北海道新幹線延伸で東京直結、倶知安駅装い新た 北海道 サービス・食品 5月25日 北海道新幹線が札幌まで延伸する2031年春、北海道倶知安町に新幹線駅が誕生してこれまでに比べて東京や札幌までの所要時間が大幅に縮まる。国際的なスノーリゾート・ニセコの玄関口らしい装いへと改める絶好の好機が訪れている。 駅から国道まで続く通り沿いには、日中でもシャッターを下ろしている店舗が目立つ。駅前が閑散としている背景は駅の利便性だ。札幌までは在来線を乗り継ぎ、2時間程度かかる。普段は特急列車も 北海道新幹線延伸で東京直結、倶知安駅装い新た
ニセコ、ワーケーションで通年型リゾートに変身? 新型コロナ 北海道 サービス・食品 グルメ&トラベル 5月24日 国際的なスノーリゾート・ニセコを抱える北海道倶知安町は閑散期にあたる夏の集客策としてワーケーションに力を入れ始めた。ニセコは中長期滞在に向いたキッチンや洗濯機など家電を備えたコンドミニアム型物件が多い。過ごしやすさや冬に比べて割安な宿泊料で旅行客を取り込む。 倶知安町の「ひらふ地区」はスキー場「ニセコ東急グラン・ヒラフ」を中心に高級コンドミニアムやホテルが立ち並ぶ。冬場はスキー客でにぎわうが、雪 ニセコ、ワーケーションで通年型リゾートに変身?
観光産業振興へ人材育成急げ 加藤史子氏 私見卓見 5月24日 現在、観光産業は新型コロナウイルス禍という試練からようやく抜け出そうとしている。そして政府は2016年に立てた、30年に6000万人の外国人旅行者を迎えて国内消費額15兆円を目指すという目標を降ろさず掲げている。 外国人が日本に来てお金を使えば「外貨獲得」になり、インバウンドは「輸出産業」と考えることができる。19年のインバウンド消費約5兆円をほかの産業の輸出額と比較すると、半導体や自動車部品、 観光産業振興へ人材育成急げ 加藤史子氏
ワークマン・ダイソーが初進出 銀座はデフレなのか 中村 直文 新型コロナ Think! コラム 住建・不動産 小売り・外食 Nikkei Views 編集委員 5月23日 日本有数の繁華街「銀座」に低価格系の専門店チェーンが相次いで出店している。ワークマンのほか、大創産業、セリアといった均一価格チェーンで、いずれも銀座初出店だ。世の中はエネルギー・原料高で値上がり傾向なのに、現象だけをとらえるとデフレ時代のようにみえる。銀座の動きは何を物語っているのだろうか。 5月19日、銀座3丁目にある商業施設「マロニエゲート銀座2」の6階。午前11時のオープン時から女性を中心 ワークマン・ダイソーが初進出 銀座はデフレなのか
金融所得課税引き上げ、優先しない意向 木原副長官 新型コロナ 岸田政権 政治 5月22日更新 木原誠二官房副長官は22日のフジテレビ番組で、金融所得課税の引き上げを岸田政権の政策課題として優先しない意向を示した。「政策は優先順位が大切だ。いまやるべきことは貯蓄から投資のマインドをつくることだ」と述べた。 岸田文雄首相は20日の日本経済新聞の単独インタビューで、優先順位は高くないとの認識を語った。木原氏は「首相が言っている通りだ。貯蓄から投資に悪影響がない形を考えたい」と言及した。 木原氏 金融所得課税引き上げ、優先しない意向 木原副長官
浜松まつり、経済効果全国5位 屋台が街を練り歩く データで読む地域再生 新型コロナ 愛知 岐阜 三重 静岡 中部 5月20日 東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)の祭りで経済効果額が最も高かったのは、たこあげで有名な浜松まつり(537億円)だった。愛知のにっぽんど真ん中祭り(395億円)、岐阜の高山祭(55億円)、三重の御田植祭(おたうえまつり、5億9千万円)と続く。浜松まつりは域内の経済効果指数が3.076と全国5位。市内中心部を練り歩いて飲食店や宿泊施設もにぎわう。 浜松市で大型連休に開かれる浜松まつりは期間中の人出 浜松まつり、経済効果全国5位 屋台が街を練り歩く
祭りが盛り上げる地域 浅草の三社祭、アプリで周遊促す データで読む地域再生 新型コロナ 山梨 東京 神奈川 群馬 茨城 埼玉 千葉 栃木 関東 サービス・食品 小売り・外食 5月20日 関東8都県でも新型コロナウイルスの感染状況をにらみながら、祭りの再開を模索する動きが出始めている。人の密集による感染拡大を防ぎつつ、宿泊や飲食、買い物などを通じていかに地域でお金を使ってもらうか。行政や観光などの関係者は各地で知恵を絞る。 8都県の祭りの中で、地域経済へのインパクトを示す「域内経済効果指数」が0.63と最大だったのは、富士山麓の山梨県富士吉田市の「吉田の火祭り」。毎年8月26~2 祭りが盛り上げる地域 浅草の三社祭、アプリで周遊促す
T&G、高価格帯ホテル26店出店 31年3月期までに 新型コロナ サービス・食品 5月18日 結婚式場大手テイクアンドギヴ・ニーズは18日、ホテルの出店を増やすと発表した。同社は比較的高価格帯でデザイン性にこだわった「ブティックホテル」をメインに3店運営している。運営ホテルを2031年3月期までに新たに26店増やす。主力の婚礼事業は少子化などで成長を見込みにくい。ホテルを新たな収益の柱に育てる。 同社は17年にホテル事業に参入し、東京・渋谷に1号店となる「TRUNK(HOTEL)」(トラ T&G、高価格帯ホテル26店出店 31年3月期までに
北海道も道の駅にマリオット まず3カ所、周遊観光促す 新型コロナ 北海道 サービス・食品 小売り・外食 5月18日 米ホテル大手のマリオット・インターナショナルと積水ハウスは5~6月、北海道で道の駅と隣接したホテルを展開する。恵庭市や長沼町、南富良野町で開業し、イベント企画で道の駅や地元と組み、周遊観光の拠点に育てる。ワーケーション利用や新型コロナウイルス収束後の訪日外国人客も開拓していく。 「フェアフィールド・バイ・マリオット」ブランドのホテルを展開する。料金は1室あたり1万4520円から。宿泊特化型で、レ 北海道も道の駅にマリオット まず3カ所、周遊観光促す
地域に眠る食材にわくわく感添える 秋田のhinata社長 秋田 東北 サービス・食品 5月18日 地元の規格外野菜や果物を中心に活用する飲食店「ひなたエキス」。秋田県内2店目が今春、秋田市にオープンした。東北の中でも食品加工分野が弱い秋田にとって運営会社hinata(ひなた、秋田市)の試みはヒントになる。須崎裕社長はそのカギを「わくわく感」と強調する。 ――2021年春に業態転換し社名を変えました。 「私は地元の国際教養大学の卒業生で、以前はインバウンド(訪日外国人)中心の旅行企画会社を経営 地域に眠る食材にわくわく感添える 秋田のhinata社長