損害保険

損害保険の業界分類
損害保険の業界定義
保険業法に基づき、自然災害や事故等により生じた損害を補償することを目的とした保険商品の企画、開発、販売を行う。

損害保険の業界概要

収入保険料は約8.7兆円、半分が自動車保険
損害保険は企業や個人に事故や災害による損害の補償を提供する業務。自然災害や自動車事故などで損害を被った企業や団体、個人に損失の一部を補?する損害保険商品を販売する。
損保業界は2000年代に合併、統合が進み、08年秋のリーマン・ショックを機に急速に再編が進んだ。2010年度に東京海上ホールディングス(HD)、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(HD)、SOMPOホールディングス(HD)の大手3グループ体制に移行し、業界再編は一段落した。(2022/01/06調査)
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損害保険の市場動向

火災保険、自然災害多発で赤字続く
近年の世界的な異常気象による自然災害の多発で保険金支払いが増え、損保各社の収益環境は厳しさを増している。日本損害保険協会(東京・千代田)によると、風水害で支払う保険金は18年度と19年度に1兆円を超えた。18~20年度の平均は約9500億円と世界全体の約1割を占めた。損保会社は火災保険料の収入が全体の15%ほどを占める。支払金の増加で大手3グループの火災保険事業は21年3月期まで11年連続の赤字となった。
損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構(東京・新宿)は21年6月、個人向け火災保険料の目安となる「参考純率」を平均10.9%引き上げると発表した。値上げは4年間で3度目で、上げ幅は過去最大。(2022/01/06調査)

損害保険の競合状況

大手3グループ、保険金支払い減で最高益見込む
損害保険大手3グループの21年3期の連結純利益は東京海上HDが前の期比38%減の1618億円、MS&ADが同1%増の1443億円、SOMPOHDが同16%増の1424億円。海外で新型コロナ関連の保険金支払いが膨らみ、3社合計で約1730億円を支払った。21年4~9月期は3グループ合計の連結純利益が前年同期の2.6倍の5248億円と、3メガ体制が確立した2010年以降で最高となった。国内で大規模な自然災害がなく、保険金支払いが減少。東京海上HDとSOMPOHDは業績見通しを上方修正。22年3月期は3社とも純利益が過去最高となる見通しだ。
東京海上HDは東京海上日動火災保険と日新火災海上保険を傘下に持つ。21年3月期の正味収入保険料は3兆6065億円と前の期比0.2%増えた。資産運用収益も3%伸びたが、自然災害に備えて準備金を積み増したことが響き、純利益は1618億円と38%減少した。(2022/01/06調査)
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