TOKYO 2020
東京五輪・パラ、日本に何を問いかけたのか

東京五輪・パラ、日本に何を問いかけたのか

東京五輪・パラリンピックが幕を閉じました。新型コロナウイルス禍による1年間の延期、多くの会場が無観客という前例のない形でした。開催の賛否が割れるなか、57年ぶりに行われた大会は日本に何を問いかけたのでしょうか。連載「Tokyo2020から次代へ」で考察しています。 (1)分断の中、通じ合った心 世界との共生のヒントに東京五輪・パラリンピックと現実世界は、「パラレルワールド(並行世界)だ」と語ったの…

インスタグラム利用者とつくった東京2020の記録

インスタグラム利用者とつくった東京2020の記録

日本経済新聞社は東京2020オリンピック・パラリンピックに合わせ、全国の皆さんと一緒につくる特別報道企画「NIKKEI SOCIAL REPO」を実施しました。街並みの変化やイベントの様子など、オリパラと関わりのある写真をインスタグラムで募集し、公式アカウント「nikkei_socialrepo」に掲載しました。6月から9月まで月1回選んだ「NICE SHOT」を紹介します。 6月10日付朝刊 …

東京の偏差値、メダルの色は? 五輪招致後も都市力低下

東京の偏差値、メダルの色は? 五輪招致後も都市力低下

東京五輪・パラリンピックが幕を閉じた。都市として飛躍する起爆剤と期待されたが、8年前の招致決定以降、東京の都市力を示す「偏差値」は下がった。経済分野の低迷が響いたほか、リサイクルなどお家芸とみられてきた環境分野も足を引っ張った。過去の開催都市は大会後もレガシー(遺産)を育てている。招致時に描いた未来図を結実させる作業は続く。 森記念財団都市戦略研究所が世界の主要都市を経済、研究・開発など6分野7…

東京パラの金メダル、中国が96個で1位 日本は13個

東京パラの金メダル、中国が96個で1位 日本は13個

東京パラリンピックの金メダル獲得数、総数ともに1位になったのは中国で、金96個、銀60個、銅51個をとりました。日本は金13個、銀15個、銅23個を獲得しました。…

素顔のアスリート フォトグラファーが心動いた一瞬

素顔のアスリート フォトグラファーが心動いた一瞬

東京五輪で繰り広げられた熱戦は数々の記録と感動を残しました。私たち報道フォトグラファーは決定的瞬間を切り取ってきましたが、勝敗が決する一枚だけを撮影していたわけではありません。緊張しカメラを構えるなかファインダー越しに心を揺さぶられたのは、アスリートが一瞬だけ見せた素顔でした。…

五輪・パラ選手の周囲を敬う姿勢 その心理

五輪・パラ選手の周囲を敬う姿勢 その心理

様々なシーンが脳裏に焼き付いた東京五輪・パラリンピック。勝ち負けの結果にかかわらず、戦った相手と互いにたたえ合う選手の様子を目にして、どこか心が安らいだ人も多いのではないか。 妬み、怒り、羨み……。私たちの心の奥底にはいろいろな感情がある。「なぜあいつの方が先に昇進するんだ」とか「なぜ彼だけが選抜選手になれるんだ」とか。評価されている他人を素直に称賛する気持ちになれない。これはそう珍しいことでは…

東京オリパラ、負のレガシー生む「お役所仕事」

東京オリパラ、負のレガシー生む「お役所仕事」

東京五輪・パラリンピックで日本選手が金メダルを獲得すると、スポーツ庁から必ず届くメールがあった。室伏広治長官が発表したとする祝福コメントだ。だが、その内容は長官本人の言葉とは思えない無味乾燥なものばかり。期間中に一連のコメントを使った記事が新聞各紙に掲載されることはほとんどなかった。テレビやネットのニュースも同様だったと思う。 長官の了承を得ていたとしても、実際は官僚による適当な作文だろう。スポ…

前例なき開催 「パラ、大会の足跡」まとめ読み
東京パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」でゴールボールの日本戦を観戦する生徒ら(8月27日、千葉市の幕張メッセ)=共同共同

