情報処理アウトソースサービス

情報処理アウトソースサービスの業界分類
情報処理アウトソースサービスの業界定義
各種情報処理、データエントリー等の業務を、他企業から請負うことを主要業務とする。情報処理、データエントリー等に関するソフトウェア開発を含む。

情報処理アウトソースサービスの業界概要

20年度の国内市場規模は約2兆6100億円
情報処理アウトソースサービスはソフトウエアの開発やデータの入力、各種計算、ハードウエアの保守など、情報処理に関する様々な業務を企業からの委託を受けて行うサービスを指す。コンピューターが広く普及する以前、経理などの計算を代行する事業が、この業界の発祥。その後、業務内容を徐々に拡大してきた。
委託される業務内容は多岐にわたり、業界の市場規模を定量的に測ることは難しいものの、近年、企業や自治体がコスト削減や業務効率化の観点から組織内のIT(情報技術)部門を縮小し、外注に回すBPO(Buisiness Process Outsourcing)や、人手不足を背景に定型業務を自動化するRPA(Robotic Process Automation)導入の流れが加速しており、今後も市場の拡大ペースが続くとみられる。半面、クラウド・コンピューティングの普及や、委託先としてインドや中国、ベトナムなど安価な労働力を使える海外の「オフショア開発」も活発化しており、国内各社は利益面では厳しい競争環境にさらされている。(2022/06/02調査)
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情報処理アウトソースサービスの市場動向

DX追い風に市場は拡大基調 ウクライナ情勢や原油高が影
情報処理アウトソースサービスは(1)情報処理サービス、(2)ソフトウエア開発、(3)システム機器販売の3つに分けられる。
(1)は主に企業の人事部や総務部、あるいはマーケティング部門などが扱う情報について、データ入力や印刷、デリバリーなどを代行する。(2)はソフトウエアの開発ならびに開発にかかわるコンサルティング業務やソフトウエア開発業務などを行う。(3)は各種のシステム機器の販売や保守・メンテナンス、サプライ品などの販売などを手掛ける。 IT(情報技術)サービス大手が企業から受託した業務の一部を2次、3次下請けとして受託するケースが多い。業務内容が細分化する一方、クラウドサービスが急速に普及し、この分野で圧倒的な力を持つ米IT大手や国内勢との競合で環境は厳しさを増している。(2022/06/02調査)

情報処理アウトソースサービスの競合状況

電算システム、持ち株会社移行で売上高1000億円めざす
情報サービスやシステムソリューション事業、収納代行サービスなどを手掛ける電算システムの21年12月期の連結決算は、売上高が前の期比10%増の503億5600万円、営業利益は同11%増の31億3900万円。全体の6割を占める情報サービス事業は請求書作成代行サービスなどが好調で売上高は同13%増の306億円、部門営業利益は同11%増の23億700万円。
スマートフォン(スマホ)に電子バーコードを表示させ、コンビニのレジで簡単に決済ができる収納サービスの受注拡大に注力している。19年2月から楽天銀行アプリで提供する支払サービスの取り扱いを開始したのを皮切りに順次、金融機関との連携を進めている。21年12月期の収納代行サービス事業の売上高は196億7000万円(前の期比6%増)、営業利益が8億9900万円(同16%増)と好調だった。主力の払込票決済サービスは企業や地方公共団体向けが伸びた。前の期に初めて黒字化した国際送金サービスは黒字を維持した。(2022/06/02調査)

情報処理アウトソースサービスの関連企業

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