全固体電池は「実用化後が勝負」東工大・菅野特命教授 日経ビジネス 税・予算 コラム エレクトロニクス 自動車・機械 環境エネ・素材 コラム 科学&新技術 1月19日 電気自動車(EV)の販売拡大に伴い、車載電池を巡る競争が世界的に激しくなっている。現在主力のリチウムイオン電池では巨額投資を続ける中韓勢が市場を席巻し、シェアを奪われた日本の電池産業は窮地に陥っている。そこで期待されるのが、日本が基礎研究で先行する次世代電池「全固体電池」の実用化による巻き返しだ。同電池に使う有望材料を発見した第一人者、東京工業大学の菅野了次特命教授に、現在の開発状況や実用化への展 全固体電池は「実用化後が勝負」東工大・菅野特命教授
ノーベル賞ペーボ氏来日、沖縄科技大「素晴らしい環境」 沖縄 九州・沖縄 1月18日 2022年にノーベル生理学・医学賞を受賞したドイツのマックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授は18日、非常勤教授を務める沖縄科学技術大学院大学(OIST)で講演した。受賞後初となる来日で、日本本土と沖縄の経済界でつくる「沖縄懇話会」の会合で登壇した。 ネアンデルタール人の遺伝情報の解読を通じ、現代人であるホモ・サピエンスの特徴の解明を試みる自身の研究を紹介したうえで「OISTの素 ノーベル賞ペーボ氏来日、沖縄科技大「素晴らしい環境」
日本文学「村上春樹」の次へ 海外翻訳で女性作家躍進 Data Finder カバーストーリー 1月15日 世界で日本人作家の翻訳出版が増えている。けん引役は女性作家だ。多和田葉子や小川洋子ら「Wヨーコ」を筆頭に、米欧の文学賞の受賞作品や最終候補作品に選ばれるなど国際的な評価も高い。村上春樹の次に日本文学の顔となるのはどんな作家か。海外で翻訳出版される作品の動向をデータから探った。 日本文学「村上春樹」の次へ 海外翻訳で女性作家躍進
ベラルーシでノーベル平和賞受賞者の初公判 ヨーロッパ 1月6日 ベラルーシからの報道によると、2022年のノーベル平和賞を共同受賞したベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏と同氏の同僚3人に対する初公判が5日、ミンスクの地区裁判所で開かれた。 ビャリャツキ氏は自身が創設した人権団体「ビャスナ(春)」の代表だ。強権的な政治で人権抑圧を続けるルカシェンコ政権を批判し、2021年7月に拘束された。 ロシアの有力紙「独立新聞」によると、「社会秩序を破壊した ベラルーシでノーベル平和賞受賞者の初公判
ベラルーシ活動家、来年1月初公判 ノーベル平和賞受賞 ヨーロッパ 12月27日 27日付のロシア紙「独立新聞」は、獄中で今年のノーベル平和賞を共同受賞したベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏に対する初公判が、来年1月5日にミンスクの裁判所で開かれると報じた。 ビャリャツキ氏は自身が創設した人権団体「ビャスナ(春)」の代表。野党を弾圧するルカシェンコ大統領の強権支配を批判し ベラルーシ活動家、来年1月初公判 ノーベル平和賞受賞
ノーベル賞・吉野彰氏「脱炭素には回収技術が重要」 環境エネ・素材 科学&新技術 12月23日 リチウムイオン電池の開発で2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰・旭化成名誉フェローは23日、日本経済新聞社、テレビ東京ホールディングス、日本経済研究センターが主催した「2022特別講演会」に登壇した。脱炭素社会を実現するための技術開発の重要性などについて語った。 吉野氏は日本の脱炭素の取り組みの見通しについて、自身が部門長を務める産業技術総合研究所の人工知能(AI)による試算を紹介し「産業 ノーベル賞・吉野彰氏「脱炭素には回収技術が重要」
小笠原浩氏(18) 中村修二氏と交流深める 仕事人秘録 福岡 九州・沖縄 コラム 自動車・機械 12月21日 私が技術開発本部長になった2014年は、個人的にうれしい出来事がありました。中村修二・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授が、10月に高輝度の青色発光ダイオード(LED)開発でノーベル物理学賞を共同受賞した際、私がたまたま米国出張していた幸運もあり、発表直後に直接祝意を伝える機会をいただきました。 おそらく、ノーベル財団が物理学賞を発表してから、中村さんが最初に会った日本人は私だと思います。 小笠原浩氏(18) 中村修二氏と交流深める
北欧の小国が紡ぐノーベル賞 「科学を育む」懐の深さ 文化時評 矢野 寿彦 Think! 編集委員 コラム 12月11日 ノーベル賞の授賞式が10日、スウェーデンの首都ストックホルムで開催された。そもそもノーベル賞とは何なのか。そして、120年以上の長きにわたってノーベル賞を守ってきたスウェーデンの文化とは。 ◇ 町工場の技術が詰まった小さな実験器具や、リチウムイオン電池の模型、仲間が作ってくれたという本人を模した人形もある。スウェーデン・ストックホルムのノーベル博物館に日本人受賞者が記念品として寄贈した品々だ。山 北欧の小国が紡ぐノーベル賞 「科学を育む」懐の深さ
「ロシアはテロリスト」 ノーベル賞同時受賞に心境複雑 ウクライナ侵攻 ヨーロッパ 12月10日 【オスロ=共同】ノーベル平和賞の授賞式がノルウェーの首都オスロで開催された10日、同国在住のウクライナ人ら約20人がオスロのロシア大使館前に集まり、「ロシアはテロリスト」「ウクライナの子どもたちを殺すのをやめろ」と侵攻に抗議の声を上げた。ウクライナとロシアの人権団体の同時受賞に、複雑な心境を抱く人もいた。 参加者らは、ロシアによる侵攻開始以降、オスロ市庁舎周辺などでほぼ毎日、抗議デモを続けてきた 「ロシアはテロリスト」 ノーベル賞同時受賞に心境複雑
ノーベル平和賞授賞式、ウクライナ・ロシア人権団体など ウクライナ侵攻 ヨーロッパ 12月10日更新 【ロンドン=佐竹実】2022年のノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーの首都オスロで開かれた。受賞したのはウクライナの人権団体「市民自由センター(CCL)」とロシアの人権団体「メモリアル」、ベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏の2団体と1個人。ロシアによるウクライナ侵攻で多くの人命が失われる中、当事国やロシアの友好国で平和と民主主義を追求し続けた功績が評価された。 授賞式にはCCLの ノーベル平和賞授賞式、ウクライナ・ロシア人権団体など