フジテック社長、株主提案に反対 「企業価値を毀損」 企業統治 企業業績・財務 エレクトロニクス 2月2日 フジテックの岡田隆夫社長は24日の臨時株主総会を控え、社外取締役の選任を求める株主提案に対して「企業価値を毀損するおそれがある」と反発した。取締役会は株主提案に反対し、2人の社外取締役を追加選任する会社提案をしている。岡田氏は「コーポレートガバナンス(企業統治)改革を引き続き進める」とした。 日本経済新聞社の取材に答えた。臨時総会は香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントが開催を請求し、現在の フジテック社長、株主提案に反対 「企業価値を毀損」
低PBR企業に資本効率の改善迫る 東証が開示拡充要請へ 株式 企業業績・財務 法務・ガバナンス 1月26日 東京証券取引所は2023年春にも、株価が1株あたり純資産の何倍に当たるかを示すPBR(株価純資産倍率)が低い企業に対し、改善策などの開示拡充を求める方針だ。株主から集めた資金を有効活用できていない上場企業が多いとして投資家から問題視されている。株主総会でも反対票が増える可能性があり、企業は資本効率の改善が急務となる。 PBRは1倍が解散価値を示し、これを下回ると企業の収益力が投資家の期待に沿わず 低PBR企業に資本効率の改善迫る 東証が開示拡充要請へ
任天堂創業家、東洋建に募る不信 収束遠く株価も様子見 Ticker 株式 企業業績・財務 住建・不動産 1月24日 任天堂創業家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」と東洋建設の協議が新展開を迎えた。TOB(株式公開買い付け)を正式提案してから8カ月、YFOは23日、東洋建の武沢恭司社長ら3人の取締役選任に反対すると発表した。両者の対立が収束を見せず、株価にも投資家の様子見の心理が反映されている。 東洋建には2022年3月、大株主の前田建設工業の持ち株会社インフロニア・ホール 任天堂創業家、東洋建に募る不信 収束遠く株価も様子見
シダックス、オイシックス社長の高島氏を社外取締役に サービス・食品 小売り・外食 1月24日 シダックスは24日に開いた臨時株主総会で、筆頭株主のオイシックス・ラ・大地の高島宏平社長を社外取締役に選任した。株主の賛成率は95.94%だった。高島氏が経営に参画し、法人向け給食で使う業務用ミールキットを開発するなど協業を進め シダックス、オイシックス社長の高島氏を社外取締役に
任天堂創業家、東洋建設社長の再任反対 独自候補提案へ 企業統治 企業業績・財務 株式 住建・不動産 1月23日更新 東洋建設の筆頭株主である任天堂創業家の資産運用会社は23日、6月の定時株主総会で武沢恭司社長ら3人の取締役選任に反対する方針を発表した。2022年から買収を巡り両者は協議しているが、難航している。企業価値の向上には取締役会の体制を変える必要があるとして、総会では独自の取締役候補を株主提案する見通し。 山内家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」は東洋建株の27% 任天堂創業家、東洋建設社長の再任反対 独自候補提案へ
フジテック、臨時総会2月24日 香港ファンド提案に反対 企業統治 企業業績・財務 エレクトロニクス 自動車・機械 1月20日 エレベーター大手のフジテックは20日、香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが招集を請求していた臨時株主総会を2月24日に開催すると発表した。現在の社外取締役6人全員の解任や、オアシスが推薦する6人の候補者の選任など株主提案の議案すべてに反対を表明。会社として追加の社外取締役2人の選任を提案した。 オアシスが2022年12月に招集を請求して以降、フジテックは賛否を明らかにしていなかった。会社 フジテック、臨時総会2月24日 香港ファンド提案に反対
ストラテジック、日証金に提訴請求 不適切会計など指摘 企業業績・財務 金融機関 法務・ガバナンス 1月19日 ストラテジックキャピタル(東京・渋谷)は19日、投資先の日本証券金融に対し、不適切な会計処理があるとして提訴請求したと発表した。提訴請求とは株主代表訴訟をする前に株主が監査役(または監査委員)に対し取締役の責任を追及するよう求める行為。監査役が追及しなかった場合、株主は株主代表訴訟を起こすことができる。 本来は特別利益に計上すべき「その他有価証券」の売却益を営業収益に計上しており、金融商品取引法 ストラテジック、日証金に提訴請求 不適切会計など指摘
ディズニー、物言う株主は「実績ない」 ペルツ氏に反論 サービス・食品 北米 1月18日更新 【シリコンバレー=佐藤浩実】米ウォルト・ディズニーは17日、同社に経営改革を迫っているアクティビスト(物言う株主)のネルソン・ペルツ氏に対し、反撃を始めた。ペルツ氏にはメディアを経営した「実績がない」とし、過去の買収の重要性などを強調した。委任状争奪戦(プロキシーファイト)となる見込みの株主総会に向けて応酬が激しくなりそうだ。 ペルツ氏は2022年半ばからディズニーに接触し、自身を取締役として迎 ディズニー、物言う株主は「実績ない」 ペルツ氏に反論
AppleのクックCEO、23年の報酬総額63億円に半減 ネット・IT 北米 モバイル・5G 1月13日 米アップルは米国時間12日、ティム・クック最高経営責任者(CEO)の2023年の報酬総額が前年に比べ半減し4900万ドル(約63億円)前後となる見込みだと明らかにした。22年3月の定時株主総会で示された株主らの意見や、クック氏自身の要請に基づき報酬額などを見直したという。 アップルが12日付の米証券当局への開示で明らかにした。クック氏の報酬総額の約8割を占める株式報酬については、22年に50%だ AppleのクックCEO、23年の報酬総額63億円に半減
物言う株主、ディズニーに改革迫る 「魔法取り戻せ」 Think! サービス・食品 北米 1月13日更新 【シリコンバレー=佐藤浩実、ニューヨーク=竹内弘文】米著名アクティビスト(物言う株主)のネルソン・ペルツ氏が米ウォルト・ディズニーに経営改革を迫っている。12日、同社に対する委任状争奪戦(プロキシーファイト)を宣言。収益性と株価の回復につなげるため、数カ月内に開く株主総会でペルツ氏を取締役に起用するよう提案した。トップ交代による立て直しを急ぐディズニーにとり、新たな火種となる。 ペルツ氏が率いる 物言う株主、ディズニーに改革迫る 「魔法取り戻せ」