日経、FT、ライゾマティクス
映像作品を共同制作

日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズ(FT)は日本を代表するクリエーター集団のライゾマティクス(東京・渋谷)と組み、代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインのマイニング(採掘)と環境をテーマにした映像作品「Watt is Money?」を共同制作した。

※音声をオンにしてご覧下さい



ビットコイン、環境負荷大きく

ビットコインは国や中央銀行のような管理者を持たない新たな通貨として2009年に登場し、世界で広がった。ただ、コインの取引データを認証してブロックチェーン(分散台帳)に追加するマイニングの作業にはコンピューターを使った膨大な量の計算処理が必要で、消費電力は推計で年間90兆ワット(Watt)時を超える。

「Watt is Money?」では英ケンブリッジ大学による最新の研究データをもとに、マイニングが電力を消費する仕組みや地球環境への負荷をビジュアライズ(可視化)した。日本経済新聞とFTによるビジュアル・データジャーナリズムの手法と、ライゾマティクスの映像・音楽表現を通じ、金融や暗号資産の未来を考える新たな視点を提供する。


作品は日経電子版、FT.comで同時公開している。
ライゾマティクスの真鍋大度氏、計良風太氏のインタビュー動画も日経電子版で公開中。



金融×アートの融合

ライゾマティクスは真鍋大度氏が主宰するクリエーティブ集団。リオデジャネイロ五輪閉会式の東京五輪への引き継ぎ式の演出参加など最先端技術とアートを融合させた表現で知られる。金融をテーマにした作品では、東京証券取引所のリアルタイムの株式売買データを可視化した「traders」(2013年)、ブロックチェーンの仕組みを音と映像で表現した「chains」(2016年)などがある。2022年10月21~22日には大阪で人工知能(AI)や機械学習を駆使したダンス作品「Rhizomatiks × ELEVENPLAY × Kyle McDonald "discrete figures 2022version"」を公開する。



ライゾマティクス 真鍋大度氏、計良風太氏インタビュー
ビットコイン、少し先の未来を考える


統括 真鍋大度、堀井哲史
テキスト Juliet Riddell、Scott Chipolina、宗像藍子、富田美緒
アートディレクション 木村浩康
デザインディレクション・マネジメント 阿部琢哉、佐藤悠生
グラフィックデザイン 前田直宏
ビジュアルプログラミング 計良風太
サウンドデザイン 真鍋大度
技術支援 上條慎太郎、望月俊孝、元木龍也
プロジェクトマネジメント 小幡倫世、石塚直樹、小川義也
プロデューサー 井上貴生、Juliet Riddell、江村亮一、Tia McPhee
データ協力 ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センター