選抜甲子園、実力示した近畿勢 夏を目指す激戦にも注目 高校野球 関西 コラム 4月17日 大阪桐蔭の4年ぶり優勝で幕を閉じた選抜高校野球。大会全体で18本塁打なのに大阪桐蔭は大会新記録の11本塁打と、その強さは圧倒的だった。加えて印象に残ったのが近畿勢の強さだ。4強を独占した昨夏に続き、今春の決勝も大阪桐蔭―近江(滋賀)。旧3年生が抜けた新チームになっても近畿のレベルの高さは変わらなかった。 今大会は29の一般選考枠のうち近畿が7を占めた。全国10地区の優勝校が出場する秋の明治神宮大 選抜甲子園、実力示した近畿勢 夏を目指す激戦にも注目
履正社の岡田監督、母校へ 名門野球部の復活期す 高校野球 大阪 兵庫 関西 コラム 12月4日 2019年夏の甲子園を制した高校野球の強豪・履正社(大阪)の岡田龍生監督が22年4月から母校・東洋大姫路(兵庫)の監督に就任する。同校は1977年夏に全国制覇を果たした名門だが、2011年夏を最後に甲子園から遠ざかる。履正社で毎年のように打力の高いチームをつくってきた岡田監督は「『強打の東洋大姫路』といわれるチームをつくり、もう一度日本一を目指す」と名門復活へ意気込んでいる。 岡田監督の教え子に 履正社の岡田監督、母校へ 名門野球部の復活期す
侍ジャパンで再会の夢 市和歌山バッテリーがドラ1指名 高校野球 和歌山 関西 コラム 11月6日 日本で毎年12人しかいないプロ野球のドラフト1位指名選手。同じ年に同じ高校から2人出るだけでも快挙だが、今秋のドラフト会議で市和歌山高のエース小園健太と捕手・松川虎生(こう)がともに1位指名された。同じ高校の同学年のバッテリーがそろって1位指名されるのは異例だ。 最速150キロ超を誇る右腕の小園は今秋のドラフトの目玉だった。DeNAと阪神の2球団が競合し、抽選の末、DeNAが交渉権を獲得。高校通 侍ジャパンで再会の夢 市和歌山バッテリーがドラ1指名
高校野球、近畿勢なぜ躍進? 「大阪桐蔭の存在大きい」 高校野球 関西 コラム 9月4日 8月29日まで甲子園球場で開催された全国高校野球選手権大会で、大会史上初めて4強入りしたのが智弁和歌山、智弁学園(奈良)、近江(滋賀)、京都国際とすべて近畿勢だった。なぜ近畿勢が躍進したのか。 明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督ら多くの指導者が挙げたのは長雨の影響だ。各校とも雨天時の練習場の確保に苦労し、十分な調整ができなかったという。そんな中、準優勝した智弁学園の小坂将商監督は「近畿勢は(練習で) 高校野球、近畿勢なぜ躍進? 「大阪桐蔭の存在大きい」
智弁和歌山、イチローさんに朗報を 甲子園予選開幕 高校野球 和歌山 関西 コラム 7月11日 高校野球の夏の全国選手権大会(8月9日開幕、甲子園球場)の地方予選が7月から関西でも順次始まり、6府県の中でとくに注目されるのが和歌山大会だ。プロ注目右腕の小園健太(3年)を擁して今春の甲子園に出場した市和歌山が本命だが、昨冬に元大リーガーのイチローさんからの指導を受けた名門・智弁和歌山も巻き返しに燃えている。両チームの実力は甲乙つけがたく、ハイレベルな県予選となるのは間違いない。 市和歌山の小 智弁和歌山、イチローさんに朗報を 甲子園予選開幕
「松井キラー」の元阪神・遠山氏、浪速高監督で奮闘 10月17日 1990年代後半から2000年代前半にかけて、巨人の強打者だった松井秀喜さんへのワンポイントリリーフで名をはせた元阪神の遠山昭治さん(53)が大阪・浪速高の監督として奮闘している。昨年11月に就任。新型コロナウイルスの影響で今夏の甲子園大会が中止になり、秋季大阪府大会が甲子園を目指す公式戦の初陣だった。大阪の公立校で26年ぶりに秋季近畿大会の出場を決めた山田に4回戦で敗退。「この冬に鍛え直し、甲 「松井キラー」の元阪神・遠山氏、浪速高監督で奮闘
プロ注目球児 コロナ禍の制約下、光ったたくましさ 8月22日 明石商(兵庫)の中森俊介投手や来田涼斗外野手、履正社(大阪)の関本勇輔捕手や小深田大地内野手ら、今年の関西高校球界にはプロが注目する3年生の逸材がそろう。17日まで甲子園で開かれた高校野球交流試合と各都道府県の独自大会では、新型コロナウイルスの影響で練習を十分に積めない制約があった中でも奮闘を見せた。不遇を乗り越え、たくましさを身にまとうこの世代は将来、どのような輝きを放つのだろうか。 明石商は プロ注目球児 コロナ禍の制約下、光ったたくましさ
代替大会、木製バットの球児も プロ見据え特大の一発 7月18日 新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校野球選手権大会と49の代表校を決める地方大会が中止となった。これを受けて開催が決まった各都道府県の代替大会が関西でも京都府で11日に開幕、他の5府県は18日に始まる。京都大会ではプロのスカウトへのアピールのため木製バットで挑み、本塁打を放った球児もいた。例年とは趣の異なる熱戦が繰り広げられている。 12日、京都府宇治市で高校野球の名門、龍谷大平安の初戦(対 代替大会、木製バットの球児も プロ見据え特大の一発
センバツ中止、球児にエール 高嶋氏「今は心鍛えて」 4月26日 新型コロナウイルスの感染拡大で、関西の学生スポーツ界にも甚大な影響が出ている。選抜高校野球などの大会の中止や延期が相次ぎ、普段の練習もままならない状況だ。スポーツ部活動に青春をささげる若者たちは今、どう過ごせばいいのか。歴代最多の甲子園通算68勝を挙げるなど関西の学生スポーツ界を代表する指導者の一人、智弁和歌山高校野球部前監督の高嶋仁氏(73)に聞いた。 高嶋氏は2018年の勇退後も名誉監督とし センバツ中止、球児にエール 高嶋氏「今は心鍛えて」
履正社、難敵破り甲子園V 磨いた筋力 強打の支え 9月1日 2019年の全国高校野球選手権は履正社(大阪)の春夏通じて初の優勝で幕が下りた。春の選抜大会で完膚なきまでにたたきのめされた星稜(石川)の剛腕、奥川恭伸を打ち崩し、喜び倍増の戴冠となった。 8月22日の決勝。大会屈指の好投手の奥川と履正社の強力打線の対決とあって、平日ながら甲子園球場には4万4千の観衆が集まった。 先制したのは星稜。二回に岡田大響の適時二塁打で1点を挙げた。直後の三回、履正社は4 履正社、難敵破り甲子園V 磨いた筋力 強打の支え