楽しい寮生活 高3で主将、日本一は逃す コラム ゴルフ 4月9日 茨城・鹿島学園高に入学し、同学年のゴルフ部員と2人1部屋で寮生活が始まった。同級生には福井や千葉など県外から来た子もいて、仲間との共同生活は新鮮で楽しかった。 朝6時ごろに起床し、登校前にランニング。寮の裏には50~60ヤード(7、8打席)の「鳥かご」があり、朝練をする部員もいたが、僕はそれほど熱心に参加しなかった。スポーツに力を入れている学校だったので、正午ごろに授業は終了。購買で弁当を注文し 楽しい寮生活 高3で主将、日本一は逃す
「スパルタおやじ」に導かれ 小学生から毎日4時間練習 コラム ゴルフ 4月2日 シングルの腕前の父について練習場に行ったのが小学1年、7歳のとき。それが運の尽き、「やれ」と言われるままゴルフを始めることになった。父のベン・ホーガンのシャフトを切ったかちかちのクラブを使っていた。最初は自宅倉庫にネットを張って練習。小2か小3でコースデビューすると、毎日練習場に連れて行かれた。 茨城という地域柄、僕もサッカーが大好きだったが、放課後になると学校の裏に父の車が止まっていて、そのま 「スパルタおやじ」に導かれ 小学生から毎日4時間練習
ツアー2勝目へ 優勝争いの経験が必要 コラム ゴルフ 3月26日 2020年は新型コロナウイルスの影響で、国内ツアー開幕戦は9月にずれ込んだ。実家暮らしの僕は、両親が高齢なので感染予防にはずいぶん気を使って過ごした。予定のない日はほぼ毎日、地元の練習場で3、4時間、300~500球ほど打っていたが、いざ試合が始まるまではコンディション調整が難しく、不安でしかなかった。 練習ラウンドをしても実戦とはまるで違う。試合の感覚は、試合じゃないと出せない。ゲーム勘をつか ツアー2勝目へ 優勝争いの経験が必要
目標は平均打数60台 チャンス逃さず海外参戦も コラム ゴルフ 3月19日 新型コロナウイルスの影響で昨年開催されたシニアツアーは8試合。そのような短期決戦にもかかわらず8月のマルハンカップでシニア初優勝するなどしっかりと成績を出せた。今年は昨年と違って4月の開幕戦、金秀シニア沖縄オープンからワンシーズンを戦い抜く長丁場。去年は中止されて初出場となる試合も多く、気持ちのなかでは実質ルーキーイヤーのままで挑みたい。 やる以上は昨年より上をめざしたいのはやまやまだけれど、賞 目標は平均打数60台 チャンス逃さず海外参戦も
パッティング シンプルに狙いに集中 コラム ゴルフ 3月12日 パッティングは、パターとボールとの兼ね合いという部分が大きい。打感は硬めでパチンとはじいて転がっていくのがいいのか、フェースにくっつきながらゆっくり出て行くのがいいのか。そこは自分の好みというほかない。 レギュラーツアーの若い人はメーカーが売り出す新しいパターを次々使い回すけれど、シニアになるとあまり替えない。先輩方も懐かしいパターを使っている。自分も現在のエースパターはかれこれ15年ほどになる パッティング シンプルに狙いに集中
ボールにこだわる 小技で違い、何度もテストを コラム ゴルフ 3月5日 年が明けて契約先のメーカーから新モデルのボールが送られてきた。前作に比べディンプル数が増えているというそのボールを実際に試合で使えるかどうか、いまはテストを繰り返している。 ボールの違いとはいっても、フルスイング、フルショットにおいては打感がちょっと違うくらい。違いは小技に出てくる。アプローチ、パターの感覚だ。変化を敏感にかぎわけるには同じ場所、同じ条件のところでテストするのがいいので、私の場合 ボールにこだわる 小技で違い、何度もテストを
フェアウエーウッド ゆっくり軌道を描く感覚で コラム ゴルフ 2月26日 フェアウエー(FW)ウッドが苦手という人が増えたのは進化を遂げたドライバーのせいといえる。ヘッドがあれだけ大きくなってフェースに当たるようになっているから、芯でボールをとらえる感覚がかなりアバウト。FWウッドもヘッドが大きくなってはいるけれど、ドライバーに比べれば小さい。そんなクラブをティーアップじゃなく地べたから打つとなると誤差が大きくなる分、ダフリ、トップとミスが出やすくなるのも当然だろう。 フェアウエーウッド ゆっくり軌道を描く感覚で
3つのM 無理・無駄・ムラは連鎖する コラム ゴルフ 2月19日 プロゴルファーになったはいいものの、当初は試合に出ても予選落ちばかりだった。千葉晃プロと出会ったのはちょうどその頃。練習を見てもらい、「これだけの球が打ててなんで稼げないんだ」と言われたけれど、自分ではもちろん「わかりません」。 そこで千葉プロから教わったのがムリ、ムダ、ムラの「3つのM」。3Mがあるとスコアは悪くなり、試合でも稼げないという。練習場に来るほかのプロの球を見ていつかはああいう球を 3つのM 無理・無駄・ムラは連鎖する
スイングは十人十色 素振りで基本をつくる コラム ゴルフ 2月5日 ゴルフ練習場は下(足場)が平ら。ここで打てるのは当たり前と思っていないといけない。練習では一番楽に振って結果が安定したスイングを見つけてほしい。要は確率。10回に1回いい球が出るというんじゃなく、10回に9回は黙っていても当たるよ、というスイングを自分のものとして身に付けたら、あとは応用編へ。 人に教わって「こういうスイングがいい」というのを練習しても、どこかで無理しているようだとやっぱり現場で スイングは十人十色 素振りで基本をつくる
飛距離 間合い取りトップを深く コラム ゴルフ 1月29日 22歳でプロ転向、初めて出たツアーの試合が15年後にツアー初優勝を飾ることになる全日空オープン(現ANAオープン)だった。ツアーデビュー戦は79、76であえなく予選落ち。その後も試合に出ることさえかなわぬ時期が長く、出ても予選落ちの繰り返しが続いた。 やはり飛距離が圧倒的に不足していた。曲がらないでコントロールはうまいね、と言われたけれど、ドライバーで250ヤードでは当時の若手の中では普通にティ 飛距離 間合い取りトップを深く