前例なき開催 「パラ、大会の足跡」まとめ読み

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下で開かれた東京パラリンピックは、ほぼ無観客で13日間の大会日程を終えました。前回1964年大会は障害者スポーツを国内に根付かせるきっかけになりました。2021年大会は何を残したのでしょうか。連載企画「パラリンピック 大会の足跡」を再掲します。 一般観客を入れた開催を断念したパラリンピックは一方で、子どもに観戦してもらう「学校連携観戦プログラム」を実施しまし…

大坂なおみ、感受性が強いが故の苦悩
Naomi Osaka attends The Metropolitan Museum of Art's Costume Institute benefit gala celebrating the opening of the "In America: A Lexicon of Fashion" exhibition on Monday, Sept. 13, 2021, in New York. (Photo by Evan Agostini/Invision/AP)AP

大坂なおみ、感受性が強いが故の苦悩

サッカー欧州選手権に始まり、東京五輪、パラリンピックでクライマックスを迎えた「スポーツの夏」は、全米オープンテニスの驚きの結末で幕を閉じた。男子シングルスでは1969年のロッド・レーバー以来、同じ年に四大大会すべてを制覇する年間グランドラムを狙ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)が偉業目前で歴史の重圧に押し潰された。 一方、女子シングルスでは世界ランキング150位で臨んだエマ・ラドゥカヌ(英国)…

ポスト五輪の都市開発、オールジャパンで底上げ

ポスト五輪の都市開発、オールジャパンで底上げ

日本経済新聞社は9月13日、東京五輪・パラリンピック後の都市開発について考える「TOKYO2030ビジョンフォーラム」を常盤橋タワー(東京・千代田)で開催した。三菱地所の吉田淳一社長、大丸有エリアマネジメント協会の岸井隆幸理事長が講演したほか、建築家の藤本壮介氏らが丸の内などの東京都心部と地方都市の関係などを話し合った。 丸の内、価値生み出す舞台に 三菱地所 吉田淳一社長 「ポストコロナ」時代では…

多様性が当たり前の世界はどのような風景ですか?

多様性が当たり前の世界はどのような風景ですか?

魚谷社長の提示した「多様性が当たり前の世界はどのような風景ですか?」という課題に対し、多数の投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部を紹介します。 ■「地球国籍」で生きる 長谷川 桜(愛知大学現代中国学部1年、19歳) 世界には、国際結婚の両親から生まれて、壁にぶつかる子どもたちが大勢いる。今、私は国籍選択を迫られている。自分のアイデンティティーに悩み、苦しみ、若くしてそ…

スポーツ界に希薄な主体性 今こそ「独立自尊の精神」を
国立競技場で行われた東京パラリンピックの閉会式

スポーツ界に希薄な主体性 今こそ「独立自尊の精神」を

米スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店、ドームで社長を務める安田秀一氏はスポーツを健全に発展させることは、地域の活性化につながると考えています。ただ、現在の日本は中央集権が進み、独立自治の発想が希薄とみています。今回はスポーツと日本社会の統治の現状にまで思考を広げていきます。 ◇   ◇   ◇ 東京五輪・パラリンピックが終わり、菅政権が終わり、岸田内閣の誕生とともに総選挙を迎える…

東京五輪のシスコ機器「セキュリティー重大事案ゼロ」
(左から)発表会に登壇したシスコシステムズ日本法人の鈴木和洋会長、鎌田道子専務執行役員、卓球の石川佳純選手と張本智和選手(出所:シスコシステムズ)

東京五輪のシスコ機器「セキュリティー重大事案ゼロ」

米通信機器大手シスコシステムズ日本法人は21日、東京五輪・パラリンピックにおいて同社が果たした役割などについて振り返る記者発表会を開催し、鈴木和洋会長は「デジタルテクノロジーを高度に活用した新しい五輪モデルを示した大会だった」と語った。同社は東京五輪・パラリンピックでネットワーク製品分野の「オフィシャルパートナー」を務めた。 東京五輪・パラリンピックでシスコが構築を支援したネットワークは、43カ…

橋本、五輪王者の貫禄 88点台で個人総合首位通過
男子予選 橋本大輝のあん馬=共同共同

橋本、五輪王者の貫禄 88点台で個人総合首位通過

3種目で15点台の好演技を並べて計88点台に乗せた橋本は「最後まで集中してできた。すごく良かった」と納得の表情を浮かべた。朝9時過ぎからの出番で難しい調整を強いられた上、通常より短い時間で全6種目を演じる厳しいスケジュールの中、東京五輪王者としての貫禄を示した。 あん馬は最後の降り技でとっさに難度を下げて無事に演じきり、苦笑しながら両手を広げて「セーフ」のポ…

