日本記録への挑戦、五輪の糧に…藤原新(マラソン) Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月27日 1月の大阪国際女子マラソンで五輪代表の一山麻緒(ワコール)と前田穂南(天満屋)が日本記録に挑戦した。ペースメーカーに男子を起用し、周回コースで開催。2人とも壁を破れなかったが、記録もパフォーマンスも評価に値するものだった。 可能性がより高いと考えていた一山は25キロ過ぎから口が開き、動きが緩慢になった。代表を決めた昨年の名古屋は前半より後半のハーフが速い「ネガティブスプリット」だったが、今回は前 日本記録への挑戦、五輪の糧に…藤原新(マラソン)
競泳・萩野、戻った「冒険心」 五輪選考会へ迷いなく Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月25日 2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの栄冠から一転、競泳男子の萩野公介(26、ブリヂストン)はこの4年あまり、スランプや体調不良で長く暗いトンネルを泳ぎ続けてきた。約3カ月の休養期間や東京五輪の1年延期を経て取り戻したのは、競技を純粋に楽しむ「冒険心」。3度目の五輪切符がかかる4月の日本選手権へ、迷いなく前を向いている。 日本選手権で2年ぶりの大会優勝 「ここ最近では会心のレースの一つだった」 競泳・萩野、戻った「冒険心」 五輪選考会へ迷いなく
山西、ライバルふるい落とし連覇 20キロ競歩 Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月21日 12㌔を過ぎて山西がレースを動かしにいった。13㌔までの1㌔は3分45秒と、直前の1㌔より13秒ペースアップ。ともに東京五輪代表の高橋と池田はこの時点ではついてきたが、果敢な加速はボディーブローとなって徐々に2人を苦しめていった。 その後、1㌔を3分50秒前後で歩くペースを維持したところ「2人が離れてくれた」と山西。ライバルたちの脱落で2位に44秒の大差をつけ、「最後のスプリント勝負に持ち込むこ 山西、ライバルふるい落とし連覇 20キロ競歩
池江、五輪選考会「出る方向」 復帰後初の大会優勝 Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月21日 白血病からの完全復活を目指す競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)が21日、東京五輪代表選考会となる4月の日本選手権について「出る方向で決まっている。良い位置を狙いたい」と出場意向を明らかにした。東京辰巳国際水泳場で同日に行われた東京都オープンの50㍍バタフライに出場し、25秒77で優勝した後の表明。大会優勝は 池江、五輪選考会「出る方向」 復帰後初の大会優勝
大坂なおみ進化 次は全仏・ウィンブルドンの壁に挑む Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月21日 20日の全豪オープンテニス女子シングルス決勝で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)が第22シードのジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-3で下し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。4年連続で通算4度目の四大大会制覇は、現役ではウィリアムズ姉妹(米国)に続く3位タイ。セリーナ・ウィリアムズの出産以降、本命不在が続いた女子テニス界に、大坂時代の到来を予感させる戴冠だ。 昨年9月の全米では7試合中 大坂なおみ進化 次は全仏・ウィンブルドンの壁に挑む
池江、復帰後初の「十八番」体動かず 東京都OP Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月20日 100㍍バタフライは、池江にとって闘病前まで最も世界に肉薄していた特別な種目だ。復帰5戦目でついにその「十八番(おはこ)」解禁となったが、1日2本泳ぐにはダメージが大きかったようで「まだ出るのは早かったかな。力不足」と悔しさをにじませた。 本格的なバタフライの練習を始めたのが1週間前とは思えないほど伸びやかなフォームは健在で、途中までは先頭と互角に競り合った。だが残り25㍍を切ったあたりから「自 池江、復帰後初の「十八番」体動かず 東京都OP
大坂の時代、女王の風格 強打でねじ伏せ全豪制す Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月20日 5カ月前の全米で激闘を演じたブレイディの挑戦を堂々とはね返した。4度目の四大大会制覇を果たした大坂には女王の風格が漂っていた。 第1セット5-4からのリターンゲーム。小さな隙を大坂は見逃さない。相手のダブルフォールトでジュースになると、続く2本は強力なサービスをきっちりリターン。立て続けにミスを誘い、ブレークを奪った。先手を取ると後は〝馬なり〟。第2セット冒頭から4ゲームを連取し、悠々と勝ちきっ 大坂の時代、女王の風格 強打でねじ伏せ全豪制す
池江、復帰後初の表彰台「自分の成長を感じられた」 Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月7日 100㍍自由形で4位にとどまった2週間前の北島康介杯では「悔しい」と繰り返した池江も、この日の決勝後の表情はすがすがしかった。「ハイレベルな戦いで2位。自分の成長を感じられた」。予選から順位こそ落としたが、復帰後初の表彰台という結果に手応えをつかんだようだ。 予選でいきなり25秒06と、昨年10月から0秒56も記録を伸ばし、12月の日本選手権優勝タイムも上回った。「目標は25秒30だった。大幅更 池江、復帰後初の表彰台「自分の成長を感じられた」
萩野正念場、200個メVも五輪派遣標準記録届かず Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月6日 昨年12月の日本選手権で復調の手応えをつかんだはずの萩野だが、五輪イヤーに入って低空飛行が続く。大会初日の400㍍個人メドレーでは高校生らに競り負け6位に終わると、この日の200㍍は優勝こそしたが派遣標準記録に0秒16届かず。「スピードや泳ぎの安定度が足りなかった」と淡々と結果を受け止めた。 爆発しきれない要因は冒頭のバタフライだという。「スピードを上げたい時に手脚のタイミングがずれて、脚が水面 萩野正念場、200個メVも五輪派遣標準記録届かず
大橋、物足りなさ残るV 女子400㍍個人メドレー Tokyoオリパラ その他スポーツ 2月5日 記録を確認すると、大橋は複雑な表情を浮かべた。「(4分)35秒台を目標としていた。ちょっと遅い」。派遣標準記録(4分38秒53)は突破したが、自身の日本記録から5秒45落ち。調整大会とはいえ、トップランカーとしての物足りなさが残った。 「泳いでる感じが重たくて、何だかなあと」得意の前半で攻めきれず、終盤の自由形も持ち味の伸びを欠いた。原因はここ数年「エネルギーを使っている」というバタフライのスト 大橋、物足りなさ残るV 女子400㍍個人メドレー