ラグビーTL、世界の名手が「競演」 レベルも向上 コラム ラグビー 3月5日 1年ぶりにトップレベルのラグビーが日本に帰ってきた。社会人のトップリーグ(TL)が2月に開幕。新型コロナウイルス禍で打ち切りとなった昨シーズン以来の熱戦が繰り広げられている。世界からはせ参じたスターも看板通りの実力で「競演」している。 その選手がグラウンドに足を踏み入れると大きな拍手が鳴り響いた。サントリーのニュージーランド(NZ)代表、SOボーデン・バレット。開幕週の三菱重工相模原戦で初先発を ラグビーTL、世界の名手が「競演」 レベルも向上
ラグビーTLに海外スター集結 バレットは直感派 コラム ラグビー 2月24日 ラグビーのトップリーグ(TL)が20日に開幕した。海外の有力選手が次々参戦する近年の流れが、今年は一層強まった。北から南からスターが相次ぎ来日。強豪国の代表クラスも集った。1年後の新リーグ移行前、最後となるシーズン。国際色豊かなフィナーレが始まる。 昨年の暮れ、東京都内のグラウンドで行われた練習試合にラグビー界の有名人が集った。日本代表のリーチ・マイケル(東芝)がタックルをすれば、オーストラリア ラグビーTLに海外スター集結 バレットは直感派
Jスポーツ、ラグビーTL全中継 カメラ多数で新演出 コラム ラグビー 2月19日 スポーツ専門放送局のジェイ・スポーツ(東京・江東、Jスポーツ)は20日開幕のラグビー・トップリーグ(TL)の全試合を実況・解説付きで放送する。従来は半数の試合だけが対象だったが、ラグビー熱の高まりを受けて全カードをカバー。カメラ台数を増やし、新しい演出も始める予定だ。 「ワールドカップ(W杯)の盛り上がりを受けてラグビーの魅力を伝えるとともに、攻めの姿勢で加入者を獲得したい」。同社の大谷寛プロデ Jスポーツ、ラグビーTL全中継 カメラ多数で新演出
準V早大ラグビー、成長みえた2年生「ハーフ団」コンビ コラム ラグビー 2月5日 ラグビーで試合をコントロールするポジションが「ハーフ団」と呼ばれる2人である。密集からボールを出すSHと、そのパスを受けて攻撃を組み立てるSO。天理大が早大を破った今年の大学選手権決勝もこのポジションがカギとなった。理論派でならす早大の後藤翔太コーチ(コンサルティング会社の識学所属)に、勝敗を分けた点やハーフ団の育成について聞いた。 天理は決勝史上最多の55得点で初優勝を果たした。早大の不出来を 準V早大ラグビー、成長みえた2年生「ハーフ団」コンビ
22年開幕のラグビー新リーグ 〝プロクラブ〟誕生に期待 コラム ラグビー 1月18日 2022年1月に開幕するラグビーの新リーグの概要が決まった。バスケットボールBリーグなどのようなプロリーグではない。「何が変わるの?」という疑問を持つ人もいるだろう。ただ、過去の他競技の「新リーグ」と比べると、ビジネス面で一歩前に進んだものになりそうだ。ラグビーで収益を稼ぐ〝プロクラブ〟も生まれる見通しになっている。 「ラグビーチームから声をかけられたんです」。ここ数カ月、他のプロリーグなどでビ 22年開幕のラグビー新リーグ 〝プロクラブ〟誕生に期待
身を削って奮闘、代表戦最多98試合 ラグビー大野均 ラグビー 12月21日 引退から半年がたった12月上旬。大野均(42)は松葉づえをついていた。「膝の痛みが引かないから手術をしたら、軟骨がなくなっていました」。トレードマークのひげを持ち上げ、ほほ笑む。桜のジャージーを着た試合は史上最多の98。どれだけのタックルを浴び、ラインアウトを跳んできたことか。摩耗した膝は、長年骨惜しみをせず戦ってきた勲章である。 高校では野球部の補欠だった。チーム屈指の長打力が試合ではなぜか消 身を削って奮闘、代表戦最多98試合 ラグビー大野均
ラグビーW杯閉幕から1年 元幹部が語る後世への知見 Tokyoオリパラ 11月9日 昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の閉幕から1年が過ぎた。「歴史的な盛り上がりとなった大会からはスポーツ界に引き継ぐべき経験が多い」。そう提言するのは大会組織委員会の元幹部で、サッカーW杯日韓大会など数々の国際スポーツイベントに関わってきた鶴田友晴氏である。 電通出身で70歳の鶴田氏は、過去に2桁を数える国際スポーツイベントに携わってきた。特に、2002年のサッカーW杯日韓大会、07 ラグビーW杯閉幕から1年 元幹部が語る後世への知見
ラグビー日本、収入100億円可能 大河正明氏が提言 10月21日 ラグビー日本代表は100億円のビジネスになる――。こう分析するのはバスケットボールBリーグの前チェアマンで、サッカーJリーグの元常務理事でもある大河正明氏である。7月にびわこ成蹊スポーツ大副学長と大阪成蹊大スポーツイノベーション研究所所長に転じた大河氏に、ラグビービジネス発展の道筋を聞いた。 「ラグビーの代表戦はとにかくチケットの平均単価が高い」と大河氏は強調する。昨年のワールドカップ(W杯)日 ラグビー日本、収入100億円可能 大河正明氏が提言
ラグビーW杯、熱気を再び スポンサーが盛り上げ役 10月9日 2019年のワールドカップ(W杯)の盛り上がりから一転、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でラグビー日本代表の試合がなくなった。W杯から1年となる今、当時の熱気をつなげようと代表のスポンサーが工夫を凝らしている。 「日本代表は時々緊張すると分かっていたから、我々が勝てると思っていた。でもチャンスを生かし切れなかった」。ロシア代表のユーリ・クシュナレフがW杯の開幕戦を回想した。日本の具智元( ラグビーW杯、熱気を再び スポンサーが盛り上げ役
ラグビーと画家の二刀流 元代表・浅原が「聖地」支援 8月12日 ラグビーの「夏合宿の聖地」、菅平高原(長野県)が新型コロナウイルスによるピンチを乗り切るためにクラウドファンディングを始めた。12日には、資金集めの"切り札"が発表された。元日本代表の浅原拓真(日野)がデザインしたTシャツ。イラストレーターとしても活躍の場を広げる異才の作品である。 坂道を登るバス、ラグビー場、汗粒をこぼして走る選手……。Tシャツの胸に描かれた「SUGADAIRA」の文字は、この ラグビーと画家の二刀流 元代表・浅原が「聖地」支援