2022/12/11
1960~70年代は戦後生まれが成人となる一方、なお多くの人々が戦争体験を抱えており、新旧の価値観のせめぎ合いが激しかった時…続き
2022/12/4
高度成長もピークを過ぎた1972年。すっかり遠くなったはずの「戦争」が、昭和元禄の世に不意に姿を現した。激戦地だったグアム島…続き

共同
2022/12/4
横井庄一は、腕の良い洋服の仕立て職人だった。昭和の初め、名古屋市の小学校を卒業してまもなく、愛知県豊橋市の洋服店に奉公に出る…続き
2022/12/4
1970年代初頭の日本は経済大国の座を不動のものにしていた。現在のライフスタイルの基盤はこの時期にできあがっている。もっとも…続き
2022/11/13
先鋭的なカウンターカルチャーの登場や迷宮入りした「3億円事件」など、高度成長期後期も人の心をざわめかせるような出来事は相次ぎ…続き
2022/11/6
条文はわずか7条。しかし、この法律ができるまでには長い闘いがあった。命を絶った人もいた。「無限連鎖講の防止に関する法律」――…続き
2022/11/6
人は一獲千金の夢を見る。自分だけの幸運を願う。悪徳商法の担い手たちはそんな心に付け入り、マインドコントロールによって被害者の…続き
2022/10/2
その夜、沖縄・コザの街はさんざめいていた。本土復帰を1年半後に控えた、1970年12月20日の未明である。
盛り場にひしめく忘…続き
2022/10/2
米軍嘉手納基地のゲートにほど近い沖縄県沖縄市の中心部。戦後ずっとコザと呼ばれてきた街の古い喫茶店で、佐渡山豊さんに会った。蓬…続き

共同
2022/9/4
戦後史を振り返るとき、必ず突きあたるのが「全共闘」なる言葉だ。おもに「団塊の世代」が運動を担ったから、彼らを全共闘世代と呼ぶ…続き
2022/9/4
「最初の1ページ目から激しく引き込まれました」。社会派ブロガーとして知られる文筆家のちきりんは、40年あまり昔の、その本との…続き

共同
2022/7/31
1968年に起きた3億円強奪事件は戦後最大級の未解決事件である。周到な計画と偶然とに助けられ、巨額のカネを手にした犯人が迷宮…続き
2022/7/31
「一千万人の大捜査作戦」。刑事ドラマを地でいくようなコピーが、好奇心をかきたてたに違いない。1972年4月、東京・池袋の西武…続き
2022/7/3
その若者は、実家のある滋賀県大津市から国道1号をヒッチハイクで東京に向かっていた。1967年8月、記録的な暑さの続く夏のこと…続き
2022/7/3
1960年代後半の日本には、先鋭的なカウンターカルチャーが一斉に花開いた。現代美術作家のシュウゾウ・アヅチ・ガリバー氏(74…続き
2022/6/12
1960~70年代は、高度経済成長とその矛盾を背景に人と社会がざわめいた時代だった。そのころに起きた様々な出来事は、いまの私…続き
2022/6/5
60年に1度、日本に現れる「ひのえうま」という亡霊。この罪深い迷信との闘いは、じつは江戸時代から続いてきた。
■川柳でフェイク…続き
2022/6/5
懸念が現実化したのは1966年夏である。
「今年はずいぶん、赤ちゃんが少ない」。そんな驚きを伝える報道が目立ちはじめていた。年…続き
2022/5/1
京都市に住む在日コリアン2世の林茂澤(イム・モテク、77)は54歳のとき、意を決して韓国に留学した。自身のルーツの地の歴史を…続き

共同
2022/5/1
1965年に日韓条約が締結されるまでの14年間には、さまざまな出来事があった。両国の思惑がぶつかり合い、国際情勢に振り回され…続き
コラム