無機基礎化学品

無機基礎化学品の業界分類
無機基礎化学品の業界定義
主に工業原料として用いられる、無機基礎化学品(苛性ソーダ、アンモニア、硫酸等)を製造する。

無機基礎化学品の業界概要

燃料などアンモニアのエネルギー分野での活用に脚光
無機基礎化学品とは主に炭素の化合物である有機化合物を除いた基礎化学品の総称。代表的な製品としては苛性ソーダ、アンモニア、硫酸、塩酸、無機顔料などがある。
苛性ソーダは塩を水に溶かした塩水を電気分解して、苛性ソーダ、塩素、水素を生産する製法が一般的。アルミニウムや化学繊維、石けん・洗剤の原料として使用されるほか、パルプの溶解や漂白、また、さまざまな工業製品の製造に使われている。さらに、上下水道や各種産業の排水処理、還元剤として使用されるなど、非常に幅広い分野で使われている。ソーダ生産は戦後、ソルベー法→電解法→イオン交換膜法→ガス拡散電極法など様々な製造法に置き換わってきた。(2022/07/13調査)
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日経NEEDS業界解説レポート 無機基礎化学品
日本経済新聞社・2022/07/20 14:17更新・PDF形式・各約20ページ
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無機基礎化学品の市場動向

苛性ソーダ・アンモニアの相次ぐ値上げが多産業に波及
ソーダ産業とは?バランス産業”と言われる。日本のソーダ工場はコンビナート立地型と地域立地型に大別され、前者は大規模な製造設備を持ち、塩化ビニール樹脂工場への原料塩素の供給に重点を置いてきた。つまり、ソーダ単独での生産・供給というよりは、塩素との併産が主流で、その時々の主要化学製品生産の盛衰に応じて工業薬品としての生産量の増減が決まってきた。例えば炭酸ナトリウム(ソーダ灰)工場は1938年には11社が運営していたが、21世紀に入ると次々と生産を停止。最後までソーダ灰生産を続けてきたセントラル硝子・宇部工場も15年春に生産をやめた。
日本ソーダ工業会によると、2021年の苛性ソーダ販売量は4.0%増の213万6000トン。塩酸が7.2%増の124万2000トン。AGC、旭化成、昭和電工などが21年11~12月出荷分から苛性ソーダを2~3割値上げした。電気代の上昇などでコスト負担が増し、価格転嫁を進めて採算を改善する。苛性ソーダをめぐっては、東ソー、信越化学、トクヤマ、昭和電工が7~8月にかけての再値上げを表明している。(2022/07/13調査)

無機基礎化学品の競合状況

大阪ソーダ・日本ソーダ・デンカの今期予想は増収増益
国内の苛性ソーダ生産量のシェアは首位の東ソーが3割、以下、AGC、トクヤマと続く。
東ソーは製造能力で国内トップに立つ塩素分野では、政府の要請を受けて、消毒液原料の次亜塩素酸ナトリウムを国内3工場で最大1割増産。22年3月期は増収増益。苛性ソーダ販売量が増えた。(2022/07/13調査)

無機基礎化学品の関連企業

日産化学株式会社
機能性材料、農業化学品、医薬品、化学品の開発、製造、販売
レギュラーコース月額基本料入会月無料

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