コロナ1年、道頓堀で空き店舗急増 狭小地は人気 新型コロナ 関西 住建・不動産 環境エネ・素材 4月16日 新型コロナウイルス禍で人の動きが変わり、大阪中心部の店舗やオフィスに空きが目立ってきた。繁華街がある中央区と北区では飲食店向けの空き物件が1年前より3~4割増加。空室率1%以下だった梅田エリアのオフィスでも退去や縮小が増えている。一方、好立地を狙って新たに進出する動きも出てきた。 不動産情報のアットホーム(東京・大田)の協力を得て、2月末時点の飲食店(カフェ以外)向けの空き賃貸物件数を調べた。道 コロナ1年、道頓堀で空き店舗急増 狭小地は人気
ニトリが中国に商社検討、「北海道産専門」で販路開拓 新型コロナ 小売り・外食 中国・台湾 北海道 サービス・食品 4月15日 ニトリホールディングス(HD)は中国に北海道産品を専門に扱う商社を設立する検討に入った。中国の工場で製造し日本に輸入する雑貨などの帰り便のコンテナを活用し、北海道の食材や菓子、日本酒などを輸出する計画。巨大市場の中国での販路拡大に向け、地ならしにも乗り出している。 ニトリパブリック(札幌市)の荒井功社長が日本経済新聞の取材に応じ、「中国での販路拡大のため商社を設立したい」と話した。ニトリHDは中 ニトリが中国に商社検討、「北海道産専門」で販路開拓
山梨県富士吉田市長、富士山「新型コロナ水際対策を」 新型コロナ 関東 山梨 4月12日 山梨県富士吉田市の堀内茂市長は12日の記者会見で、富士山の新型コロナウイルス対策について、麓での検温など水際対策の必要性を訴えた。山梨県側は5合目や6合目でできる限り検温を実施するとしている。 堀内市長は「最も重要なのは水際対策。5合目で発熱が分かっても、とき既に遅しだと思う。万が一、感染が疑われる人が確認されたときには既に多くの人と接触してしまっている状態になり、搬送のリスクもある」と述べた。 山梨県富士吉田市長、富士山「新型コロナ水際対策を」
中国人投資家、苦境の旅館に食指 2月の相談2倍も 新型コロナ 地域総合 関西 住建・不動産 4月12日 中国人投資家が新型コロナウイルス禍で苦境の旅館やホテルに食指を動かしている。宿泊施設の売買を仲介するホテル旅館経営研究所(東京・中央)では、2021年2月に中国人による買収案件の相談が240件と前年同月の2.4倍になった。大阪市の業者も増加傾向だ。中国人の豊富な資金は宿泊施設には魅力的だが、地域経済への波及効果や雇用維持に懸念もある。 「そんなに高く売れるんですか」。2月中旬、佐賀県の嬉野温泉( 中国人投資家、苦境の旅館に食指 2月の相談2倍も
北海道、20年度の宿泊者56%減 温泉・リゾート遠い春 新型コロナ 北海道 4月12日 日本旅館協会北海道支部連合会が毎月発表している宿泊統計を集計したところ、2020年度の北海道の延べ宿泊者数は前年度比56%減った。新型コロナウイルスの感染拡大は登別温泉(登別市)をはじめとする温泉地や冬のリゾートを直撃した。4月以降の予約も低空飛行が続いている。 調査は同支部連合会が会員企業を対象に実施し、毎月100施設以上が回答している。20年度の国内客は44%減、インバウンド(訪日外国人)は 北海道、20年度の宿泊者56%減 温泉・リゾート遠い春
開湯150年の定山渓温泉、「戦後最悪」からの原点回帰 新型コロナ 北海道 サービス・食品 4月11日 新型コロナウイルスの感染拡大で札幌市の定山渓温泉は「戦後最悪」(定山渓観光協会)と言われるまでに観光客が激減した。江戸時代の開湯から150年を過ぎた温泉街が是としてきた大量集客、大量消費モデルは容赦なく揺さぶられた。 2020年5月、閑散とする定山渓に異色の宿泊施設がお目見えした。アセットプランニング(札幌市)が開業した戸建て型ホテル「SAKURA定山渓 膳」は5月末の週末は満室の日も出たほど。 開湯150年の定山渓温泉、「戦後最悪」からの原点回帰
東北の観光キャンペーン、そろり始動 効果見通せず 新型コロナ 東北 宮城 4月10日 JRグループや自治体が共同で取り組む大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」が1日から始まった。他地域を含めてこれまでのDCでは最大級の規模で、東北6県を対象に半年間実施する。一方、対象地域が広く、新型コロナウイルスの感染拡大対策も欠かせない。一部プログラムの中止など早くも問題が生じており、視界が晴れないなかでの静かな出発となった。 東北の玄関口、仙台駅。6県を示す漢字の「六」 東北の観光キャンペーン、そろり始動 効果見通せず
8割が地元暮らし 関西空港経済圏、あふれる人探す職 関西 サービス・食品 4月9日 3月中旬、鴻池運輸の大阪市内にある大阪本社。西村美玲さんは新規顧客向けの物流に関する提案資料を作っていた。1カ月前までは関西国際空港で機内食メニューや季節のイベントなどを企画。「国際線のある空港で働きたくて関空での仕事を選んだ。毎日違うことが起きて飽きない環境だったんですが」 西村さんが本来所属するのは鴻池運輸傘下のKスカイ(大阪府田尻町)。搭乗手続きや駐機場の調整を担う同社では700人が関空で 8割が地元暮らし 関西空港経済圏、あふれる人探す職
三井不動産、日本橋で産業育てる 宇宙関連やヘルスケア 日経産業新聞 5G 東京 住建・不動産 4月9日 日本橋川沿いの再開発に目が行きがちだが、日本橋では新たな産業を生み出す動きも広がっている。三井不動産はヘルスケアや宇宙分野のスタートアップを支援するほか、江戸期より息づく地域の特性を生かしたアートホテルやユニークなフードコートも開業。若者が集う交流拠点をつくることで多様性やにぎわいを生み出す。街づくりのコンセプトは「共感・共創・共発」だ。 東京メトロ小伝馬町駅から徒歩5分ほど。オフィスビル群の一 三井不動産、日本橋で産業育てる 宇宙関連やヘルスケア
関西エア、懸命の着陸料6割引き 航空会社引き留め 新型コロナ 関西 サービス・食品 4月8日 新型コロナウイルス禍で関西の空から人の移動が消えた。インバウンド(訪日外国人)でにぎわった関西国際空港では旅客数は以前の5分の1にも満たず、関連する産業でも仕事がなくなった。未曽有の苦境から早1年、大阪府では1日当たりの新規感染者数で過去最高の更新が続く。空港とその周辺はどう危機を乗り越えようとしているのか。 3月上旬の関西国際空港。空港内にある約200のショップやレストランのほとんどに「休業中 関西エア、懸命の着陸料6割引き 航空会社引き留め