経済が成長し目まぐるしく変化するアジアの国々。米国と中国の超大国同士の貿易摩擦が激しくなる中、その狭間に位置するアジアにも余波が及んできた。現地の政治・経済の今を切り取る。
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14日のタイ総選挙(下院選、定数500)は革新系の前進党が第1党に躍り出る「まさか」の結果となった。同党の次期政権構想にタク…続き
5/16
見渡す限りに塩田地帯が広がっていた。所々に積まれた塩の白い小山を横目に、でこぼこ道を車で走っていくと、まず排気塔、続いて巨大…続き
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先週、1年ぶりにバンコクを訪れた。かの地の4月は真夏だが、今年はタイ気象局が何度か熱波警報を発する、尋常ではない暑さ。おまけ…続き
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懐かしさを伴うその名称は、象徴的といえる場所で、しかし意外な人物の口から飛び出した。
「我々の国際的なインフラを部外者が決めて…続き
3/28
4年ぶりのタイ総選挙(下院選、定数500)の号砲が鳴った。プラユット首相が20日に下院を解散し、投開票は5月14日と決まった…続き
3/14
超多忙な国家指導者にとって異例の長さの滞在は、しっかり成果を伴った。2月8〜12日に就任後初めて日本を訪問した、フィリピンの…続き
2/21
新年早々、まるで健在ぶりを誇示するかのような外交攻勢だった。
ベトナムの旧正月「テト」が明けて間もない2月8日から11日、ファ…続き
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いよいよ真打ちの登場である。2023年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国として3〜4日に最初の外相会議を招集したインド…続き
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ウクライナ情勢が泥沼化したまま越年し、中国は新型コロナウイルスの遅れた感染爆発のただ中にある。分断と不穏で始まった2023年…続き
2022/12/27
「両国の国民に恩恵をもたらすだけでなく、人気の国際公共財、そして国際協力のプラットフォームとなった」
中国・雲南省から南下し、…続き
2022/12/13
「焼け太り」とは、まさにこの人の状況を指すのだろう。
3日に発足したマレーシアのアンワル新政権の副首相に、統一マレー国民組織(…続き
2022/11/29
「最も成功した地域機構」の称号が色あせかけている東南アジア諸国連合(ASEAN)。プノンペンで今月開いた首脳会議は、その光と…続き
2022/11/8
人口14億人を抱える世界最大の民主主義国家で、現存するアジア最古の政党が、新しいリーダーに党勢回復を託した。
インド最大野党の…続き
2022/10/25
世界を驚かせた史上初の政権交代劇から4年半。1957年の独立以来、15回目となるマレーシア総選挙の投開票が11月19日に決ま…続き
2022/10/11
5週間ぶりに復帰した最高権力者を待っていたのは、いきなりの危機対応だった。
在任期間が憲法の規定を超えたとの野党の申し立てを受…続き
2022/9/27
30余年もの「外交空白」を埋める作業が急ピッチで進んでいる。
タイのプラユット首相がサウジアラビアを電撃訪問し、1990年から…続き
2022/9/6
世界史上でおそらく最大となる首都移転事業が本格的に始動した。
インドネシア公共事業・国民住宅省は8月末、新首都「ヌサンタラ」の…続き
2022/8/23
「エネルギー価格高騰の影響を和らげるため、国民にとって最善の取引をする。いまはあらゆる国がやっていることで、我が国だって同じ…続き
2022/8/9
「すべての加盟国が深く失望した」。3日にプノンペンで開いた東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議の冒頭、あいさつに立った…続き
2022/7/26
抜け目がないのか、それとも信用が置けないのか。「The Fox(キツネ)」の異名を持つ男が、経済危機にひんするスリランカの最…続き
コラム