鋳鍛鋼

鋳鍛鋼の業界分類
鋳鍛鋼の業界定義
鋳造あるいは鍛造により、複雑な形状を持つ鉄鋼部材を製造する。
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鋳鍛鋼の業界概要

下請け的取引形態から小規模事業者が大勢 19年の銑鉄鋳物出荷額は5414億円(工業統計)
鋳造は溶解した金属を型に流し込んで成形し、冷却して製品にする。古くから使われている製法で、硬貨や多くの古代の武具・農具などで使われてきた(いわゆる鋳物)。現在の「鋳造品」は曲げや衝撃に弱いという弱点を補う、という視点から様々な製品を生み出している。
日本鋳造協会によると、鋳物は鉄素形材系製造業(銑鉄鋳物、可鍛鋳鉄、鋳鋼)と非鉄金属素材系製造業(銅・銅合金鋳物、非鉄金属鋳物)に分類される。用途は自動車(銑鉄鋳物の生産量の半分を占める)、工作機械、土木建設機械、射出成型機、電気機器、鉄道車両、船舶、景観鋳物、日用品等幅広い。特定の分野への依存度が高く、鋳造業がジョブショップ的な事業構造になっていることもあり、下請け的な取引形態が多い。結果的に企業規模の小さな事業者が多数を占める。(2022/09/14調査)
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鋳鍛鋼の市場動向

22年上期の銑鉄鋳物生産額は4.2%増
鉄系鋳造の用途は自動車向けが全体の6~7割を占める。エンジン回り、フライホイール、クランクシャフト等に強度やコストの安さから採用されてきたが、最近では自動車の軽量化へのニーズの高まりから非鉄系鋳造のアルミ系への移行も進んでいる。
アルミ系は他にエクステリア(フェンス、門扉)、スポーツ用品(釣り具、ゴルフ、テニス等)でも多く使われている。銅・銅合金・スズ合金系は、金属が溶けだすのに必要な温度が鉄系より低いことから鋳物として利用されてきた歴史が古く、耐食性、潤滑性が高い。全用途の5割超がバルブコック用で、軸受け等にも採用されている。(2022/09/14調査)

鋳鍛鋼の競合状況

今期予想、栗本鉄工所は減収減益
鋳造事業者は生産量で7割、事業所数では9割程度が従業員100人未満の中小企業と言われる。そのため、上位メーカーを中心に経営体力のあるメーカーが規模の利益を求めて積極的に合併や事業統合を繰り返してきた。典型的な例が、2013年10月にアイメタルテクノロジー、自動車部品工業、テーデーエフの3社が株式移転方式で共同持ち株会社として設立したIJTテクノロジーHD。15年6月にはアイメタルテクノロジーがいすゞテクノサンドを吸収合併、16年12月にはアイメタルテクノロジーが三栄製作所を吸収合併と合従連衡を経ている。
鉄系鋳造大手では他にリケン、アイシン高丘をはじめとする自動車部品メーカー、自動車以外ではクボタ、栗本鉄工所、日立金属といった産業機械メーカーが顔をそろえる。(2022/09/14調査)

鋳鍛鋼の関連企業

日本鋳造株式会社
鋳鋼品・鋳鉄品等鋳造品全般および鋳造機械の製造販売。橋梁用支承類、鋼構造製品・伸縮装置・建築構造物用接合金物・建築用柱脚の製造販売
大和重工株式会社
舶用エンジン、工作機械用の銑鉄鋳物製造 鋳物ホーロー浴槽製造
レギュラーコース月額基本料入会月無料

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