国際経済・金融・貿易
経済・金融政策、市場、銀行、貿易を取材。日銀キャップなどを経てニューヨーク駐在。トランプ政権の移民政策に関するルポが世界新聞・ニュース発行者協会の18年「アジア・メディア賞」特集部門で銅賞。経済部次長、英文統括エディター、編集委員兼論説委員を経て現職。近著に「リブラの野望」。
「メシの恨みは怖い」というが、メシの値段への恨みも同じだ。なじみの店のメニュー書き換えに人々は舌打ちする。だから気が利く店主…続き
ロシアによる侵攻で始まったウクライナの戦闘は東部でロシア軍が攻勢を強め、包囲網を築きつつある。南部でも戦いは激しさを増す。危…続き
5月下旬、約2年ぶりの対面開催となった世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で参加者の表情を曇らせた言葉がある…続き
「ロシアでの接続を遮断して!」。そう訴える書簡をみた楽天グループの三木谷浩史会長兼社長はすぐ役員らと対応を協議した。
書簡はロ…続き
人は古今東西、戦争を避けるため知恵を絞った。古くは政略結婚だ。勢力拡大の手段だが、これを平和裏に運ぶ策でもあった。ハプスブル…続き
戦争にプロパガンダはつきものだ。だが今回のロシアによるウクライナ侵攻では、ソーシャルメディア(SNS)を通じ従来にない世界規…続き
金融政策の先行きを示すフォワードガイダンス(政策指針)が岐路に立っている。政策効果を高める手段として中央銀行の間で活用が広が…続き
ロシア軍が隣国ウクライナとの国境付近に大規模な部隊を展開するなか、米国などが検討する経済制裁が注目されている。経済への打撃を…続き
環境やデータなどの新分野ではルールの空白も多い。そこで企業や国は自らに有利な決まりを作ろうと画策する。
やがてある種の合意がで…続き
政府からの圧力は中央銀行の宿命だ。従わないと非難され、ともすれば詰め腹を切らされる。壁に押しつけられ威圧されたトップすらいる…続き
中国が環境やハイテクの分野で、国際標準を握ろうと攻勢に出ている。自国の企業に有利なルールを浸透させ、産業の競争力を強めること…続き
主要国が途上国のインフラ支援へ相次ぎ新戦略を打ち出している。中国が2013年に広域経済圏構想「一帯一路」を始動して以来の政策…続き
米国がインド太平洋を覆う経済の枠組みづくりへ動き出した。トランプ政権の環太平洋経済連携協定(TPP)離脱による空白を埋める狙…続き
米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス禍を受けて発動した量的緩和の縮小を始めた。順調なら来年半ばに国債などの購入を終…続き
米上院の情報特別委員会で8月、不穏な証言が飛び出した。「米成人の80%は完全な個人情報が中国の手中にある」との内容だ。
証言し…続き