香料

香料の業界分類
香料の業界定義
各種製品に香りもしくは香味をつけるための添加物を製造する。食品添加物を除く。

香料の業界概要

フレーバーとフレグランスに大別 19年出荷額は1781億円(工業統計)
香料は食品や飲料など口に入る製品に使う「フレーバー」と化粧品、トイレタリー製品、ハウスホールド製品、芳香剤などに使う「フレグランス」に大別される。 フレーバーの顧客は食品加工メーカーや飲料メーカー、フレグランスの顧客は化粧品や日用品メーカーとなる。世界市場でみると、両者の市場規模はほぼ同じ。日本国内だけでみると、フレーバーが9割を占めているとされる。フレーバーの需要で最も大きいのがアルコール、ソフトドリンクなどの飲料業界。ついでヨーグルトなど乳業。以下、菓子、即席麺、調味料などと続く。フレーバーの製品形態には水溶性香料、油溶性香料、エマルジョン(乳化香料)、粉末香料がある。
原料で分けると、花やオレンジなど天然素材の香り成分を圧搾、抽出、蒸留などの物理的手段や酵素処理して作る「天然香料」と、化学物質を合成することにより作られる「合成香料」がある。天然香料は植物由来のものが大半だが、最近ではビーフヤポーク、チキンなどの食肉類(動物性たんぱく質)や鰹節、ホタテ貝などの魚介類、エビやカニなどの甲殻類の抽出物が動物性天然香料として利用されている。天然香料は食品衛生法で「動植物より得られる物又はその混合物で、食品の着香の目的で使用される添加物」と定義され、使用できる612品目の動植物名が記載されている。(2022/06/06調査)
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2022/06/10 05:17 更新

香料の市場動向

21年の国内生産額は1.1%増
フレーバーの販売量は食品・飲料の需要動向に左右される。猛暑で飲料が売れると出荷が増えるなど天候が1つの変動要因となる。香りを付けた日用品も増えており、多様な香料の需要が高まっている。日本香料工業会によると、21年に国内で生産された香料は1877億3600万円で前年比1.1%増。内訳は食品香料が1307億7900万円(1.7%増)、合成香料が305億1600万円(3.5%減)、香粧品香料が238億1300万円(7.3%増)、天然香料が26億2800万円(19.9%減)。
世界の香料需要は近年、新興国を中心とした市場の成長で、年数%の伸びを見せている。一般的に文化水準の上昇に比例して需要が増えるといわれる。世界の香料需要の8割は北米、欧州、アジア・大洋州で占めると言われている。アジアの2大新興消費国である中国とインドは今後年率10%程度の高成長が見込まれる。(2022/06/06調査)

香料の競合状況

高砂香料の前期、飲料向けが伸びる
国内1位は高砂香料工業でシェア3割超、2位に長谷川香料で約2割。上位5社程度の寡占市場になっている。
高砂香料工業はブラジルでジボタンの工場を買収し、本格的に市場開拓に乗り出すなど、国内企業では最も世界進出が進んでいる。21~23年度の中期経営計画では、最終年度の24年3月期に売上高1700億円、営業利益75億円を目標に据える。22年3月期は、フレーバー部門の売上高が6.0%増の942億9200万円。飲料向けが堅調。フレグランス部門は11.6%増の484億8100万円。米国で芳香剤向けが好調。(2022/06/06調査)
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