非鉄金属開発・精錬

非鉄金属開発・精錬の業界分類
非鉄金属開発・精錬の業界定義
銅、鉛、ニッケル、金属チタン等、非鉄金属の鉱山事業、製錬、鋳造、加工等を行う。但しアルミ圧延、ダイカスト製品の製造を除く。

非鉄金属開発・精錬の業界概要

19年の銅1次精練出荷額は1兆3043億円(工業統計)
「非鉄金属」とは文字通り「鉄以外」のすべての金属・合金を指す。世界では現在約4万程度の金属材料が存在し、毎年1000種以上の合金が新たに生み出される。しかし総生産量は鉄(鋼)に比べて微々たるものにとどまる。ここでは産業用金属材料として主に利用される銅やアルミニウム、亜鉛、錫といった「ベースメタル」を扱う。
非鉄金属メーカーは主に鉱石を溶かして銅や亜鉛などの金属塊を生産する。粗銅を電気分解法で精錬して作る粗い表面を持つ純度99.96%以上の銅の板状原料製品が主力製品の電気銅。転炉など炉を用いて溶鋼から炭素を除く工程を「1次精錬」、引き続き溶鋼から不純物を除く操作や成分元素を添加する工程を「2次精錬(炉外精錬)」という。(2022/09/14調査)
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非鉄金属開発・精錬の市場動向

JX金属、カナダの基板リサイクル企業を買収
ENEOSホールディングス傘下のJX金属は5月、子会社が持つ韓国唯一の銅製錬会社LSニッコー・カッパー株を今夏をメドに韓国LSグループに売却すると発表した。売却額は約950億円。製錬事業が今後伸び悩むとみて、銅精錬所の売却で得た資金を半導体先端材料などの増産資金に振り向ける。
銅生産の最終工程で純度を引き上げる製錬事業は、もうけが市況と連動しにくい。加工を委託する鉱山側との交渉で手数料が決まるが、市況が良い時ほど鉱山側の交渉力が精錬会社に比べて強く、もうけが少なくなる傾向がある。加えて、経済成長で資源需要が急増した中国が銅の一大製錬地になり、同国内の精錬会社が価格交渉力を持つようになったことも影響している。(2022/09/14調査)

非鉄金属開発・精錬の競合状況

大平洋金属の今期、ニッケル価格高騰や原材料価格高で営業損失に
銅製錬国内最大手はパンパシフィック・カッパー(PPC)。JX金属と三井金属鉱業の共同出資会社で、2000年に設立。06年以降は資源開発や原料調達、銅製錬、製品販売まで一体で運営していたが、20年4月から銅製錬事業をJX金属と三井金属に委託した。2位が住友金属鉱山、3位は三菱マテリアル。DOWAホールディングス(HD)と古河機械金属が続く。亜鉛で最大手は三井金属。2位はDOWAホールディングス(HD)、3位は東邦亜鉛。
住友金属鉱山は車載用リチウムイオン電池の部材である正極材の生産能力を約4割増やす。400億円を投じて同社の別子地区(愛媛県新居浜市)にある遊休地にニッケル系正極材の新工場を建設。播磨事業所(兵庫県播磨町)でも70億円を投じて中間材料を作る設備を増強する。能力増強は25年に完了の予定で、世界的な脱炭素の動きを背景に高まる自動車の電動化需要に対応する。2月、住友大阪セメントから電池の正極材料であるリン酸鉄リチウム(LFP)事業を買収すると発表した。LFPは価格が急騰するニッケルやコバルトを使わずにEVの電池を作れる。米国など海外拠点の新設を検討する。30年までに正極材の生産量を現在の3倍に増やす計画。(2022/09/14調査)

非鉄金属開発・精錬の関連企業

古河機械金属株式会社
産業機械、建設機械、トラック搭載型クレーン、非鉄金属、電子材料、化成品などの開発・製造・販売
東邦亜鉛株式会社
亜鉛・鉛・電子部品等の製造販売
レギュラーコース月額基本料入会月無料

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