鉄道

鉄道の業界分類
鉄道の業界定義
鉄道による旅客・貨物輸送サービスを行う。路面電車や鋼索鉄道(ケーブルカー)を含む。

鉄道の業界概要

20年度の鉄道旅客数、コロナ禍響き3割減
日本の鉄道業界は旧国鉄の分割・民営化でJRの旅客・貨物7社が発足して30年以上が経過。新幹線は九州を縦断して北海道ともつながったが、東海旅客鉄道(JR東海)など「本州3社」が稼ぎ、北海道旅客鉄道(JR北海道)など「三島会社」は総じて苦戦している。
鉄道各社の収益は訪日客の増加などを追い風に堅調に推移してきたが、新型コロナウイルス感染の影響が重くのしかかっている。国土交通省の鉄道輸送統計によると、20年度の鉄道旅客数は前年度比29.8%減の176億9453万人で、2年連続で減少。JRが前年度比29%減の67億1982万人、JR以外の民鉄は同30%減の109億7473万人と、かつてない大幅な落ち込みとなった。(2022/05/08調査)
業界レポートを購入することで、より幅広い情報を収集できます
日経業界分析レポートサンプル
ビジュアルでわかりやすい日経業界分析レポート
  • 日経記者が業界情報を解説
  • 市場環境、市場規模予測、技術・法規制の動向など業界の情報を網羅
  • 業界地図やバリューチェーンなどビジュアルでわかりやすく
各約20ページ。2021年2月10日現在、241業界のレポートを提供しています。
※日経テレコンへのログインが必要です
日経NEEDS業界解説レポートサンプル
より新しい情報なら日経NEEDS業界解説レポート
  • 日経業種業界 約550業種動向、企業の活動状況
  • 高い更新頻度で、より新しい情報を
各約20ページ。2021年8月16日現在、約550業界のレポートを提供しています。
※日経テレコンへのログインが必要です

鉄道の市場動向

収益に底打ち感 収支改善へ運賃値上げ
鉄道事業は固定費負担が重く、新型コロナウイルス禍の長期化で20年以降、各社とも苦戦が続いている。JR3社の21年3月期決算は1987年の国鉄分割民営化後、そろって初の最終赤字となった。3社合計の最終赤字は合計で1兆126億円。
大手私鉄も厳しい。東急は21年3月期の連結最終損益が562億円の赤字(前期は423億円の黒字)、近鉄グループホールディングス(GHD)は601億円の最終赤字(同205億円の黒字)。西武ホールディングス(HD)は723億円の最終赤字(同46億円の黒字)で、赤字幅は私鉄で最大となった。JR6社と私鉄15社を合わせた大手21社中13社が過去最大の最終赤字を計上した。(2022/05/08調査)

鉄道の競合状況

私鉄大手、ホテル売却など資産圧縮急ぐ
首都圏の優良路線を抱えるJR東日本は27年度の完成を目指して渋谷駅の改良工事に着手した。20年3月には山手線の約50年ぶりとなる新駅「高輪ゲートウェイ」(東京・港)を開業した。4月21日、25年度までの高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発事業の概要を発表した。羽田空港に近い利便性を生かして国際交流拠点と位置づけ、米マリオット・インターナショナルの最高級ホテルを誘致し、完成後に年間560億円の営業収益を創出する計画だ。
JR東海は東海道新幹線というドル箱路線を軸に京都、奈良への誘客を積極化。17年4月に名古屋駅前の複合ビル「JRゲートタワー」が全面開業した。同社が進めるリニア中央新幹線の建設は総事業費は品川―名古屋で5兆5000億円、37年の延伸を目指す大阪までで約9兆円を想定。約3兆円を国から借り入れ、17年から建設を本格化した。ただ、水資源への影響を懸念する静岡県から着工許可を得られず、27年度中の開業予定の延期が決定的となっている。難工事への対応などで品川ー名古屋間の総工費は7兆円と従来計画から1.5兆円増える見通しだ。23年3月期の設備投資額は22年3月期の計画に比べ9%減の6830億円と9年ぶりに減らす。用地取得が一段落したリニア中央新幹線には同13%減の3750億円投じる計画だ。(2022/05/08調査)

鉄道の関連企業

東武鉄道株式会社
・鉄道事業(鉄道による旅客輸送) ・開発事業(不動産・賃貸・分譲・レジャー事業)
西武鉄道株式会社
●鉄道事業 ●沿線観光事業 ●不動産事業
企業名業界概要
・鉄道事業(鉄道による旅客輸送) ・開発事業(不動産・賃貸・分譲・レジャー事業)
●鉄道事業 ●沿線観光事業 ●不動産事業
持株事業
レギュラーコース月額基本料入会月無料

鉄道に関連するビジネステーマ

軽量軌道交通(ライトレール)
次世代型路面電車などとも呼ばれる「軽量軌道交通」に関するビジネステーマ