2018年9月23日(日)

経済教室
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トピック一覧

揺れるEU(上) 「政策の結果」の正当性カギ[有料会員限定]

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 欧州連合(EU)にとって2017年はポピュリズム危機の年だった。持ちこたえたとされるが、果たしてそうか。…続き

「子ども食堂」で出された食事を食べる子どもたち(名古屋市北区)

健康格差を考える(下) 経済格差と連動性強まる[有料会員限定]

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 日本の格差問題は、新たな局面を迎えている。経済格差が健康格差にまで波及してきたのである。…続き

泉北ニュータウンでは高齢者向けの体操教室を開いている

健康格差を考える(上) 個人取り巻く社会環境カギ[有料会員限定]

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 日本は諸外国に比べて社会格差の少ない国であった。しかし所得の伸び悩みと貧困率の増加により、世間一般では格差の拡大という実感が強くなってきており、社会格差が大きくクローズアップされている。そして所得などによる経済的格差のみならず、最近では健康における格差が注目されはじめている。…続き

19日午前、大成建設本社に家宅捜索に入る東京地検特捜部の係官ら=共同
共同

談合はなくせないのか 課徴金・摘発確率を高めよ[有料会員限定]

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 リニア中央新幹線関連工事を巡り、大手ゼネコンが受注調整を繰り返していた疑いが強まり、東京地検特捜部と公正取引委員会は昨年末、家宅捜索に乗り出した。2005年末の談合決別宣言以降、建設業界は大手企業を中心に談合を廃絶したとしているが、いまだに多くの談合が続いているのだろうか。談合を防ぐ施策を考えるうえでも、まずは談合の現状について知っておくことが重要だろう。…続き

会談であいさつする経団連の榊原会長(後列右)。前列左は連合の神津会長(23日午前、東京都千代田区)

「3%賃上げ」実現するか(下) 都市部 応じる余地乏しく[有料会員限定]

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 今年の春闘(春季労使交渉)における賃金交渉の行方が注目される。安倍晋三首相は3%という具体的な目標に言及し、経団連も16日、これに応じる形で前向きな検討を求める指針を示した。一方、政府主導による賃上げ要請がうまく機能するのか、懸念も残される。人為的な賃金上昇はかえって雇用環境を悪化させるケースもあるからだ。…続き

労使協議大集会で気勢をあげるトヨタ自動車労組(10日、愛知県豊田市)

「3%賃上げ」実現するか(上) 底上げ・格差是正こそ重要[有料会員限定]

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 今年は例年にも増して春闘(春季労使交渉)への注目が高まっている。安倍晋三首相は、経済3団体の新年祝賀会で「経済の好循環を回していくため3%をお願いしたい」と改めて賃上げを要請した。本紙記事によれば、経営者からも「ちゅうちょする理由はない」といった前向きな発言も多く聞かれたという。…続き

18年度与党税制改正大綱が決まり、記者会見する自民・宮沢(右)、公明・斉藤の両税調会長(2017年12月、東京・永田町)

税制改正残された課題(下) 節税行動の把握が重要に[有料会員限定]

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 昨年12月に発表された与党税制改正大綱は「高所得者狙い撃ち」と受け取られ反対も少なくない。増税になる納税者が反発するのは自然だ。自助努力を重視する価値観からの反発もあるだろう。
…続き

18年度与党税制改正大綱が決まり、記者会見する自民・宮沢(右)、公明・斉藤の両税調会長(2017年12月、東京・永田町)

税制改正残された課題(上) 所得控除より税額控除を[有料会員限定]

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 昨年末に2018年度の税制改正大綱が示された。本稿では、税制と負担能力調整装置としての各種「控除」のあり方に絞り課題を述べたい。…続き

国際金融規制合意、影響は 危険な銀行行動 分析・予防[有料会員限定]

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 各国銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会は2017年12月、国際的な銀行規制の枠組みである「バーゼル3」の最終合意文書を公表した。08年の国際金融危機を受けた抜本的な改革で、27年に完全実施される予定だ。…続き

トランプ政権1年(下) 大型減税、国民分断 拍車も[有料会員限定]

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 昨年4月にたった1枚のペーパーで公表された提案が、曲折を経て約500ページに及ぶ法案となり、昨年末に可決された。「減税・雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)」だ。レーガン政権以来約30年ぶりの大規模な税制改革はトランプ氏の選挙公約であり、政権発足後数少ない大型の成果だ。…続き

シンゾウ・ドナルド関係は2年目を迎える=ゲッティ共同
ゲッティ共同

トランプ政権1年(中) 国際主義回帰は期待薄[有料会員限定]

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 トランプ政権発足から1年がたつが、外交の足元は依然弱い。様々な国際危機を巡っても、何にどのように関わろうとしているのか、一貫した方針はみえない。国際秩序構築や自由貿易に対しても無関心なままだ。エルサレム問題でもみられたように国内の支援者を向いた外交や自国優先主義が目立つ。米国の国際的な指導力の低下は顕著だ。…続き

