中央競馬、記録ずくめの2020年 GⅠ9勝馬や無敗三冠馬 コラム 競馬 12月30日 今年の中央競馬は27日の中山、阪神開催で全日程を終えた。新型コロナウイルス禍で2月29日から7カ月余り、無観客態勢を強いられたが、開催は無事に行われ、3歳路線ではコントレイル、デアリングタクトが牡牝双方で無敗の三冠を達成。アーモンドアイはGⅠ3勝を加えて、国内外通算GⅠ9勝で引退の花道を飾った。業績面でも3~4月は苦戦したが、5月半ばから回復。売上高は通年で前年比3.5%増と9年連続の前年比プラ 中央競馬、記録ずくめの2020年 GⅠ9勝馬や無敗三冠馬
G1・8勝馬か、無敗三冠馬か ジャパンカップ29日発走 11月26日 世紀の対決が29日に幕を開ける。東京競馬場で開催される第40回ジャパンカップ(G1・芝2400メートル)。今秋の中央競馬を彩った「大記録シリーズ」の主役3頭が勢ぞろいする。今年の牡牝の3歳三冠を無敗で達成したコントレイルとデアリングタクト。史上初めて国内外G1で8勝目をあげたアーモンドアイは、この歴史的舞台を最後にターフを去る。新旧スターの最初で最後の対決。笑うのはどの馬か? ■アーモンドアイ、最 G1・8勝馬か、無敗三冠馬か ジャパンカップ29日発走
コントレイル、無敗三冠挑戦 「同年に牡牝で」なるか 10月23日 コントレイルはデアリングタクトに続くか――。25日に行われる競馬の菊花賞(京都G1、芝3000メートル)の関心事はこの一点に尽きる。 18日の秋華賞(同、芝2000メートル)では、史上初の無敗の3歳牝馬三冠がかかるデアリングタクトが直線で力強く抜け出し快勝。偉業を達成した。コントレイルが菊花賞を勝てば、父ディープインパクト以来15年ぶり史上3頭目の無敗の3歳三冠となり、2020年は牡牝の無敗三冠 コントレイル、無敗三冠挑戦 「同年に牡牝で」なるか
多芸な馬、褒めて育てる 阪神競馬場・鈴木裕美さん 8月1日 犬やイルカのように芸をする「アトラクションホース」の育成に取り組む。通常、馬をコントロールするには、手綱や人が引く綱を着ける必要があるが、これらを全く着けない手放しの状態で芸ができるよう、ポニーの「銀次郎」を訓練している。 鈴木さんはコース入場時に競走馬を先導する「誘導馬」など、競馬場にいる馬の調教を担当。銀次郎の訓練は1年ほど前に始め、これまでに犬でいう「お座り」や、障害物を飛ぶといった多くの 多芸な馬、褒めて育てる 阪神競馬場・鈴木裕美さん
落馬事故で大ケガ克服「馬に乗るのが楽しい」 3月22日 2014年秋に11年ぶりに騎手として復帰。その後、落馬事故で脊髄損傷の大けがを負いながらも不屈の精神で競馬場に戻り、現在もレースでその手腕を発揮する。 1991年にデビュー。減量苦などから03年に引退し、以後は大井競馬場(東京・品川)の厩舎などで働いた。復帰のきっかけは家族。子供が生まれ「競馬で騎乗する姿を見せたくなった」。自身の影響で騎手となり、女性騎手歴代最多勝利を挙げた妹の瞳さんも11年に 落馬事故で大ケガ克服「馬に乗るのが楽しい」
ファンディーナ、非凡な能力 クラシック有力候補に 3月5日 昨年末のG1、阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったソウルスターリング(美浦・藤沢和雄厩舎)や2月11日のクイーンカップ(G3)を勝ったアドマイヤミヤビ(栗東・友道康夫厩舎)など、今年の3歳世代は牝馬の粒がそろっているといわれる。そんな牝馬クラシック戦線へ、関西からもう1頭、有力馬が名のりを上げた。2月19日に2勝目を挙げたファンディーナ(同・高野友和厩舎)である。 同馬は1月22日に京都の新馬戦( ファンディーナ、非凡な能力 クラシック有力候補に
人気の白毛馬ブチコ引退 ゲート苦手 素質生かせず 1月29日 白毛にぶち模様の入った外見でファンからの人気が高かったブチコ(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)が引退した。ダート戦で素質を開花させ、重賞での活躍も期待されたが、スタートの際、ゲート内でおとなしくできない癖が響き、現役を退いた。 白毛は競走馬の毛色としては珍しく、中央ではこれまで16頭しか出走したことがない。白毛馬も全身がほぼ真っ白なケースがほとんどで、ブチコのような模様の入った馬は極めてまれな存在だっ 人気の白毛馬ブチコ引退 ゲート苦手 素質生かせず
「有馬で締め」は今年限り? 競馬 この1年(下) 12月29日 25日、約10万人の観衆が有馬記念(G1)を待つ中山競馬場。その直前に2歳のG2レース、ホープフルステークス(芝2000メートル)が行われた。後方から追い上げた1番人気、レイデオロ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)が順当勝ち。「(日本ダービーの)2400メートルでも大丈夫」と騎乗したクリストフ・ルメールは来年への期待を口にした。 実は、同レースの来年の施行日が論議を呼んでいる。12月28日木曜日の開催を 「有馬で締め」は今年限り? 競馬 この1年(下)
海外馬券、発売時間で明暗 競馬 この1年(上) 12月28日 「もしかすると(売り上げが)80億円までいくかも……」。香港・シャティンで香港国際競走が行われた11日午前、日本中央競馬会(JRA)関係者の間では、こんな強気な声が聞こえていた。 1日で4つのG1競走を行う香港国際競走で今回、日本勢は全4競走に史上最多の13頭が参戦。前年の香港国際で勝ち星をあげたモーリスとエイシンヒカリも参戦しており、注目度は高かった。加えて、無理なく参加できる日曜午後の施行。 海外馬券、発売時間で明暗 競馬 この1年(上)
サトノダイヤモンド、有馬記念で古馬撃破狙う 12月23日 実績のある年長馬に勢いのある3歳馬がぶつかるのも例年の有馬記念(G1、中山芝2500メートル)の見どころのひとつ。25日に行われる今年は、サトノダイヤモンド(牡、栗東・池江泰寿厩舎)が3歳馬として、ただ1頭参戦する。レベルが高いといわれる今年の3歳世代のなかでも同馬の素質はトップクラス。3歳代表として、年長馬撃破を狙う。 過去、3歳馬が1頭しか出走しなかった年は1965、74、75、2005年の サトノダイヤモンド、有馬記念で古馬撃破狙う