ 米、不法移民の即時送還を延長 米地裁が廃止差し止め
5歳未満の3回目接種、有効性80% ファイザー製 新型コロナ ヘルスケア 北米 5月24日更新 【ニューヨーク=野村優子】米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは23日、生後6カ月から5歳未満の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種(1回目の追加接種)について、発症を防ぐ有効性が80%だとする臨床試験(治験)のデータを公表した。近く、米食品医薬品局(FDA)などに承認申請する見通しだ。 治験では生後6カ月から5歳未満を対象に、成人の10分の1となる3マイクログラム(マイクログラムは100万分 5歳未満の3回目接種、有効性80% ファイザー製
コロナ飲み薬の処方進まず 22年1億人分余剰、民間試算 新型コロナ 北米 5月21日 新型コロナウイルスの飲み薬の利用が進まず、供給余剰となる懸念が強まっている。英調査会社の分析によると、米ファイザーなど主要3社の飲み薬の2022年の生産予定量は各国の購入量を約1億人分上回る。医療逼迫を防ぐ切り札として期待されたが、処方対象が重症化リスクの高い患者に限られるなど使い勝手の悪さが足かせとなり、購入に慎重な国や地域も多い。 英調査会社エアフィニティによると、ファイザー、米メルク、塩野 コロナ飲み薬の処方進まず 22年1億人分余剰、民間試算
WHO総会、予算や機能拡充を議論へ 台湾の招待なく 新型コロナ 中国・台湾 ヨーロッパ 北米 5月21日 【ウィーン=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)の総会が22日から始まる。WHOの予算や権限拡大など公衆衛生対策の強化に向けた施策を協議する。台湾の外交部(外務省)は19日に総会へのオブザーバー参加について招待がまだ届いていないことを明らかにしている。会期は28日まで。 総会はWHOの最高意思決定機関。今回はテドロス事務局長が再任される見通し WHO総会、予算や機能拡充を議論へ 台湾の招待なく