内村、故郷に凱旋 得点伸びずも満足感「拍手に温かみ」
男子予選 鉄棒の演技を終えた内村航平=共同共同

内村、故郷に凱旋 得点伸びずも満足感「拍手に温かみ」

「良かった部分は、正直に言って一つもない」という自己評価は謙遜でもないだろう。14.300点という平凡なスコアと内容は、鉄棒のスペシャリストへの転向以降に見せてきた強さにはほど遠い。それでも生まれ故郷の北九州で「拍手に温かみを感じた」中で演技を披露できた内村の表情は、陰りのない満足感に満ちていた。 予選通過への安全策として、東京五輪で落下したひねり技は回避。H難度の手放し技「ブレトシュナイダー」…

五輪カヌー会場、カキが再開業の重荷 対策費膨らむ恐れ
海の森水上競技場(7月、東京都江東区)=共同共同

五輪カヌー会場、カキが再開業の重荷 対策費膨らむ恐れ

東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー会場として新設された「海の森水上競技場」(東京・江東)で、波を抑える装置に付着する大量のカキが問題となっている。装置が重みで沈むと競技に影響する可能性がある。東京都は対策を検討しているが、2022年春の再開業までに間に合わない状況で、コストがかさむ懸念も出ている。 東京湾の埋め立て地の一部を使って造られた海の森水上競技場は19年5月に完成。だが、まもなくコ…

女子バレー荒木絵里香が引退会見 選手と子育てを両立
引退会見をした荒木(名古屋市内)

女子バレー荒木絵里香が引退会見 選手と子育てを両立

バレーボール女子で東京五輪代表の主将を務めた荒木絵里香(37)=トヨタ車体=が5日、名古屋市内で現役引退の会見をした。2013年に結婚し、14年に長女を出産した後も活躍を続け、08年の北京から4大会連続で五輪に出場した。荒木は「たくさんの人の支えでここまで続けてこれた」と関係者に感謝の思いを述べた。 荒木は東京・成徳学園高(現・下北沢成徳高)で高校日本一となり、10代から日本代表として活躍した。…

五輪中の首都高 休日3割減、五輪期間中の値上げで
首都高は五輪交通規制のため変動料金を実施(19日午前、東京都千代田区)

五輪中の首都高 休日3割減、五輪期間中の値上げで

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会と東京都は29日、五輪期間中(7月19日~8月9日)の交通量について、渋滞緩和策として日中の基本料金の上乗せを実施した首都高速道路で、2019年の同時期比で平日は17%減、休日は30%減だったと発表した。 都内の一般道はパラリンピック期間(8月24日~9月5日)も含め、平均で平日4%減、休日7%減だった…

五輪組織委、赤字見通しの収支 年末年始に議論
日本オリンピックミュージアム前にある五輪モニュメント(6月6日、東京都新宿区)

五輪組織委、赤字見通しの収支 年末年始に議論

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は28日、大会後初の理事会を開いた。武藤敏郎事務総長が記者会見し、赤字が見込まれる大会収支の負担について「年末年始にかけて議論がつまっていくだろう」と述べた。 大半の会場が無観客開催で数百億円規模のチケット収入を失っており、国や東京…

事前合宿に7353人参加 東京五輪、214自治体

事前合宿に7353人参加 東京五輪、214自治体

東京五輪・パラリンピックの海外選手らと地域住民が交流するホストタウンの関係府省庁連絡会議が28日オンラインで開かれ、五輪の事前合宿に105カ国・地域の選手団7353人が参加したことが報告された。 新型コロナウイルス禍で取りやめが相次…

スペシャルコンテンツ
オリパラを考えるパラ車いす、その形にはワケがあるボッチャのスゴ技解説夏季五輪VS気候変動最強。畑岡奈紗のスーパースイング音の見える化でアピール開会式までの3日間「五輪ロード」をゆくつぎはぎの聖火リレー映像解析でマスク検知国立競技場 3Dモデルで解剖
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