サッカー監督として…夢の続きを追う 6月10日 5月26日のJリーグ第13節鹿島戦からヴィッセル神戸で監督業を再開した。昨年末にG大阪を辞して以来の監督復帰となったが、現場の充実感はやはり何ものにも代え難いものがある。監督をするとなると、全神経をそこにフォーカスさせなければならない。縁あって始めたこのコラムも、私をとらえてはなさない監督業の魅力について語って、今回で終えたいと思う。 ■私に強烈なインパクトを与えたニカ 私は20年を超えるコーチ業 サッカー監督として…夢の続きを追う
攻めてこそサッカーの醍醐味 4月12日 昨シーズン限りで、10年にわたって指揮を執り続けたG大阪の監督を退いた。一人の監督が一つのクラブに在任した年数として10年はJリーグ最長記録らしい。世界的に見ても珍しいのは、それだけこの仕事は浮き沈みが激しいということだろう。 ■一寸先は闇の世界 私もほんの数カ月前まで自分が今のような境遇になるとは思いもしなかった。月並みな表現になるが、本当に一寸先は闇の世界なのである。 監督を続けることだけがハ 攻めてこそサッカーの醍醐味