スルガ銀、内部通報制の認証取得 静岡県内金融で初 地域金融 静岡 10月15日 スルガ銀行は消費者庁から内部通報制度の認証登録を受けた。この認証の取得は静岡県内の金融機関で初めて。 行員の通報窓口を行内外に設置したほか、経営層の不正行為を通報する監査委員向けの窓口も設けた。コンプライアンス(法令順守)を強化する。 同行は「内部通報等対応室」を行内に設置し、全社員研修などを徹底した。通報受付窓口専門会社や法律事務所など外部機関にも窓口を設けて、通報しやすい環境を整備した。 スルガ銀、内部通報制の認証取得 静岡県内金融で初
スルガ銀行、デジタル通帳に切り替えで1500円 地域金融 静岡 9月2日 スルガ銀行は、普通預金口座を持つ個人客を対象に、紙の通帳を廃止してインターネットで閲覧できるデジタル通帳に切り替えると1500円を贈るキャンペーンを始めた。コロナ禍で来店機会が減る中、オンラインでの預金の管理を促すとともに、紙の通帳の維持管理コストを削減する狙いがある。 期間は12月31日まで。ATMや窓口、インターネットバンキングからの通帳の切り替え手続きと、ホームページからのキャンペーンへの スルガ銀行、デジタル通帳に切り替えで1500円
スルガ銀行、4~6月期連結純利益87%減 地域金融 静岡 8月14日 スルガ銀行が14日発表した2020年4~6月期の決算は、単体のコア業務純益は21%減の79億円だった。シェアハウス債権の譲渡による貸出金の減少や新規の個人向け融資の減少が響いた。与信費用の増加と株式売却益の減少で、連結純利益は前年同期比87%減の5億700万円だった。 与信費用から償却債権取り立て益を除いた実質与信費用は14%増の73億円だった。貸出金の平均残高は2兆4767億円で、前年同期から スルガ銀行、4~6月期連結純利益87%減
ノジマ社長ら取締役選任案を可決、スルガ銀の株主総会 金融機関 静岡 6月26日 スルガ銀行は26日、静岡県沼津市内で定時株主総会を開いた。家電量販大手ノジマの野島広司社長ら新任5人を含む取締役の選任など3議案を原案通りに可決した。シェアハウス問題など裁判が続く案件に集中して株主から質問があがった。不正融資で損なわれた信頼の回復はまだ遠い。 総会は午前10時に始まり、1時間45分ほどで終了した。事前に来場自粛を呼びかけていて、集まった株主は183人だった。昨年の出席株主は55 ノジマ社長ら取締役選任案を可決、スルガ銀の株主総会
スルガ銀・ノジマが資本業務提携 緊密連携で相乗効果 地域金融 エレクトロニクス 静岡 5月19日 スルガ銀行は19日、家電量販店大手のノジマと資本業務提携したと発表した。ノジマは2019年10月にスルガ銀の株式を創業家から買い取り、18%強を保有する筆頭株主になっていた。今後は業務面でも緊密に連携し、相乗効果の創出を目指す。 スルガ銀が6月26日に開催する予定の株主総会以降、両社の社長をトップとする提携委員会を設置する。現場レベルでは金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックやリテールテッ スルガ銀・ノジマが資本業務提携 緊密連携で相乗効果
スルガ銀行、最終黒字転換 20年3月期 地域金融 新型コロナ 静岡 5月14日 スルガ銀行が14日発表した2020年3月期の連結決算は、最終損益が253億円の黒字(前の期は971億円の赤字)だった。シェアハウス債権の売却で、不良債権処理費用が大幅に減った。不正が横行した一連の問題には一定の区切りをつけた。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、21年3月期の純利益は76%減の60億円を見込む。 本業のもうけを示す単体の実質業務純益は31%減の365億円だった。20年3月 スルガ銀行、最終黒字転換 20年3月期
スルガ銀副会長に野島氏 外部人材で再建へ 静岡 4月10日更新 スルガ銀行は10日、家電量販大手ノジマの野島広司社長を副会長に迎える人事を発表した。佐川急便の親会社SGホールディングスから転じ、2019年から副社長として経営再建に携わる嵯峨行介氏は社長に昇格する。シェアハウス関連の不動産融資などで不正の横行を許した企業体質の改善を、社外から受け入れた人材が主導する。 6月26日に開く株主総会後の取締役会で正式に決定する。外部からは新たにソニーライフ・エイゴン スルガ銀副会長に野島氏 外部人材で再建へ
スルガ銀、ノジマ社長を副会長に 社長は嵯峨氏昇格 主要金融ニュース 金融機関 4月10日更新 経営再建中のスルガ銀行は、筆頭株主の家電量販大手ノジマの野島広司社長を副会長に迎える人事を固めた。両社は2019年に個人向け金融分野での業務提携で基本合意した。実効性を高めるため、より踏み込んだ関係強化が必要だと判断した。外部から招いた嵯峨行介副社長が社長に昇格し、生え抜きの有国三知男社長は会長になる。 6月末に開く予定の株主総会後の取締役会で正式に決める。ノジマは19年にスルガ銀行の株式を創業 スルガ銀、ノジマ社長を副会長に 社長は嵯峨氏昇格
ノジマ社長「スルガ銀の出資比率上げ、役員派遣も」 金融最前線 主要金融ニュース 経済 金融機関 静岡 1月29日 スルガ銀行の筆頭株主で家電量販大手ノジマの野島広司社長は日本経済新聞の取材に対し、出資比率の引き上げや役員の派遣を通じ、同行との連携を深めたいとの考えを示した。相乗効果を高めるには現在の18%強の出資比率では中途半端だと指摘。踏み込んだ関係強化が必要だと強調した。またスルガ銀を通して他の地銀との連携を模索する考えも示した。 ノジマは2018年から純投資目的で5%弱のスルガ銀株を保有していた。投資 ノジマ社長「スルガ銀の出資比率上げ、役員派遣も」
スルガ銀行、異例の借金帳消し シェアハウス決着優先 金融最前線 金融機関 11月21日 スルガ銀行は融資時に不正行為がまん延していたシェアハウスの所有者を対象に融資を帳消しにする異例の対応をとる方向になった。物件の返却と借金の帳消しは所有者側が求めていた。スルガ銀行は一連の不正融資が発覚した後、経営陣を刷新し、筆頭株主も創業家から家電量販大手のノジマに代わった。再スタートに向け、難題だったシェアハウスの最終的な決着を急ぐ。 「シェアハウスと創業家の問題の解決なしにスルガ銀行の再生は スルガ銀行、異例の借金帳消し シェアハウス決着優先