強きブラジル代表復活の鍵握る 21歳FWの飛躍 10月22日 サッカーのブラジル代表がサウジアラビアへ遠征し、12日にサウジ代表と、16日にアルゼンチン代表とそれぞれ国際親善試合を行った。この2試合で最も注目していた選手が21歳のFWガブリエルジェズス(マンチェスター・シティー)だった。若さに似合わず駆け引きがうまく、抜群のスピードを発揮して敵の最終ラインを抜け出し、硬軟織り交ぜたシュートを決めるのが持ち味だ。 2016年6月に就任したチチ監督が初めて代表 強きブラジル代表復活の鍵握る 21歳FWの飛躍
ブラジル代表、ネイマール主将は是か非か 9月15日 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、ブラジルは準々決勝で敗退して国民を落胆させた。しかし、ブラジルサッカー連盟はチチ監督のチームづくりの方向性を評価し、監督と2022年W杯まで契約を延長。9月上旬、ブラジルはW杯ロシア大会後最初の強化試合(2連戦)に臨むべく、米国へ遠征した。 ■22年W杯へ「チームの顔」に 7日にニュージャージーで国際サッカー連盟(FIFA)ランキング22位の米国と対戦 ブラジル代表、ネイマール主将は是か非か
ネイマールよ 自らのあり方を見つめ直そう 7月9日 サッカーのワールドカップ(W杯)準々決勝ベルギー戦で、ブラジルは攻めても攻めてもゴール前に立ちはだかる"赤い悪魔"たちの高くて厚い壁に跳ね返された。シュート数がブラジル26、ベルギー8という数字が示す通り、試合内容では優勢だったが、ゴールが遠かった。過去20回のW杯で5回優勝し、4強以上の成績を残したのが計11回を数えるブラジルにとって、準々決勝敗退は最悪の成績に等しい。 個人的には、このチーム ネイマールよ 自らのあり方を見つめ直そう
4年前の雪辱胸に W杯頂点狙うブラジルの覚悟 6月13日 「きょうの試合の内容に満足している。このチームを率いてワールドカップ(W杯)に臨めることを誇りに思う」。6月10日、サッカーのW杯ロシア大会前最後の強化試合を終えたブラジル代表のチチ監督の顔は輝いていた。 2月末に右足首を故障して手術し、長期間のリハビリを重ねて懸命に体調を整えてきたネイマール(パリ・サンジェルマン)も、満面の笑顔だった。 ■開幕控えエースら仕上がり順調 「またこうしてプレーできて 4年前の雪辱胸に W杯頂点狙うブラジルの覚悟
サプライズなき23人 ブラジルW杯メンバー 5月18日 「サッカー王国」ブラジルで、ワールドカップ(W杯)の登録メンバー発表は国民的な関心事だ。代表監督が記者会見を開き、選手一人ひとりの名前を読み上げ、1時間以上にわたってメディアからの質問に答える。この模様はテレビで全土に生中継され、国民は固唾をのんで見守る。自分のひいきチームの選手や好きな選手が選ばれたら飛び上がって喜び、思い描いていた選手が漏れると悲憤こう慨する。招集を期待する選手たちは家族、友 サプライズなき23人 ブラジルW杯メンバー
ブラジル代表、欧州遠征でW杯へさらなる自信 4月5日 3月下旬、サッカーのブラジル代表が欧州でワールドカップ(W杯)登録メンバー発表を控え最後の強化試合を行った。23日に開催国のロシア代表と、27日には前回大会王者のドイツ代表と敵地で対戦して連勝。いくつもの収穫を手にした。 最大の成果は精神面だろう。ブラジル代表は自国開催の2014年W杯準決勝でドイツに1-7と大敗した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位で、今回のW杯ロシア大会でもブラジル ブラジル代表、欧州遠征でW杯へさらなる自信
カカとロナウジーニョ、2人の現役引退に思う 2月15日 サッカーのブラジル代表で、またクラブチームでも世界の頂点を極めた2人のスーパースターが、2017年12月から18年1月にかけて引退を発表した。カカ(35)とロナウジーニョ(37)だ。ともに00年代から10年代前半にかけて欧州ビッグクラブでMFとして活躍、最優秀選手賞「バロンドール」に選ばれたことがある。こうした経歴だけを見れば2人に類似点があるが、生い立ちやプレースタイル、考え方などは実に対照的 カカとロナウジーニョ、2人の現役引退に思う
日本で輝いたブラジル人選手 ジョーも続けるか 1月17日 昨年はブラジルの名門コリンチャンスの攻撃の中心として活躍し、ブラジルリーグの得点王(18点)となりMVPにも選ばれたCFジョーが、今年から名古屋でプレーする。 身長191センチ、体重80キロの30歳。タイミングを見計らって最終ラインの裏へ抜け出し、強烈なシュートを叩き込む。空中戦に強く、ポストプレーも巧み。ブラジル代表にも選ばれ、地元開催の2014年ワールドカップ(W杯)に出場。移籍金は推定11 日本で輝いたブラジル人選手 ジョーも続けるか
ブラジルサッカー界、実り多き17年 12月14日 2017年はブラジルサッカー界にとって実り多き一年だった。 まず、3月末の18年ワールドカップ(W杯)南米予選2連戦で難敵ウルグアイにアウェーで4-1と圧勝し、ホームではパラグアイにも快勝。4節を残してW杯出場を決めた。その後も気を緩めず、最終的に2位ウルグアイに勝ち点10、宿敵アルゼンチンに勝ち点13の大差をつけて予選を首位で突破した。 攻撃陣ではネイマール、中盤ではパウリーニョ(いずれもバル ブラジルサッカー界、実り多き17年
イングランドの守備崩せず ブラジル攻撃陣に課題 11月16日 2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の南米予選を首位で突破したブラジル代表が、11月に欧州へ遠征した。10日にフランス・リールで日本代表と、14日にはロンドンでイングランド代表と強化試合を行った。 ブラジルの場合、南米予選を通じて、各ポジションの1番手(レギュラー)から3番手くらいまでの"序列"がほぼ固まっている。遠征前、チチ監督は「新しい戦術、新しい選手を試したい」と語り、日本戦では控え イングランドの守備崩せず ブラジル攻撃陣に課題