トランプ政権1年(上) 成果限定も支持基盤強固[有料会員限定]

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 2016年半ば、共和党内の大統領候補指名争いでトランプ氏の指名がほぼ確実になりつつあった。そのころ多くの共和党議員は、トランプ氏の大統領としての能力や適格性に疑問を感じながらも、就任すれば「大統領らしくまともになる」と自らを言い聞かせて、同氏支持になびいた。トランプ氏に投票した多くの浮動層も同様だろう。…続き

人生100年時代構想会議であいさつする安倍首相(27日午後、首相官邸)

人生100年 伸ばせ「性格力」 大学・生涯教育に反映を[有料会員限定]

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 「人生100年時代」という言葉がブームだ。震源地は英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授らの著書「ライフシフト 100年時代の人生戦略」である。安倍政権もグラットン氏をメンバーに入れた人生100年時代構想会議を立ち上げ、政権の新たなキーワードである「人づくり革命」について検討を進めている。…続き

銀行は過去の大量採用で人材に余裕がある

銀行業の未来(下) フィンテックで業務改革[有料会員限定]

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 人員の再配置や削減など、メガバンクの大規模なリストラが報じられている。低金利下で収益が減少する一方、情報通信技術(ICT)を利用した新たな金融サービス「フィンテック」を提供する企業にビジネスを脅かされ、銀行業は構造不況業種とまでいわれている。今般のリストラは、危機に瀕(ひん)した銀行のやむにやまれぬ対応なのだろうか。本稿では銀行の経済的機能を踏まえて現状を整理し、日本の銀行(預金取引金融機関)の将来について考えてみたい。…続き

銀行は過去の大量採用で人材に余裕がある

銀行業の未来(上) 地方や新興企業に重心を[有料会員限定]

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 伝統的な銀行業務を否定する議論が盛んだが、その根拠はいずれも説得的ではない。よくあるものは、大企業の銀行依存が低下していることから、預金を大企業に貸し出すというビジネスモデルは過去のものになったという議論である。しかし高度成長期に銀行による大企業への設備投資資金の供給が可能であったのは、公社債市場の規制や低利の日銀信用の支援など特殊な環境があったからであり、この議論はこの特殊な経験にとらわれすぎている。…続き

富士山から姿を見せた初日の出を見る人たち(1日午前、山梨県富士川町)=三浦秀行撮影

時代の節目に考える(5) 明治人に学ぶ「文明共存」[有料会員限定]

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 2018年は明治維新から150年にあたる節目の年である。政府や地方自治体でも、また民間の団体・企業やメディアでも、それに合わせた様々な企画が進んでいる。翌19年の天皇の代替わり、および新たな元号の始まりと相まって、歴史を振り返りながら未来を展望するのにふさわしい機会が、確かに訪れたと言えるだろう。…続き

富士山から姿を見せた初日の出を見る人たち(1日午前、山梨県富士川町)=三浦秀行撮影

時代の節目に考える(4) 人口減・高齢化言い訳にせず[有料会員限定]

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 2018年はいろいろな意味で節目の年である。世界金融危機から10年、日本の銀行危機のピークからも20年になる。そして平成の時代は30年目を迎え、19年には元号が改まることになった。…続き

富士山から姿を見せた初日の出を見る人たち(1日午前、山梨県富士川町)=三浦秀行撮影

時代の節目に考える(3) 成長持続へ構造改革の年[有料会員限定]

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 2017年は米国と日本の双方にとって、経済に変化がみえ始める年となった。米国ではトランプ政権が新しい経済政策を打ち出し、短期的な恩恵と長期的な成長期待をもたらすとともに、所得を押し上げた。日本では安倍政権の改革で経済活動と雇用の両面で改善がみられたが、一層の改革が強く求められている。日米両国の経済はともに、国内外で課題に直面している。
…続き

富士山から姿を見せた初日の出を見る人たち(1日午前、山梨県富士川町)=三浦秀行撮影

時代の節目に考える(2) 「戦後」から「災後」へ移行急げ[有料会員限定]

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 トキの感覚を鋭敏にさせられる時代がやってきた。「平成30年」そして「明治維新150年」の到来だ。西暦の2018年は単なるトキを示す記号にすぎない。そこに平成の終わりと明治150年という日本近代の結節点が重なる。…続き

富士山から姿を見せた初日の出を見る人たち(1日午前、山梨県富士川町)=三浦秀行撮影

時代の節目に考える(1) 日本の資本主義 再興の時[有料会員限定]

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 昔「日本資本主義論争」と呼ばれた論争があった。1930年代から第2次世界大戦を挟んで60年代まで、マルクス主義者の間で繰り広げられた血みどろの政治闘争である。…続き

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