ラグビーリーグワン初代王者へ激突 4強そろいPOへ ラグビー コラム 5月9日 ラグビーのNTTリーグワンがレギュラーシーズンを終えた。4強によるプレーオフが21日から始まる。期待通りに勝ち進んだ強豪があれば、下馬評を覆したチームもあり。新型コロナウイルス禍などで波乱の幕開けとなったリーグの初代王者の行方はいかに。 さながら一流のプロレスラー。まずは相手の技を受け止める。中盤まで五分に組み合い、終盤一気に逆転する。埼玉パナソニックワイルドナイツは14勝のうち6度で後半に試合を ラグビーリーグワン初代王者へ激突 4強そろいPOへ
埼玉・竹山、初代トライ王へ疾走 ラグビー・リーグワン ラグビー コラム 3月31日 今季誕生したラグビーのNTTリーグワン。優勝を争いが佳境に入るなか、強豪・埼玉をけん引する人気者は「初代トライ王」へと疾走している。 学生時代からスター街道を歩んできた。埼玉のWTB竹山晃暉(こうき)は、新リーグでも日の当たる場所を駆ける。現在のトライ数は首位と1差の8本。「初代トライ王」も射程圏だ。選手として、人として幅を広げてきた成果。日本を代表する強豪のエースは、進歩の理由をそう語る。 「去 埼玉・竹山、初代トライ王へ疾走 ラグビー・リーグワン
世界的名手へ ラグビー東京ベイのヘル、規格外パワー ラグビー コラム 3月30日 今季誕生したラグビーのNTTリーグワンが佳境を迎えている。世界的なスターになりうる新星が登場。早くも「ニュージーランド代表クラス」との声も上がっている。 ボールを持った時、目の前には壁があった。オペティ・ヘルは太い腕で1つ目のタックルをはじき飛ばす。巻き添えで倒れた2人目を尻目に、3人目も片手でいなす。さらに2人のタックルを受ける。ようやく倒れたが、その直前にパス。東京ベイの勝ち越しトライを演出し 世界的名手へ ラグビー東京ベイのヘル、規格外パワー
ラグビーリーグワンどう運営? 事業トップに聞く ラグビー コラム 1月24日 今月開幕したラグビーのリーグワンでは各チームが興行権を持って事業を行っている。「プロ化」はしなくても運営体制を一新したケースは多い。3チームのキーマンに戦略を聞いた。 ■東京SG ハイブリッド型確立 前身のトップリーグ(TL)を最多タイの5度制した東京サントリーサンゴリアス。サントリーホールディングスでの管轄は企業の社会的責任(CSR)の部署から新設のスポーツ事業推進部に移った。統括するのは昨春 ラグビーリーグワンどう運営? 事業トップに聞く
稲垣・マッケンジー・デュトイ… 百花繚乱リーグワン ラグビー コラム 1月8日 ラグビーの新リーグ、NTTリーグワンの試合が8日から始まる。海外でも注目が集まる舞台の上で、2019年ワールドカップ(W杯)で8強入りした日本代表の選手たちや、次々と参戦を決めた世界的なスターたちがどんな化学反応を見せるのか。リーグの主役候補3人を紹介する。 ■稲垣、声からしてチームをけん引 「こんな声ですいません」。リーグワンの開幕を2週間後に控えた12月下旬。埼玉パナソニックワイルドナイツの練 稲垣・マッケンジー・デュトイ… 百花繚乱リーグワン
ラグビー新リーグ開幕へ 姫野、代表引っ張る刀研ぐ ラグビー コラム 1月2日 ラグビーの新リーグ、NTTリーグワンが7日に開幕する。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の熱狂を再現し、海外の主要リーグに肩を並べるためにできた新舞台。昨年はニュージーランド(NZ)でプレーした日本代表ナンバー8の姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)も帰国し、日本のファンの前で大暴れする。 自分という刀、チームという刀を研ぎ澄ましたい。ラグビー日本代表の姫野和樹は語る。新しいリーグはそのための絶 ラグビー新リーグ開幕へ 姫野、代表引っ張る刀研ぐ
必然の金星、経営に場を変え再び ラグビー・五郎丸歩 ラグビー 12月17日 その勝利は世界中で「奇跡」と呼ばれた。2015年ラグビー・ワールドカップ(W杯)、日本対南アフリカ。主役の一人、五郎丸歩(35)は「一番大きなメッセージを伝えられたことが良かった」と振り返る。 長年、心にもやもやを抱えていたという。「外国人へのジェラシーがメチャクチャ強かった。日本人が世界で結果を残せていない中、代表のヘッドコーチも外国人ばかり。評価してもらえず苦しい時期があった」。19歳から代 必然の金星、経営に場を変え再び ラグビー・五郎丸歩
ラグビー日本、健闘の豪州戦 データで浮かんだ課題 ラグビー コラム 11月2日 勝てる試合を落とした。それとも、この数字ではやむを得ないというべきか。ラグビー日本代表は10月23日のオーストラリア戦で23-32と敗れた。世界ランキング3位の相手との過去の対戦成績や、3カ月半ぶりの実戦という状況を考えると悪くはないように映る。ただ、データをみると日本の不出来を表す数字が多い。豪州のしたたかさも浮かび上がってくる。 「色々な数字がワールドカップ(W杯)からの試合で一番悪かった」 ラグビー日本、健闘の豪州戦 データで浮かんだ課題
ラグビー日本再始動 司令塔コンビ、W杯へ実りの秋に ラグビー コラム 10月21日 この夏、ラグビー日本代表が1年8カ月ぶりに再始動した。2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会に向けて主将が交代。選手の多くは体力を向上させ、新型コロナウイルス禍による活動中止の影響を克服しつつある。中でも司令塔の2人はさらなる成長へ、強い気持ちで自身を奮い立たせている。 様々なルーツを持つ選手が集うラグビー日本代表で随一の自由人だろう。W杯日本大会の熱が冷めやらぬ2019年の11月だった。 ラグビー日本再始動 司令塔コンビ、W杯へ実りの秋に
知将・ジョーンズ監督、悲願のラグビーW杯優勝へ闘志 ラグビー コラム 10月21日 2023年ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグで、日本の最大の難敵となるのがイングランドだ。率いるのは15年W杯で日本を躍進に導いたエディー・ジョーンズ監督。当代屈指の知将は悲願の世界一へ試行錯誤を繰り返している。 ひな壇から降りた瞬間、銀色のメダルを首から外した。わしづかみにしてズボンのポケットに突っ込む。19年W杯日本大会の決勝、イングランドは南アフリカに完敗した。エディ 知将・ジョーンズ監督、悲願のラグビーW杯優勝へ闘志