G7広島サミット タイムラインで振り返る17〜21日 Think! 広島 経済 政治 外交・安全保障 5月22日更新 主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)は21日に幕を閉じました。被爆地の広島を舞台にG7各国や招待国の首脳らが討議し、最終日には20日に来日したウクライナのゼレンスキー大統領も議論に加わりました。17〜21日のタイムラインの記録から振り返ります。 【17日】開幕2日前 ■G7各国のお好み焼き販売 警備や交通規制の準備進む 【タイムライン】 警備や交通規制の準備が進みました。広島の街では県外から応援に G7広島サミット タイムラインで振り返る17〜21日
G7広島サミットを読み解く 対ロシアで結束、核軍縮発信 よくわかる Think! 経済 政治 外交・安全保障 5月22日更新 主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)が3日間の日程を終えて21日に閉幕した。ウクライナのゼレンスキー大統領が電撃的に来日し、ロシアへの反転攻勢に向け支援を訴えた。後半日程の議題はウクライナ一色となった。 G7がまとめた首脳宣言は国際秩序を守るために結束を強めると表明。「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国と協力して中国やロシアの覇権主義に対抗する方針を打ち出した。被爆地・広島での開催を通じ G7広島サミットを読み解く 対ロシアで結束、核軍縮発信
G7首脳らの原爆資料館での記帳内容全文 ウクライナ侵攻 北米 政治 外交・安全保障 5月22日更新 主要7カ国(G7)首脳らが広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪れた際の芳名録への記帳内容は次の通り。 岸田文雄首相(日本) 歴史に残るG7サミットの機会に議長として各国首脳と共に「核兵器のない世界」をめざすためにここに集う。 マクロン大統領(フランス) 感情と共感の念をもって広島で犠牲となった方々を追悼する責務に貢献し、平和のために行動することだけが、私たちに課せられた使命です。 Avec ém G7首脳らの原爆資料館での記帳内容全文
「分断世界とG7」まとめ読み 米中と新興国の各視点から 政治 外交・安全保障 5月25日 かつて不要論もあった主要7カ国(G7)の枠組みは広島での首脳会議(サミット)で再び結束を固めました。探し求めるのはウクライナ侵攻で揺らぐ国際秩序を立て直す道筋。G7の中心である米国と枠外の中国、その間に立つ新興国とで見える景色は異なります。広島サミットをこの3つの視点から読み解きます。 (上)米国が問われる国の信望 国際秩序「総意」のために今回のサミットは米欧とアジアを結ぶG7の復活を印象づけた。 「分断世界とG7」まとめ読み 米中と新興国の各視点から
ゼレンスキー氏「ロシア勝利ありえない」 会見要旨 ヨーロッパ 5月21日 ウクライナのゼレンスキー大統領が21日、広島市内で記者会見した。発言の要旨は次のとおり。 【演説】 世界に戦争は存在すべきではない。人類は長い歴史で多くの生命を戦争により失った。人類の歴史は戦争なしでは想像できないともいわれるが、それでも私たちは戦争をなくさなければならない。 ウクライナは破滅戦争の中心地にある。侵略者たちは我が国の領土に入り、ウクライナ人を支配下に置くだけでなく、ウクライナ人の ゼレンスキー氏「ロシア勝利ありえない」 会見要旨
G7首脳宣言の要旨 台湾海峡「平和と安定」再確認 岸田政権 ウクライナ侵攻 グローバルサウス Think! 経済 政治 外交・安全保障 5月21日更新 主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)の首脳宣言の要旨は次の通り。 ▽ウクライナ 国際法の重大な違反であるロシアによるウクライナ侵攻を改めて最も強い言葉で非難。 ロシアの残忍な侵略戦争は国際社会の基本的な規範、規則、原則に反し、全世界への脅威だ。 永続的な平和を取り戻すため必要な限り、ウクライナへの揺るぎない支援を再確認する。 ウクライナに対する外交、財政、人道、軍事的な支援を強化する。 ▽核 G7首脳宣言の要旨 台湾海峡「平和と安定」再確認
G7首脳、核軍縮に関する共同文書「広島ビジョン」の要旨 ウクライナ侵攻 ヨーロッパ 政治 外交・安全保障 5月20日 主要7カ国(G7)首脳による核軍縮に関する共同文書「広島ビジョン」の要旨は次の通り。 ◇ 歴史的な転換期の中、我々は原子爆弾投下の結果、広島や長崎の人々が経験したかつてない壊滅と極めて甚大な非人間的な苦難を長崎とともに想起させる広島に集った。 核軍縮に特に焦点を当てた初のG7首脳文書で、すべての者にとって安全が損なわれない形での核兵器のない世界の実現に向けたコミットメントを再確認する。77年間に G7首脳、核軍縮に関する共同文書「広島ビジョン」の要旨
外交巧者ゼレンスキー氏 滞在30時間、G7の主役に ウクライナ侵攻 5月22日 主要7カ国首脳会議(G7サミット)の後半の主役は20〜21日に突如広島を訪問したウクライナのゼレンスキー大統領だった。30時間の滞在中に巧みな外交を展開して米欧から追加の軍事支援をとりつけ、新興国にも自国への支持を訴えた。 ゼレンスキー氏がサミットに合わせた訪日の意向を伝えたのは4月だった。「これは拒否できません」。同氏の意向を報告した日本政府高官に、岸田文雄首相は「そうだな」とうなずいた。戦時 外交巧者ゼレンスキー氏 滞在30時間、G7の主役に
ブラジル大統領、会談「ゼレンスキー氏が来ず」 Think! 中南米 5月22日 ブラジルのルラ大統領は22日、広島市内のホテルで記者会見し、主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)開催中にウクライナのゼレンスキー大統領と会談しなかった理由について「約束していたが向こうが来なかった」と述べた。 サミットに参加した新興・途上国「グローバルサウス」の主要国首脳のなかで、ゼレンスキー氏と会談しなかったのはルラ氏だけだった。 21日午後3時台にANAクラウンプラザホテル広島(広島市)で ブラジル大統領、会談「ゼレンスキー氏が来ず」
次回G7サミットはイタリア南部、24年6月開催 5月22日 【ローマ=共同】イタリアのメローニ首相は日本時間21日未明、広島市内で記者会見し、議長国を務める次回の主要7カ国首脳会議(G7サミット)を来年6月に南部プーリア州で開催すると表明した。イタリア北部で起きた洪水被害への対応のため21日の広島サミット会合に出席せず帰国するとし、ANSA通信によると会見後、専用機で広島を離れた。 北部エミリアロマーニャ州では大雨により河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、10 次回G7サミットはイタリア南部、24年6月開催