繊維・繊維加工品卸

繊維・繊維加工品卸の業界分類
繊維・繊維加工品卸の業界定義
繊維素材及び繊維加工品、衣類等繊維製品の中間流通・卸売を主要事業として行う。
ビジネステーマ
導電性繊維開発

繊維・繊維加工品卸の業界概要

市場規模は6兆円規模か
繊維素材や衣類など繊維製品の卸売りを主に手がける業界である。織物に使う糸や洋服生地といった素材から、既製服などの衣類、下着類まで扱う商品は幅広い。国内生産品に加えて輸入品も多く、欧米の高級ブランド品だけでなく、中国など新興国の工場などから低価格ファッションを輸入、販売する動きも広がっている。
経済産業省の商業動態統計年報(旧商業販売統計年報)によると、織物用糸や繊維素材などを扱う繊維品卸売業の2021年の年間販売額は前年比0.8%減の2兆690億円。衣類・身の回り品卸売業販売額は前年比4.5%減の3兆9900億円だった。国内小売業向け販売の減少が続いたためだ。日本経済新聞社の2020年度日本の卸売業調査(21年9月1日公表)によると、繊維卸の2020年度の売上高合計は2兆523億円と、前年度に比べ18.1%減だった。上位20社のうち17社が減収だった。(2022/07/07調査)
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繊維・繊維加工品卸の市場動向

EC好調が背景、IT投資やM&Aも加速
アパレル業界では、若者層のファッション支出減少や消費者の低価格指向など、課題も山積だ。大手のレナウンは20年11月末、東京地裁から破産手続き開始の決定を受けた。5月に民事再生手続きを開始したが、スポンサー探しが難航。1902年創業のアパレル業界の名門企業が消滅した。
その一方で、好調なのが電子商取引(EC)だ。アパレル各社は他社のECモールに出店すると同時に、自社ECサイトの強化も急いでいる。三陽商会は18年11月末、ネット通販を運営するベンチャー、MONOCO(東京・港)と資本・業務提携した。ネット通販の改良のほか、店舗での商品相互販売も検討する。18年9月に13年ぶりに再上場したワールドは、再上場で得た約400億円のうち、IT投資やM&A(合併・買収)などに約300億円を振り向けた。(2022/07/07調査)

繊維・繊維加工品卸の競合状況

今期業績、新型コロナ禍の打撃避けられず
新型コロナウイルス感染症の拡大が、繊維卸やアパレル企業の業績の足を引っ張る。主要販路である百貨店・専門店の休業、営業時間短縮に加え、卒業式や入学式の見送りで、スーツなどビジネス衣料の落ち込みが大きいという。自宅でのリモートワークの増加も、マイナス要因だ。
東レインターナショナルの2022年3月期非連結売上高は、前の期比14.2%増の5701億2200万円。そのうち繊維部門(衣料素材、繊維資材・物資、アパレル)が44.8%を占める。衣料素材部門の売上高は26.1%増の641億9600万円、アパレルは各分野で需要が低迷し13.1%減の1388億2100万円だった。(2022/07/07調査)
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