イメージは「馬のパリコレ」 パドックを彩る花壇 競馬 コラム 5月6日 競馬場の開催替わり初日。皆さんはどのようなことを楽しみにされていますか? 見どころは多いと思いますが、中でも私は開催ごとに変わる「パドックの花壇や装飾」に胸を躍らせています。 2021年を境に、大幅にリニューアルされた東京競馬場の花壇や装飾。実は論理的に考え抜かれた数々のこだわりが詰め込まれています。今回は、東京のパドックの花壇や装飾について、日本中央競馬会(JRA)東京競馬場馬場造園課の方にお イメージは「馬のパリコレ」 パドックを彩る花壇
「第二のデビュー戦」に緊張 佐賀競馬場で初場内実況 競馬 コラム 4月8日 競馬ファンになりたてだった30年ほど前は「色々な競馬場に行ってみたい」と思っていました。現在は実況アナウンサーとして、中央競馬の全10競馬場で仕事をさせていただいています。一方、全国15の競馬場で開催されている地方競馬に関して言えば、足を運んだことがあるのは半分ほど。なかなかチャンスがなかったのですが、新型コロナウイルス禍の状況が変わってきたこともあり、そろそろ未踏の競馬場を訪れてみたいと考えて 「第二のデビュー戦」に緊張 佐賀競馬場で初場内実況
「特別レース」で旅気分 競馬で伝えたい地域の魅力 競馬 3月11日 本稿がアップされるのは3月11日。東日本大震災からまる12年となります。福島競馬場は当時、スタンドの損壊や東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で、約1年間の開催中止を余儀なくされただけでなく、関連施設や牧場なども被害を受け、開催日程が大幅に変更されるなど、競馬界にも大きな影響がありました。改めて、競馬がある日常の尊さをかみしめながら、毎日を大切に、そして、自分が今できること、やるべきことに、 「特別レース」で旅気分 競馬で伝えたい地域の魅力
JRA賞授賞式に騎手課程卒業式 華やいだ場が戻ってきた 競馬 コラム 2月11日 1月末から2つ、競馬場の外で大きな〝3年ぶり〟を経験した。今回は当時のことを紹介したい。 1つ目は、1月30日(月曜)。東京都内のホテルで行われた2022年度JRA(日本中央競馬会)賞授賞式である。新型コロナウイルス禍で残念ながら過去2回の授賞式は中止となった。20年度は、当コラムでも紹介した通り、競馬専門局のグリーンチャンネルのスタジオから、ステージに似せたセットを使って紹介番組として行った。 JRA賞授賞式に騎手課程卒業式 華やいだ場が戻ってきた
障害競馬のラップタイムを調べてみた 競馬 1月28日 1月半ば、小倉へ出張しました。気温は下がらなかったのですが、ぐずついた天気が続きました。早朝のモノレールに揺られて競馬場へ到着すると、まだコース外周の照明はついたまま。障害コースでトレーニングを積む馬の姿を見ました。これが小倉出張の小さな楽しみなのです。 2022年の中央競馬で行われた障害競走の数は125。平地競走の約26分の1にあたります。筆者は今年で中央競馬の場内実況を担当して9年目になりま 障害競馬のラップタイムを調べてみた
「実況のうまい騎手」石堂響 ホッカイドウ競馬が転機に 競馬 コラム 1月14日 2022年は重賞がある度に園田競馬場(兵庫県尼崎市)に取材で足を運んだ。もともとは交流重賞だけを取材する予定だったが、それだけでは上っ面だけの取材になるように思えて、園田を少しでも理解できるよう、極力、重賞にも足を運ぶよう努めた。会社で最初に携わった競馬の仕事も同じ地方競馬の東京・大井の中継だったので、自分の中では「原点」に戻ったような気がしている。 とはいうものの外様の身。日刊紙、専門紙の方々 「実況のうまい騎手」石堂響 ホッカイドウ競馬が転機に
夢は競馬の実況アナ 小2少年の熱意に驚かされた日 競馬 コラム 12月31日 思いがけない仕事が舞い込んできた。小学生に競馬実況を教えるというのである。独り身の筆者は普段、子供に接する機会もない。大学時代に塾講師のアルバイトをしたことはあるが、人に何かを教える才能を感じなかった。 この〝青天の霹靂(へきれき)〟ともいえる仕事は、子供の夢をかなえるため、イオンのグループ会社が立ち上げた「ララゆめ」というボランティア企画から始まった。2003年に始まり、「漫画家になりたい」「 夢は競馬の実況アナ 小2少年の熱意に驚かされた日
異色の新人、小牧加矢太の飛躍 馬術から障害専門騎手へ 競馬 コラム 12月17日 2022年の中央競馬も残りあと数日。振り返れば、初年度とは思えない活躍でファンを魅了した3月デビューの新人騎手に驚かされた1年だった。ダービージョッキーの息子として、デビュー前から注目を集めていた角田大河騎手の初騎乗からの連勝。同騎手を更に上回る成績で、いつの間にか新人最多の勝ち星を重ね、中央競馬の女性騎手最多勝利記録を更新した今村聖奈騎手。そして障害馬術の世界から、中央の障害専門騎手に転身した 異色の新人、小牧加矢太の飛躍 馬術から障害専門騎手へ
国際競走化目指した壮大な改革 ダート競走の体系整備 競馬 コラム 12月3日 きょう12月3日から中央競馬は師走の中山、阪神、中京開催がスタート。2022年の日本競馬も「完走」まで残りわずかです。 今年の競馬界も数々の話題がありましたが、6月に発表された「ダートの3歳三冠競走創設」も、大きな動きの一つに挙げられるでしょう。24年から中央、地方の垣根を越えて国内ダート路線のカレンダーが激変することを伝えた6月の発表は、筆者にとっても大きなインパクトがありました。それから5カ 国際競走化目指した壮大な改革 ダート競走の体系整備
騎手が光った2022年中央競馬 新人女性やレジェンド 競馬 11月19日 今年も残り1カ月半。各メディアでは「読者の選ぶ2022年重大ニュース」を募集する頃かと思います。少し早い気もしますが、独断で選んだ今年の中央競馬重大ニュースをここで挙げてみたいと思います。 2月に「3月にデビューする新人女性騎手はうまいらしいよ」という噂を聞きました。現役4人目の女性騎手としてデビューした今村聖奈騎手(18)の活躍は、今年一番のトピックスと言ってもいいと思います。10月23日に新 騎手が光った2022年中央競馬 新人女性やレジェンド