ノーマンの新ツアー、喧噪続く 選手締め出しどう影響? ゴルフ コラム 5月4日 ゴルフ界がまた、かまびすしい。 グレッグ・ノーマン(豪)が開催準備を進めるプロゴルフの新ツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ」。その初戦のロンドン大会(センチュリオンCC、6月9〜11日)に、2月に米PGAツアーを侮辱したとしてことごとくスポンサーを失い、しばらく休養していたフィル・ミケルソン(米国)が出場の意向を示すなど、米ツアーにとっては対抗勢力の動きが明らかになりつつある。 ノーマンの新ツアー、喧噪続く 選手締め出しどう影響?
ウッズの出場は マスターズ、優勝争いとは別の注目点 ゴルフ コラム 4月6日 今年のマスターズ・トーナメントの見どころ。まずは、ジョーダン・スピース(米国)から触れると、過去8回出場している彼は、2015年に優勝。その他、2位タイが2回。3位が1回、3位タイが1回と、オーガスタ・ナショナルGCと相性がいい。メジャー大会の優勝は2017年の全英オープンを最後に遠ざかっているが、昨季はマスターズ・トーナメントで3位タイ、全英オープンで2位と復調の兆しを見せており、楽しみな存在 ウッズの出場は マスターズ、優勝争いとは別の注目点
ミケルソン、失言の波紋 米ゴルフツアー批判の本意は ゴルフ コラム 3月2日 理論物理学者で天才と呼ばれたアルベルト・アインシュタインは、こんな言葉を残したともいわれている。「知性は、変化への対応能力で測ることができる」 これまで男子ゴルフのフィル・ミケルソン(米国)は、常識にとらわれず、変化への対応能力が高いとみなされてきた。2006年の全米オープンでは、64度のウエッジを手にした。4年後の同オープンでは、ドライバーを車のトランクに置いたまま戦った。かと思えば、昨年の全 ミケルソン、失言の波紋 米ゴルフツアー批判の本意は
米ツアーで苦戦続きのミケルソン 次に繰り出す一手は ゴルフ コラム 2月2日 昨年5月、米サウスカロライナ州のキアワ・リゾートで行われた全米プロゴルフ選手権を制したフィル・ミケルソン(米国)。まだそのイメージが強いため、今年52歳になる彼は今も健在――と見られているかもしれないが、さすがにこのところ、衰えを隠せなくなっている。チャンピオンズツアー(米シニアツアー)では6戦4勝と圧倒しているものの、米ツアーではこのところ苦戦続きだ。 ・ 全米プロ選手権を制した後、12試合に 米ツアーで苦戦続きのミケルソン 次に繰り出す一手は
22年のゴルフ界 ウッズ復帰・「新ツアー」の行方は ゴルフ コラム 1月5日 2022年のゴルフ界。最大の関心事といえば、やはりタイガー・ウッズ(米国)がいつ本格復帰するのか、ということではないか。 すでに昨年暮れ、四大大会かそれに準じる5つ目のメジャー大会とされるプレイヤーズ選手権で勝った選手だけが親子でプレーする資格を与えられるPNC選手権に息子のチャーリー君と一緒に出場し、ファンを沸かせた。そのとき、チャーリー君の活躍も多くのファンの目を引いたが、やはりそれ以上に視 22年のゴルフ界 ウッズ復帰・「新ツアー」の行方は
ウッズ、短い投稿に込めた再起への決意 ゴルフ コラム 12月1日 1863年11月19日、エイブラハム・リンカーン米大統領はペンシルベニア州ゲティズバーグにおいて、単語数わずか272、時間にして2分ほどの演説を行った。日本では「人民の、人民による、人民のための政治……」と説いた際のスピーチとして広く知られているようだが、アメリカでも、民主主義の原点を示した名演説として語り継がれている。 今回の2つの単語はそれに匹敵――いや、さすがにそこまで持ち上げるのは大げさ ウッズ、短い投稿に込めた再起への決意
松山、精神的強さ際立つ ZOZOゴルフVで別の高みに ゴルフ コラム 11月3日 2013年に米オハイオ州のミュアフィールドビレッジで行われた男子ゴルフのプレジデンツカップ(2年に1度の欧州を除く世界選抜と米国選抜の団体対抗戦)でのこと。アダム・スコット(オーストラリア)は、世界選抜チームのキャプテンを務めていたニック・プライス(ジンバブエ)に提案した。 「フォアボールマッチ(2人1組で良い方のスコアを採用)は、松山と組ませてくれ」 当時、世界ランキング2位のスコットが、まだ 松山、精神的強さ際立つ ZOZOゴルフVで別の高みに
意外な展開、米国が大差で圧倒 ゴルフ・ライダーカップ ゴルフ コラム 10月6日 2020年に開催予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1年延期された男子ゴルフのライダーカップ(2年に1度開催される米国と欧州との団体対抗戦)が9月24~26日、米ウィスリング・ストレイツ(ウィスコンシン州)で、無事行われた。 ライダーカップは通常の大会とは異なり、ファンが民族衣装や、自国の国旗をあしらったユニークなコスチュームを身にまとって観戦することで知られる。また方々で歌 意外な展開、米国が大差で圧倒 ゴルフ・ライダーカップ
空洞化する女子ゴルフ米欧対抗戦 勢力図変化に対応を ゴルフ コラム 9月2日 2020年、新型コロナ禍によって延期された男子ゴルフのライダーカップ(2年に1度開催される米国と欧州との団体対抗戦)が、9月24日から米ウィスコンシン州のウィスリング・ストレイツGCで行われる。一方、日本ではあまりなじみがないかもしれないが、ライダーカップの女子プロ版ともいえる米国選抜と欧州選抜による対抗戦ソルハイムカップも、9月4日から米オハイオ州トレドにあるインバネスクラブで開催される。 た 空洞化する女子ゴルフ米欧対抗戦 勢力図変化に対応を
メジャーVのデシャンボー、早くもキャリアの岐路? ゴルフ コラム 8月4日 東京五輪の男子ゴルフは、東京に祖父母が住み、母親が日本育ちの台湾人という、日本との関係が深いザンダー・シャウフェレ(米国)が金メダルを獲得した。2位はロリー・サバティーニ(スロバキア)、3位には松山英樹ら7人が通算15アンダーで並び、プレーオフへ。4ホール目で潘政琮(台湾)が、日系米国人を父に持つコリン・モリカワ(米国)を振り切ると、銅メダルを手にした。 シャウフェレ、松山、モリカワらの活躍に不 メジャーVのデシャンボー、早くもキャリアの岐路?