台湾、「民間枠」で大阪万博に出展へ 中国の圧力回避 中国・台湾 5月17日 国際社会での孤立打開を目指す台湾が、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に出展する。台湾当局の貿易振興機構、台湾貿易センターが全額出資で「日本企業」を設立し、民間枠で参加する。国際イベントへの台湾の参加を嫌う中国の圧力を奇策で回避し、存在を主張する。 大阪・関西万博を運営する「日本国際博覧会協会」によると、民間パビリオン(展示館)を出展するのは現状で13企業・団体。内定リストには、パナソニック 台湾、「民間枠」で大阪万博に出展へ 中国の圧力回避
大阪万博ナンバー導入へ 年度内にも、ロゴ入り検討 大阪 5月17日 国土交通省は17日、2025年の大阪・関西万博を記念した自動車用の図柄入りナンバープレートを導入する方針を明らかにした。早ければ22年度内にも導入し、万博の公式ロゴマークやキャラクターを盛り込むことを検討している。25年ごろまでの期間限定で希望者に交付する。 図柄入りナンバープレートの交付は17年に始まった。大型イベントなどに合わせて発行し、19年のラグビーワールドカップでは約52万枚、21年の 大阪万博ナンバー導入へ 年度内にも、ロゴ入り検討
西尾レント、開発拠点に150億円 万博見据え木造施設も 大阪 関西 住建・不動産 5月16日 西尾レントオールは、2023年3月に大阪・咲洲(さきしま)に開く建設現場のデジタル化などの研究開発(R&D)拠点に150億円を投じる。隣接する夢洲(ゆめしま)で開かれる25年の国際博覧会(大阪・関西万博)関連の建設需要をにらみ、生産性向上や省力化につながる技術を発信する。国内最大級の木造アリーナも設け、万博パビリオンでの採用を視野に木造建築の研究・展示の場とする。 総敷地面積は同社のR&D拠点と 西尾レント、開発拠点に150億円 万博見据え木造施設も
徳島県、大阪・関西万博の仮想パビリオンを公開 徳島 四国 5月13日 徳島県は2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)の機運を盛り上げようと13日、インターネット上に「とくしまバーチャル(仮想)パビリオン」を開設した。徳島の文化や食、先端技術などの世界をアバター(分身)を使って疑似体験できる。 スマートフォンなどに専用アプリを取り込んで視聴する。ネット上の仮想空間(メタ 徳島県、大阪・関西万博の仮想パビリオンを公開
インバウンド消費1.4兆円蒸発 関西はコロナ後強くなる 都市の針路 インバウンド 新型コロナ 関西 5月13日 大阪・関西の経済を底上げしてきたインバウンド(訪日外国人)が大阪の黒門市場や京都の清水寺を埋め尽くしたのは遠い昔のことのようだ。観光の景色を変えた新型コロナウイルス禍だが、観光事業者らはコロナ後を見据える。 「ホテルが力を合わせれば明るい未来が待っている」。3月10日、大阪市本町にあるホテルのレストランの一角で「船場」地域のホテル18社の代表者が集まり、コートヤード・バイ・マリオット大阪本町の西 インバウンド消費1.4兆円蒸発 関西はコロナ後強くなる
大阪万博の会場建設費、資材高騰でくすぶる再値上げ 関西 住建・不動産 5月12日 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で会場建設費の問題が再びくすぶっている。当初は1250億円だったが、2020年に資材価格の高騰もあり1850億円に上振れした。資材価格はその後も上昇を続け、最近の円安相場も相まってゼネコンは建設費のさらなる増額を求めている。発注元の日本国際博覧会協会は現行費用で進める方針を示すが、国は再値上げに含みを持たせる。7月にも始まる工事を見据え、関係者の綱引きが続く 大阪万博の会場建設費、資材高騰でくすぶる再値上げ
パナソニックの万博パビリオン、アルファ世代を意識 大阪 関西 5月10日 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するパナソニックホールディングス(HD)の小川理子参与は10日、大阪市内で開かれた関西プレスクラブの会合で現時点でのパビリオンのコンセプト案を明らかにした。小川参与は「(2010年以降に生まれた)アルファ世代の目を通し、パナソニックHDが環境問題など社会の課題に向き合う姿を伝えられるような展示にしていきたい」と述べた。 万博のテーマにある「いのち輝く」 パナソニックの万博パビリオン、アルファ世代を意識
変貌する雌伏の世界都市 「大大阪」100年、復権なるか 都市の針路 大阪 関西 経済 5月8日 大正後期から昭和初めにかけて大阪市が「大大阪」と呼ばれた時代がある。1925年(大正14年)には市域拡張で当時の東京市の人口を抜き、世界6位の大都市に躍り出た。その時代から間もなく100年。2025年万博を迎える大阪・関西は、雌伏の時を越えてどこへ向かうのか。現在地と未来図を考える。 かつて繊維業で栄えた商都大阪の中心地、船場(大阪市中央区)には金融、製薬、商社などが集積した。綿業会館など築10 変貌する雌伏の世界都市 「大大阪」100年、復権なるか
未来都市の姿、ドバイ万博 橋爪紳也 エッセー 関西 中東・アフリカ 5月7日 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで昨年10月から開かれていた2020年ドバイ国際博覧会(ドバイ万博)が3月末に閉会した。私は日本館の基本構想立案に参加したこともあり、2月に1週間ほど滞在して会場を見てまわった。 国内外の国際博覧会を研究し、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の誘致に最初から関わった私の目から見ても、ドバイ万博はおおいに楽しむことができる博覧会であった。その一端を紹介しよ 未来都市の姿、ドバイ万博 橋爪紳也
大阪万博まで3年 未来描くパビリオン、準備正念場に 大阪 関西 5月6日 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕まで3年を切った。運営主体「日本国際博覧会協会」は4月に中核となる8パビリオンの計画を発表。放送作家の小山薫堂氏ら各界の専門家8人が独自の視点で具体的な構想を示した。国内外にどれだけ未来社会の姿を発信できるか。万博の準備は今後、正念場を迎える。 大阪・関西万博は25年4月13日に開幕する。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、日本が抱える高齢化な 大阪万博まで3年 未来描くパビリオン、準備正念場に