論説委員会 コラム「春秋」担当
2006年から論説委員会でコラム「春秋」を担当。社会面の「風紋」、NIKKEI The STYLEの「文化時評」なども手がける。記者歴38年。そのほとんどを社会部など「軟派」畑で育ち、教育や司法の取材に携わってきた。世の中と人を、低い目線で見つめたいと思っている。著書に、コラム執筆の舞台裏を綴った「『春秋』うちあけ話」(日本経済新聞出版)。
5月1日

共同
1日 2:00
1965年に日韓条約が締結されるまでの14年間には、さまざまな出来事があった。両国の思惑がぶつかり合い、国際情勢に振り回され…続き
1日 2:00
京都市に住む在日コリアン2世の林茂澤(イム・モテク、77)は54歳のとき、意を決して韓国に留学した。自身のルーツの地の歴史を…続き
4月3日
3日 2:00
1964年9月、秋田魁新報で長期連載「出かせぎ」が始まった。東京オリンピックを控え、急速に増えていた農村からの出稼ぎ問題を地…続き

共同
3日 2:00
作家の奥田英朗氏(62)は高度成長期への関心を抱きつづけている。2008年刊の「オリンピックの身代金」で東京五輪が開かれた1…続き
3月6日
6日 2:00
そのころの東京は伸び盛りだった。オリンピックを翌年に控えた1963年――。
台東区下谷の黒田綾子(79)は当時からこの町に住み…続き
2月6日
6日 13:07更新
現代史に特異な一時期がある。高度経済成長とその矛盾を背景に人と社会がざわめき、さまざまな出来事が起きた時代だ。シリーズ第1回…続き
6日 2:00
連合赤軍事件に関わり、殺人罪などで懲役20年の刑を受けた植垣康博氏は、1998年に出所後、事件について発信を続けている。すさ…続き
6日 2:00
連合赤軍と不思議な因縁を持ち、事件と向き合い続けてきた元検察幹部がいる。最高検公判部長などを歴任した古畑恒雄氏(89)だ。「…続き
1月23日
23日 5:00
「生きづらい世の中。救われた思いです」「ありのままでいいと、背中を押してくれました」――。
読者カードに、手書きの文字がびっし…続き
2021年09月26日
26日 5:00
思いのほか、山が深い。東京都あきる野市のJR武蔵五日市駅から北西に3キロほど。折れ曲がる坂道を上りつづけた先に、その小さな土…続き
2021年08月09日
9日 0:00
57年後の日本に「東洋の魔女」はいなかった。
8月2日のバレーボール女子1次リーグ最終戦。日本代表はドミニカ共和国に敗れ、四半…続き
2021年05月16日
16日 5:00
ブラウン管の向こうからつばきが飛んでくる――。1966年にフジテレビで放映されたドラマ「若者たち」は、当時こんなふうに評され…続き
2021年01月31日

共同
31日 2:00
民俗学者の柳田国男が昭和初期に書いた「明治大正史世相篇」は、目からウロコの名著だ。この本を読むと、人々が古くから受け継いでき…続き
2021年01月10日
10日 5:00
半世紀前の1970年代。高度成長期がピークから終幕に向かい、経済成長一本やりに対する懐疑は、人々を内面へと向かわせました。人…続き
2020年12月30日
30日 2:00
それは中3の少年にとって、ひどく鮮烈な体験だった。1972年夏、友人と2人で出かけた能登半島一周の旅である。リュックをしょっ…続き
2020年10月18日

共同
18日 2:00
「学術会議なんかつぶしてしまえ」と息巻く自民党タカ派。「運営が不透明」「無用の長物だ」。これに会議側も応戦、混乱は収まりそう…続き
2020年07月26日
26日 2:00
1987年夏――。政府の臨時教育審議会は最終答申の仕上げに入っていた。3年間に及んだ臨教審に、最後まで残されていた難題は「秋…続き
2020年05月03日
3日 2:00
もはや、夢のなかの出来事のようである。平成が終わり、元号が「令和」に改まった日――。たった1年前のことなのに、あの高揚を忘れ…続き
論説委員