日銀の総裁に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏が就任します。黒田東彦氏の後任として、10年続いた異次元緩和を引き継ぎ、段階的な修正を探る役割を担います。
宅森昭吉(あきよし)氏、65歳。三井住友DSアセットマネジメントの理事・チーフエコノミストだ。経済と金融市場に関するあらゆる…続き
4月に始動する「植田日銀」は現行の金融緩和路線を継続しつつも、これまでの異次元緩和を徐々に「普通の緩和」へと修正していくとみ…続き
もう財務次官は日銀総裁になれないかもしれない――。次期総裁に植田和男氏が起用された今回の人事はそんな印象を与えた。
予算や税制…続き
黒田東彦総裁をはじめとする日銀の現執行部が退任し、植田和男氏を総裁とする新体制がスタートする。本稿では黒田体制の約10年間の金融政策を振り返るとともに、これを引き継ぐ新執行部の課題を考えたい。…続き
異次元緩和は2%の物価目標の早期達成を標榜して期待に働きかけてきた。だが2022年の急激な円安と物価急騰までは、国民の関心は高まらなかった。グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)元議長は…続き
異例の金融緩和を長く実施してきた日銀が、植田和男新総裁の下で金融政策を変更するのか注目される。現状維持を貫くのか、それとも10年物国債金利の変動幅拡大や5年物金利目標への短期化などを含めた柔軟性の強化、…続き
日銀の次期総裁に決まった植田和男氏は金融緩和の修正などの難題を前に、政治との距離感が問われる。歴代総裁は円高やデフレを巡り、…続き
3月10日は日銀トップの交代が近づいていることを実感する日になった。黒田東彦総裁が最後の金融政策決定会合に臨み、国会は次の総…続き
国会は10日午前、次期日銀総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する政府の人事案を承認した。参院が同日の本会議で与…続き
国会は10日の参院本会議で、次期日銀総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を充てる政府の人事案を可決、承認する。副総裁に…続き
立憲民主党は7日の党会合で、日銀正副総裁候補の同意人事案への方針を決めた。日銀次期総裁に経済学者の植田和男氏を充てる人事に賛…続き
日銀の黒田東彦総裁のもと10年続いた異次元緩和が問われている。前任の白川方明氏は国際通貨基金(IMF)の季刊誌で黒田緩和を「…続き
次期日銀総裁の候補で経済学者の植田和男氏への所信聴取が27日、参院で開かれた。植田氏は故安倍晋三元首相が進めた経済政策「アベ…続き
日本経済新聞社とテレビ東京は24〜26日に世論調査をした。岸田文雄内閣の支持率は43%で2023年1月調査(39%)から4ポ…続き