スポーツクライミング3日から 男子・楢崎らに期待 Tokyoオリパラ 8月3日 東京五輪で初採用されたスポーツクライミングが3日の男子予選から始まる。男女各2人が出場する日本勢は、2019年世界王者の楢崎智亜(TEAM au)を筆頭に、上位進出をうかがう実力者ぞろいだ。ボルダリングはライバルの欧州勢も手ごわいだけに、長足の進歩を見せる第1種目のスピードがカギを握りそうだ。 元来、日本選手の専門はボルダリングとリードだった。16年にスピードを加えた3種目の総合成績で競う「複合 スポーツクライミング3日から 男子・楢崎らに期待
ゴルフ・畑岡奈紗 黄金世代のトップが描く金メダルの夢 Tokyoオリパラ ゴルフ その他スポーツ 8月3日 ただ金メダルだけをめざし、炎熱の霞ケ関CC(埼玉県川越市)でプレーする男子ゴルフの松山英樹の姿を目に焼き付けた。男子の3、4日目を現地で見た畑岡奈紗(22)は「最後までメダルをめざしてやっている姿に勇気づけられた」と語る。 5年前のリオデジャネイロ五輪で112年ぶりに五輪に復帰し、2回目にして初めて実施されたメダル決定のプレーオフ(PO)。それも松山を含む総勢7人による死闘だ。「3位のためにこん ゴルフ・畑岡奈紗 黄金世代のトップが描く金メダルの夢
史上初トランスジェンダー選手が問いかける五輪の未来 Tokyoオリパラ 東京ムーブメント Think! その他スポーツ 8月2日更新 2日に行われる重量挙げ女子で、五輪史上初めてトランスジェンダーを公表した選手が出場する。87キロ超級のニュージーランド(NZ)代表ローレル・ハバード(43)はかつて男子選手として競技をしていたが、性別適合手術を経て女子に転向した。LGBTQ(性的少数者)を公表している選手が160人以上参加しているという今大会を象徴する一人だが、ライバル選手からは不満の声も上がる。国際的に自認する性を尊重する考え 史上初トランスジェンダー選手が問いかける五輪の未来
金ゼロ・パワハラ問題から再起 ニッポン柔道、改革実る Tokyoオリパラ 格闘技 8月1日更新 東京五輪の柔道で日本は2004年アテネ五輪の8個を上回る過去最多の9個の金メダルを獲得した(銀2、銅1の合計12個)。2012年ロンドン大会では男子が史上初の金ゼロと惨敗し、翌13年には女子代表選手たちによる指導陣のパワハラ告発などに揺れた柔道界。五輪に初採用された1964年東京大会以来となった地元開催に向け、代表選考の透明性確保や現役時代の実績にとらわれない人材登用、データ活用など大胆な改革が 金ゼロ・パワハラ問題から再起 ニッポン柔道、改革実る
体操男子、成長示した四銃士 連覇ならずも手応えの銀 Tokyoオリパラ その他スポーツ 7月27日更新 頂点に立ったリオデジャネイロから5年。日本は全く別のチームへ生まれ変わった。負傷で脱落した内村航平、田中佑典らに代わって台頭したのが10代の橋本や北園ら。「日本が一番胸を張って送り出せる。この4人なら金メダルを狙える」と水鳥寿思監督が託した新生・体操ニッポンは連覇に一歩届かなかったが、その評価にたがわぬ足跡を残した。 予選で日本に先行を許したROCと中国の巻き返しは強烈だった。特にROCの演技は 体操男子、成長示した四銃士 連覇ならずも手応えの銀
フェンシング敷根4位、太田以来の表彰台にあと一歩 Tokyoオリパラ その他スポーツ 7月26日 2008年北京五輪の太田雄貴以来のメダルはあと一歩のところで届かなかった。準決勝で16年リオデジャネイロ五輪王者のD・ガロッツォに押し切られた敷根は、3位決定戦でも序盤の5連続失点で流れを逸して4位。「悔しいですね」と短い言葉に感情を詰め込んだ。 気持ちを切り替えて臨んだはずだった。だがリーチの長い相手に苦戦。2試合続けて受け身に回り、「無理にいくと負の連鎖が始まるので冷静さを保っていたが、うま フェンシング敷根4位、太田以来の表彰台にあと一歩
日本史上最年少金メダリスト誕生 スケボー13歳西矢椛 Tokyoオリパラ 7月26日更新 連日の金メダリスト誕生に、東京・有明の会場は沸いた。今大会から新競技となったスケートボードの女子ストリートで、13歳の西矢椛(ムラサキスポーツ)が初代女王に輝いた。1992年バルセロナ五輪競泳女子の岩崎恭子さんの14歳を更新し、日本の五輪史上最年少金メダリストとなった。 「うれしいです。そんなに緊張しませんでした」。金メダル決定後のテレビインタビューで、西矢はうれし涙を流した。 7月初旬に開かれ 日本史上最年少金メダリスト誕生 スケボー13歳西矢椛
カヌー羽根田、再び主役へ 2大会連続メダルへ今日船出 Tokyoオリパラ その他スポーツ 7月25日 2016年リオデジャネイロ五輪カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで銅メダルを獲得した羽根田卓也(ミキハウス)が25日、2大会連続の表彰台に向けて同種目の予選に出場する。会場のコースは今月初旬に水流が大きく変わり、従来以上に適応力が試されることになった。「まずはベストなパフォーマンスに集中したい」。4度目の出場となる第一人者は悔いのない漕(こ)ぎを誓っている。 国内初の人工コースとしてカヌ カヌー羽根田、再び主役へ 2大会連続メダルへ今日船出
都市型スポーツ、五輪に新風 指導者不在・サステナブル Tokyoオリパラ その他スポーツ 7月25日 東京五輪の目玉の一つが、今大会から採用されたスケートボードやスポーツクライミング、BMXフリースタイルなどの新競技だ。「アーバン(都市型)スポーツ」とも呼ばれるこれらの競技は近年、若者を中心に熱烈な支持を集め、伝統競技をしのぐ人気の高まりをみせる。指導者をつけずに身ひとつで国内外を飛び回り、トップ選手になれば10代でのスポンサー獲得も可能。勝利至上、上意下達といったスポーツの固定観念を変える魅力も 都市型スポーツ、五輪に新風 指導者不在・サステナブル
柔道・阿部きょうだい、同日金メダルなるか 25日出番 Tokyoオリパラ 格闘技 7月25日 柔道男子66㌔級代表の阿部一二三(23、パーク24)と女子52㌔級代表の詩(21、日体大)が25日、日本柔道史上初めてきょうだいで同日に五輪の畳に上がる。時に支え合い、競い合いながら五輪への道を歩んできた2人は「一緒に優勝するイメージはできている」と頂点だけを見据える。 2020年12月、丸山城志郎(ミキハウス)との歴史的な五輪代表決定戦を制した一二三。詩は会場となった講道館(東京・文京)でその 柔道・阿部きょうだい、同日金メダルなるか 25日出番