油圧・空圧機器

油圧・空圧機器の業界分類
油圧・空圧機器の業界定義
空気圧縮機(コンプレッサー)、油圧・空気圧シリンダー、油圧モータ、油圧ポンプ等、油圧・空圧により作動する機器を製造する。

油圧・空圧機器の業界概要

建設機械、産業機械など広範に応用
油圧機器のうち油圧システムは、油圧ショベルなどの建設機械や様々な産業機械、機器に応用されている。油圧ショベルは昭和30年~40年代に機械式から油圧式へ切り替えが進んだ象徴で、コマツや日立製作所(現日立建機)、神戸製鋼所(現コベルコ建機)などの建機メーカーと油圧機器メーカーが協力して多連型制御バルブなど技術の向上を図ってきた。 自動車のパワーステアリングやフォークリフト、コンバインなどの農機、新幹線のブレーキ、航空機の操舵などで広く普及している。
空圧機器はコンプレッサーで圧縮した空気を使って動かす機器。粉体輸送やドリル、くぎ打ち機などのほか、電車、バス、トラックなどのエアブレーキ、半導体製造プロセスなどにも使われる。日本メーカーでは、SMCがアジアでシェア4割を握る世界大手。(2022/09/24調査)
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日経NEEDS業界解説レポート

業界推移、市場動向、主な業界統計、企業活動情報 などを収録
日本経済新聞社・2022年9月30日更新・PDF

油圧・空圧機器の市場動向

日本製油圧機器、中国で高い競争力
日本メーカーではKYB、川崎重工業が油圧機器の世界大手。建設機械の最大市場となった中国ではコマツや日立建機、コベルコ建機、住友建機などの日本メーカーに加え、韓国の斗山インフラコアや現代重工業、中国の三一重工などが自社の油圧ショベルに日本製の油圧機器を採用している。川崎重工はさらに欧米の大手メーカーの開拓も積極化している。
日本の油圧機器は分野ごとに高いシェアを持つ企業が異なり、中国での積極投資の効果もあって全体で高い競争力を保っている。油圧シリンダーと油圧モーターではKYBの競争力が高く、油圧ショベルの腕(アーム)を動かすシリンダーは世界シェア4割とされる。(2022/09/24調査)

油圧・空圧機器の競合状況

コロナ禍による航空機需要減に懸念も
川崎重工業は油圧制御バルブで世界シェア3割。国内の西神戸工場(神戸市)を要に中国、韓国で増産体制を構築した。インドでも油圧機器大手のウィプロと合弁会社を設立。中・小型油圧ショベル向けポンプを生産する。川重の油圧機器はポンプやモーターなど建機の中核部品。日本や中国の建機メーカー向け需要が旺盛で、油圧ショベル用では世界首位のシェアを握る。
KYBは四輪車用ショックアブソーバー(完成車メーカー向け)で国内シェア4割、建設機械用油圧シリンダーで約3割の世界シェア。国内に分散する油圧ショベル向けコントロールバルブの開発・生産拠点を長野県内のグループ会社に集約し、製造コスト低減を進める。22年3月期決算(連結)は売上高3883億円(前の期比18.4%増)、営業利益300億円(同64.0%増)と好調だった。(2022/09/24調査)

油圧・空圧機器の関連企業

アネスト岩田株式会社
空気圧縮機、空圧機器及び空気動工具の製造販売 真空機械器具・装置の製造販売 塗装用機械器具の製造販売 塗装用設備の製造販売及び設置工事
レギュラーコース月額基本料入会月無料

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